千葉県松戸市の、「戸定邸」を訪ねました。
これは、徳川慶喜の実弟で最後の水戸藩主・徳川昭武が明治時代に住んだ邸宅を整備・公開したもの。
敷地内の「松戸市戸定歴史館」では“徳川昭武のみた明治のまつど”展として、昭武が明治後期に趣味で自ら撮影した写真が展示されていました。
いづれも画質がとても鮮明であるばかりでなく、庶民の日常の、その時その瞬間を見事に写し取っていて、当時の人の息遣いを、百年の時空を超えてそのまま伝えるような撮影の腕前は、硬くて澄まし返った雰囲気のものが多い当時の古写真とは、明らかに一線を画しています。
特に気に入ったのは、明治40年に撮影された「江戸川の日没」。
夕陽が地平線へ沈むところを、川のほとりから捉えた構図は、モノクロでありながらカラーを超えた美品で、川風すら感じたのは私だけでしょうか?
歴史館の斜め前が、戸定邸。
まるで迷路のようなつくりで、内装がこじんまりとしているのは、当時の日本人は現代と違って小柄だったからでしょうかね。
これは、徳川慶喜の実弟で最後の水戸藩主・徳川昭武が明治時代に住んだ邸宅を整備・公開したもの。
敷地内の「松戸市戸定歴史館」では“徳川昭武のみた明治のまつど”展として、昭武が明治後期に趣味で自ら撮影した写真が展示されていました。
いづれも画質がとても鮮明であるばかりでなく、庶民の日常の、その時その瞬間を見事に写し取っていて、当時の人の息遣いを、百年の時空を超えてそのまま伝えるような撮影の腕前は、硬くて澄まし返った雰囲気のものが多い当時の古写真とは、明らかに一線を画しています。
特に気に入ったのは、明治40年に撮影された「江戸川の日没」。
夕陽が地平線へ沈むところを、川のほとりから捉えた構図は、モノクロでありながらカラーを超えた美品で、川風すら感じたのは私だけでしょうか?
歴史館の斜め前が、戸定邸。
まるで迷路のようなつくりで、内装がこじんまりとしているのは、当時の日本人は現代と違って小柄だったからでしょうかね。