迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊──EXPO'70 壱 「あの日は今」

2025-02-06 23:50:00 | 浮世見聞記
押入れに長らく仕舞ったままになってゐたアルバム群のひとつから、昭和四十五年五月の大型連休中に出かけたことが記されてゐる、大阪の千里丘陵で開催された「日本万国博覧会」──“EXPO'70”の冩真が數枚出てきた。



と云ふわけで、その場所の令和現在を一見せばやと存じ候。





昭和四十五年(1970年)3月15日(日)から9月13日(日)の半年、183日間にわたって開催され、6千4百萬人以上が訪れたと云ふ戰後ニッポンが國の威信をかけた萬國博覧會の會場は、閉會後に萬博記念公園として再整備され、現在に至る。



『人類の進歩と調和』を基本理念としたこの催しでは、世界76ヶ國他が参加しただけに、實に多種多様な出来事に富んでゐたやうだが、それは今回の噺ではないので他者に譲り、冩真に殘るパビリオン(展示館)のその跡を訪ね行かん。


「三菱未来館」




「せんい館」遠景




「エチオピア館」





つづく






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