迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

薫風藥湯。

2022-05-22 19:18:00 | 浮世見聞記


今年はやけに日數の少ない、“五月晴れ”に恵まれた一日。

晴天となってもジメリとした不快な湿り気があったり、昨日のやうなイヤらしい雨の降り方をしたり、今年の五月は梅雨前のカラリとした氣分になかなかさせてくれず、それが苛立ちを呼んだりする。


季節の一里塚である花は、すでに梅雨の支度を始めてゐる。



花は人の心を中和させる藥なり。



道沿ひの花回廊にはウスベニアオイ。

ハーブティーの原料にして、風邪藥の原料云々。


そして、目にも優しいココロのクスリ。










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