「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

老人の尋ね尋ねの「新宿バスタ」行き

2016-04-07 05:36:19 | 2012・1・1
新装なった新宿の高速バスターミナル「新宿バスタ」へ昨日見学を兼ねて予約の切符を買いに出かけた。毎年、桜のこの時季、40年前勤務した民放のOB会がある。時間が余るほどある老人である。何も急いで新幹線で行く必要もない。それより、バスの方が新幹線に比べて、ずーっと格安なのが年金生活者にとっては魅力なのだ。さらに、身障者の僕は料金が半分になる特典がある。

例年は電話で前もって予約し、当日切符を購入することにしていたが、今年は何故か電話が通じない。「新宿バスタ」が出来たためか、どうかは判らないが、当日、迷うのもイヤなので事前調査をかねて出かけた。「新宿バスタ」は、駅周辺に散在し、判りにくかった高速バス乗り場を国が15年かけて1か所にまとめたバスターミナルである。JR新宿駅に直結して便利だ。施設も空港みたいで便利だと評判は上々だ。

至りつくせリの「新宿バスタ」だが、頭のかたくなになった老人には、たどり着く前に2回も”道を尋ねた”。一回は「バスタ」があるJR「新南口」の表示がプラットホームになかった(写真)ため、僕は間違って「南口」に出てしまった。甲州街道を挟んで「パスタ」の建物が見えたが、”雨にも濡れず”といううたい文句を信じて駅員に”濡れず”に行ける方法を尋ねてしまった。

切符を購入した帰りには係員に聞き、無事”雨に濡れず”に「新南口」(写真)から乗車出来たが、ホームまでの連絡道が老人には長い。重い大きな荷物を持っていては苦痛である。たまたま僕が間違った「南口」の方が便利かもしれない。以上、老人の「新宿バスタ」尋ね尋ねの印象記。