昨夜の22時台に自由が丘~都立大学間でさういふ重大事故が發生したことを、今朝に知る。
建設現場におけるこのテの事故、いまや當然の如く頻發するやうになった、と強く思はずにはゐられない。
そのほか、歩行者の頭上へ鉄骨や工具が落下するなど、かつては安っぽいTVドラマのなかだけと思はれてゐたことが、いまや現實に起きるやうなった。
近頃の新築物の外観が示してゐる如く、それだけシゴトも安っぽくなったからだらう。
道を歩ひてゐて建設現場に行き當たれば必ず反対側を通り、またそれが出来ないときは足早に通り過ぎる──
今はなんでも、自衛の時代である。
それにしても、運行間隔の狭い東横線、電車の通過中に直撃しなかったことは、不幸中の幸ひだ。