「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ホテルにランクづけしてはどうか

2015-10-04 06:34:50 | 2012・1・1
朝夕食づき二人で1万2千円というネットのうたい文句に騙されたわけではないのだが、駅前に最も近いという理由から長野のアベスト.ホテルに老妻と一緒に1泊した。老妻の小学校の同窓会の会場にも近く、僕の選択は間違いなかったのだが、老人には厳しすぎた。ホテルの2階のレセプション(フロント)までの昇るエスカレーがない(頼めばやってくれるのだが)驚いたのは部屋に電話がなく、寝間着もないことだ。ケータイ時代、固定電話は必要ないという判断からなのだろう。前もって寝間着の用意がないなら、準備していったのに。悪口ついでに言うならば、三階のエレベーターから部屋まで行く廊下が暗く、鍵の開閉にも困るぐらいだ。室内には段差が多く、トイレへ入るのにも一苦労だ。

東京は”爆買い”外国人の増加もあって、ホテルを予約するのが困難だそうだが、今、長野は7年に一度の御開帳も終わり、それでなくとも平成10年の冬季五輪を当て込んんで建てたホテルはあま気味のようだ。ビジネスマンは新幹線で1時間半の距離なので日帰り出張が多くなる。従ってってホテル側は客集めにあの手、この手のサービスを案出している。アベストホテルも狭い部屋に見合わない大きな無料按摩器があり、フロントではコーヒをサービスしたりしている。

ホテルのなかに”ホテル”と”ビジネスホテル””ラブホテル”など区別があるのは、恐らく日本だけだろう。僕らは価格や立地条件などから、その区別は判断できるが、外国人は多分出来ないだろう。2020年東京五輪は”おもてなし”だそうだが、それ以前の問題として、ホテルの格付けをしたり、”ラブホテル”の名称を変えたりする整備が必要なのではないだろうか。日本にはまだ”セックスホテル”があるとネットで紹介され悪口を言われないためにもである。