知人が主宰している「史実を世界に発信する会」がユネスコの「南京虐殺」世界遺産登録に抗議して史実を英文で世界に発信した。その文書の中に関連資料としてユネスコのイリア.ボコビア事務局長(ブルガリア元外相=女性)が今年9月、北京の天安門広場で繰り広げられた「抗日戦争勝利70周年記念軍事パレードに習近平国家主席と一緒に映っている写真があった。これを見て僕は、中国の”歴史戦”に対する戦略の一端を垣間見た。
松浦晃一郎ユネスコ前ユネスコ事務局長が記者会見で”「南京虐殺」が世界記憶遺産に登録されたのは日本の敗北であり、その敗因は中国の中長期にわたる作戦、例えば、しっかりとした学者のネットワークを作っていたのをわが国が気がつかなかったからだ”と述べている。安倍総理も同じような意見のようで、敗因はわが国が組織的な活動をしてこなかったからだとしている。自民党の外交部は、今回のユネスコの決定に抗議してユネスコへの分担金を停止すべきだとしているが、安倍総理はこれには触れていない。
「河野談話」の河野洋平元衆院議長が、日本外国特派員協会での記者会見で、今回のユネスコ決定に対する対抗措置として、わが国が分担金を停止すべきだという意見があるが恥ずかしい限りだと述べたという。さらに、南京で虐殺があったのは日中両国とも一致していると発言したとのことだ。河野洋平氏は過去の慰安婦発言についても反省がない。申し訳ないが「南京虐殺」についても認識が誤っている。わが国が問題にしているのは、虐殺の人数の違いではない。歴史認識の問題である。過去のトラブルメーカーは、もう公開の場で発言すべきではない。
松浦晃一郎ユネスコ前ユネスコ事務局長が記者会見で”「南京虐殺」が世界記憶遺産に登録されたのは日本の敗北であり、その敗因は中国の中長期にわたる作戦、例えば、しっかりとした学者のネットワークを作っていたのをわが国が気がつかなかったからだ”と述べている。安倍総理も同じような意見のようで、敗因はわが国が組織的な活動をしてこなかったからだとしている。自民党の外交部は、今回のユネスコの決定に抗議してユネスコへの分担金を停止すべきだとしているが、安倍総理はこれには触れていない。
「河野談話」の河野洋平元衆院議長が、日本外国特派員協会での記者会見で、今回のユネスコ決定に対する対抗措置として、わが国が分担金を停止すべきだという意見があるが恥ずかしい限りだと述べたという。さらに、南京で虐殺があったのは日中両国とも一致していると発言したとのことだ。河野洋平氏は過去の慰安婦発言についても反省がない。申し訳ないが「南京虐殺」についても認識が誤っている。わが国が問題にしているのは、虐殺の人数の違いではない。歴史認識の問題である。過去のトラブルメーカーは、もう公開の場で発言すべきではない。