「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

拍子抜け、だけど見事な小池知事の記者会見

2017-02-17 06:07:36 | 2012・1・1
”舌戦激化”注目の(小池知事の)定例記者会見生中継”という新聞のラテ欄のキャッチ文句につられて昨日の午後、TBS系の「ゴゴスマ」にチャンネルを合わせたが、、まったく拍子抜けでがっかりした。今、発売中の週刊誌の広告に”石原慎太郎 独占インタビュー70分・小池百合子は総理の器ではない”(週刊新潮)、”石原慎太郎 都政豪遊全記録ん”(週刊文春}と派手な見出しが躍り、TBSならずとも小池知事が何を言うか興味があった。

TBSの番組は通常午後2時からの記者会見にあわせて1時50分から始まったが、昨日は知事の都合で会見が始まったのは午後3時から、それも”舌戦”を期待していた質疑はCMがかぶり生放送ではない。ビデオで聴いてみると、小池知事は記者の石原慎太郎氏の発言について質問したところ、たんたんと、ファクト(事実)を知りたいだけです”と答弁していた。TBSは会見に出席した記者にあらかじめ、知事の”舌戦”を期待して質問を用意していたが、司会者からの指名がなく空砲に終わった。

記者会見での質問は都政でのライフワークの実態とか、島よ地域での電気自動車の実験とか、あまり週刊誌やテレビ野情報番組のネタにならないものばかり。一方、知事は都民が予算について、もっと関心を持ってもらいたいと”メリチャン””ハリチャン”(メリハリをつけたという意)人形を作ったと記者たちに披露するなど自信たっぷり。これでは石原慎太郎さんが小池知事に”口撃”をかけても勝てそうもない。