「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        ふさわしくない瑞穂の国の夫婦別姓

2009-11-08 05:13:40 | Weblog
5日の小ブログで国会中継での福島みずほ内閣府特命担当大臣のスカートについて
書いたところ、古い友人からメールを頂戴した。彼の奥方もテレビで福島大臣のスカー
トの丈が気になり直接大臣の事務所に電話して注意したそうだ。その結果スカートの
上に白布を置いたが、置き方が悪く"総理の顔より大臣の股”の方が大写しになるの
で再度丁寧に置き方を伝授したそうだ。

僕ら昭和1ケタ生まれは、戦前日本の国は豊葦原の瑞穂の国だと教えられ、その瑞
穂の美しい国の女性は大和撫子として美しく振舞うような教育を受けてきた。とても
今の若い女性のように人前構わず車中で化粧をしたり、飲み食いするようなことは許
されなかった。

福島大臣と千葉景子法務大臣は夫婦別姓実施の"旗振り役”だとのこと。今国会に民
法を改正して選択性の夫婦別姓案を提出するという。僕はお二人が行儀が悪いとか無
作法などと批判しているわけではないが、夫婦別姓制度は豊葦原の瑞穂の国には相応
しくないと思う。

夫婦別姓推進派は、僕の目にはどちらかといえば、個性派で自我が強い人物に映る。あ
まり社会との調和など無関心な人が多いように見える。夫婦二人だけなら別姓も結構か
もしれないが、二人の間に生まれた子供はどうなのか。ある高校生対象の調査によると
60%以上が反対だという。それでなくとも核家族化が進行し、家族の絆が失われ、おかし
な社会になってきている。夫婦別姓は豊葦原の瑞穂の国にはふさわしくない。