「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

民進党の支持率低下と議員の品位

2017-02-23 06:01:54 | 2012・1・1
南スーダンの黒煙平和維持活動(PKO)をめぐる国会での民進党の追及は問題の核心を離れて稲田朋美防衛大臣”いじめ”のようにみえてならない。その先鋒の一人、後藤祐一議員(47)の態度は特に居丈高で見苦しく,僕は彼がテレビの画面に出ると、他のチャンネルに切り替えるほどだ。

その後藤議員が防衛省が提出した資料にイチャモンをつけ、大声をあげて女性職員を威嚇”勤務評価をさげてやる”と大声を出したとい。さすがに稲田大臣からの抗議で謝罪したようだが議員としての品格にかける、後藤議員は先年、泥酔してタクシ―運転手に絡み警察に通報された”前科”があるが、今回は飲酒していなかった模様である。

もう一人”稲田いじめ”の先鋒、辻元清美議員が国会の公聴会を無断欠席して、民進党が次の政府攻撃の目標としている大阪府豊中市の国有地払い下げ現場を同僚の玉木雄一郎議員と視察していたという。彼らは国会をどう考えているのだろうか。テレビで国会中継がある時だけ”出演”するのであろうか。

民進党の支持率がここにきて激減している。NHKの調査によると、今年1月あった8.7%の支持率が2月には6.4%と下落、野党第2党の共産党の4.4%に並ばれそうだ。2009年9月、鳩山内閣発足時、内閣支持率は72%もあった。この凋落ぶりの原因は何なのか。3年3か月の悪政が第一の原因だが、その反省もなく、あい変わらず相手の揚げ足取りに終始しているのが原因ではないのだろうか。

豊中市に国有地払い下げ問題は、メディアの報道を聞いていると、何かおかしい気がする。しかし、民進党が鬼の首をとったかのように国会で追及すると、またぞろ”ブーメラン”になって帰ってくるのでは。建設的な国会審議がない限り、この党は浮上してこない。