七月の初日は午前中から雨が降ったり止んだり、向かふの山々には雨雲が乗っかり、一日を通してベタつく蒸し暑さが續く不快さから始まる。調子が上がらず、何も手につかぬまま終はりさうで、これではいかん、と氣を取り直して散歩に出る。時期を過ぎつつあるアジサイと入れ替はるやうにヒマワリが姿を見せて、季節(じかん)は確實に夏へ向かってゐることを私に知らせる。今年の夏は、どうせまた炎暑酷暑であらうこと以外は、まった . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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