昨年正月に引退した東急8500系が、今秋頃より催事専用の臨時列車として一編成が四両編成化されて復活云々。
一度引退した車両の形式を改めて再登場させるのがお家藝な東急にしては珍しく、そのままの形式で復活させる對象は“青帯”8637編成云々、現役時代に撮っておいた一枚がどこかにあるハズだが、ハテどこだったかしらん。
かつては東急の最大勢力にして、私も當り前のやうによく乗り、それでゐて食傷しないところはさすが「ローレル賞」もの、“オトナの事情”で引退がたびたび引き伸ばされ、つひにさうなった後は地方譲渡車を除いて全廢されたと思ってゐたが、“青帯”一編成が殘されてゐたとは知らなんだ。
まさに、“不死鳥”ここにあり。
動態保存も兼ねてゐると云ふ今回の復活計画、どうせ線路は全て繋がってゐるのだから、東急全線で臨時運転したら、いかにも復活劇らしくて面白いと思ふのだが。