阿倍晋三総理と韓国の朴菫恵大統領との会談が終わった。慰安婦問題については”将来世代の障害にしないため早期の妥結を目指して外務省局長交渉の加速化”で一致した。しかし、産経新聞の見出しは「日韓”慰安婦”平行線」である。最初、テレビの報道で、慰安婦問題交渉を加速化という言葉が耳にしたとき、僕は安倍総理が”慰安婦問題は日韓基本条約で解決済実”の基本的な日本の立場を変えたのかと錯覚した。しかし、そうではないようで安心した。
朴菫恵大統領、会議所で精いっぱいの愛嬌を振りまいていた。会議の成果についても”雨降って地固まる”と評価しているようである。しかし。ここ数年両国関係がギクシャクし始めたのは、李明博前大統領の一方的な竹島上陸や朴大統領のかたくなな”従軍慰安婦”による反日政策である。日本が雨を降らせたのではなく、降らせたのは韓国側である。折角、3年半ぶりに開かれた首脳会談である。この友好関係を維持するためには韓国が、これ以上雨を降らせないことだ。
一方的に問題をこじらせている「従軍慰安婦」問題が、外務省の局長級会談を加速化したって根本解決するとは思えない。過去に「アジアのための女性基金」という好例がある。日韓基本条約で解決済みの問題を、変な情報に踊らされて、妥協したため、問題をこじらせただけで何の成果もなかった。安倍総理は先の70年談話でも”将来世代”に言及しているが、歴史を曲げてまでして慰安婦問題で妥協してはならない。歴史事実はきちんと後世に伝えるべきである。変に妥協すれば、”従軍慰安婦”は、韓国だけではなく世界中にその汚名が拡散してしまう。
朴菫恵大統領、会議所で精いっぱいの愛嬌を振りまいていた。会議の成果についても”雨降って地固まる”と評価しているようである。しかし。ここ数年両国関係がギクシャクし始めたのは、李明博前大統領の一方的な竹島上陸や朴大統領のかたくなな”従軍慰安婦”による反日政策である。日本が雨を降らせたのではなく、降らせたのは韓国側である。折角、3年半ぶりに開かれた首脳会談である。この友好関係を維持するためには韓国が、これ以上雨を降らせないことだ。
一方的に問題をこじらせている「従軍慰安婦」問題が、外務省の局長級会談を加速化したって根本解決するとは思えない。過去に「アジアのための女性基金」という好例がある。日韓基本条約で解決済みの問題を、変な情報に踊らされて、妥協したため、問題をこじらせただけで何の成果もなかった。安倍総理は先の70年談話でも”将来世代”に言及しているが、歴史を曲げてまでして慰安婦問題で妥協してはならない。歴史事実はきちんと後世に伝えるべきである。変に妥協すれば、”従軍慰安婦”は、韓国だけではなく世界中にその汚名が拡散してしまう。