「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

     市橋達也 身体髪膚(はっぷ)を毀傷した罰

2009-11-11 06:29:22 | Weblog
英会話講師の英国人女性の遺体を放棄した容疑で指名手配されていた市橋達也が
昨日、大阪のフェリー乗場で逮捕された。事件当時とは整形手術して顔形を変えてい
た。僕はこの事件発生直後、小ブログで2回にわたり、事件の國際性と残虐性から一
日も早い解決を望み、犯人の自首を訴えた。その意味では市橋が2年半も逃げまわっ
ていたのは残念だ。

僕は市橋は親からもらった身体を勝手に変えてしまった当然の報いだと思っている。昔
習った漢文に「身体髪膚これを父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始めなり」(孝教)
というのがあった。市橋はこれをあえて毀傷したのだから孝の始めどころか不幸の始まり
である。しかも他人の身体まで毀傷しているのである。

音楽ファンには怒られるかもしれないが、先日不自然死したマイケル・ジャクソンの顔もそ
うである。整形に整形を重ねたあの顔は、やはり創造主の怒りを買ったに違いない。

僕は整形外科そのものを否定するわけではない。火傷などの痕跡を整形したり出産時の
不自然な顔を治したりするのは当然である。しかし、なんのために鼻を高くしたり、一重ま
ぶたを二重まぶたにするのだろうか。それにしても今回の事件を通じて、整形手術がカネ
を出せば、こうも簡単に行われるのかを知って驚いた。こういった手術は、果たして仁術と
呼べるのだろうか。