「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

八重桜満開、春爛漫の砧(きぬた)公園

2016-04-21 06:34:06 | 2012・1・1

昨日、近くに住む70年来の旧友に”突然”声をかけられて都立砧(きぬた)公園へ弁当持参で花見に出かけた。実は昨日は小学校時代の3人だけの同期会が予定されていたのだが、1日前になって、突然一人から体調を毀したと連絡があった。2週間も前に予定を決め、そのために誘われた別の会合をキャンセルしていた。老人の約束事は難しい。

半年ぶりの砧公園である。昨年11月訪れた時、園内は紅葉前の晩秋のたたずまいだったが今回は違う。染井吉野の桜は葉桜に変り、あでやかな八重桜が満開、まさに春爛漫であった。80歳半ばの二人は八重桜の下、コンビニで買ってきた酎ハイで乾杯、安弁当に舌つつみをうった。人生、この年まで生きられればあとは”余禄”である。おおいに楽しもうというのが二人の一致した意見であった。