今日、2月16日は86歳の誕生日である。昔、日本人が正月に一つ齢を重ねていた頃、一休さんが詠んだ一句”門松や冥途の道の一里めでたきもあり、めでたきもなし”というのがる。70歳代までは僕もその心境だったが、80歳代半ばをすぎると、”めでたさ”だけ、すなおに長寿を祝う気持ちになってきた。
国立がん研究センターの調査によると、全国20施設で胃、大腸、肺、肝臓など16部位のがんと診断された患者の10年後の生存率は58.5パーセントとある。部位によって違うが、僕が4回、入院手術した膀胱がんは、76パーセント、二回手術した大腸がんは76.3パーセンと幸い死亡率は低い。現在、僕は膀胱がんの事後検診は4年目、大腸がんは2年目の追跡年に入っているが、元気で誕生日を迎えられることは、めでたき限りである。
長寿であっても健康でなければ何にもならない。若い時には暴飲暴食、ヘビースモカーであったが、さすがに歳と共に健康に留意するよになった、大腸がんの手術後は60年来の晩酌も止めた。煙草は40余年前にスットプしている。当然のことだが、長生きを望むのなら、世間で”しないほうがよい”ということはやはり、しないほうがよい。昨年、103歳の長寿をまっとうされた先輩から頂戴した言葉を想い出し、改めて自戒とすることにした。①慎みを忘れないこと②腹をたてないこと③とりみださないこと④悪口を言わないこと⑤身だしなみをよくすること。
国立がん研究センターの調査によると、全国20施設で胃、大腸、肺、肝臓など16部位のがんと診断された患者の10年後の生存率は58.5パーセントとある。部位によって違うが、僕が4回、入院手術した膀胱がんは、76パーセント、二回手術した大腸がんは76.3パーセンと幸い死亡率は低い。現在、僕は膀胱がんの事後検診は4年目、大腸がんは2年目の追跡年に入っているが、元気で誕生日を迎えられることは、めでたき限りである。
長寿であっても健康でなければ何にもならない。若い時には暴飲暴食、ヘビースモカーであったが、さすがに歳と共に健康に留意するよになった、大腸がんの手術後は60年来の晩酌も止めた。煙草は40余年前にスットプしている。当然のことだが、長生きを望むのなら、世間で”しないほうがよい”ということはやはり、しないほうがよい。昨年、103歳の長寿をまっとうされた先輩から頂戴した言葉を想い出し、改めて自戒とすることにした。①慎みを忘れないこと②腹をたてないこと③とりみださないこと④悪口を言わないこと⑤身だしなみをよくすること。