「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ボランティアの皆さん頑張って下さい

2016-04-22 05:21:32 | 2012・1・1
熊本大地震は14日の最初の地震が起きてから1週間経過したが、収束の気配がみられない。依然として1万人の方々が避難生活ををされているが、今日22日から県内各地の市町村で、ボランティア活動が始まった。最大の被災地の一つ、益城町では昨日受付が始まると、早くもボランティア.センター前には、志望者が100人も列を作っていた。

僕ら高齢者世代には「ボランティア」の言葉は馴染薄く、また、やりたくとも出来ない年齢だが、何故か5年前の東日本大震災発生直後の菅直人内閣が、大津波でまだ10万人もが行方不明だったり、福島原発事故の収拾がつかず、国内が騒然としているさ中の13日、いち早く辻元清美議員をボランティア担当首相補佐官に任命した、事を思い出す。被災現場ではボランティアの支援を受け付けるどころではなかった。結局、民主党内閣のパーフォマンスで、機能せず税金のムダ遣いのようであった。

インターネットで被災地市町村のボランティア支援受付のHPを見たが、市町村の社会福祉協議会が中心となって受け入れ案を作成している。災害復興に当たっては、ボランティアの支援はなくてはならない存在である。恐らく世界に冠たる制度であろう。敗戦時の昭和20年10月、東京の中学3年生だった僕らは、空襲の焼跡整理に学校から動員された。当時は、とてもボランティアといった発想はなかったし出来なかった。ボランティアとは、あくまで個人の自発的な意思によるものだ。ボランティアの皆さん、頑張ってください。