「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

防止に役立っているのか 「緊急」と「蔓延」二つの区別

2021-05-14 09:30:36 | 2012・1・1
政府は14日のコロナ対策会議で群馬、石川、熊本3県から要請がある「蔓延等重点措置」うけ入れ16日るから6月30日まで適用するようだ。これで全国の「蔓延」適用地域は神奈川、千葉、埼玉ど、沖縄、岐阜、三重、愛媛7県に加え10県になる。このほか、北海道、広島、岡山1道2県が「緊急」宣言入りが認められ、「緊急」は東京、大阪、京都、兵庫、愛知、福岡11都道府県になった。
 
正直言って行政にうとい僕に「曼延」と「緊急」との区別がよく分からないが、わが家の購読紙は「蔓延」に「緊急」に”準ずる”措置とい形容詞をつけているから内容はほぼ同じとみてよいのだろう。
 
コロナ変異株の入れ替わり発生で全国の感染者数がここ連続3日、6000人台を記録しているが、北海道では13日、過去最多の712人を記録した。これを受けて鈴木直道知事は国に対して札幌市限定の「緊急」発令を要請した。北海道は実施中の「蔓延」との関係をどう調整するのだろうか。6都府県に対する「緊急」期限も5月末までだが、新しく「蔓延」が適用の3県6月30日まで、これも調整が必要だ。国にはその調整機関があるのだろうか。
    
問題は「緊急」と「蔓延」と区別する意味があるのだろうか。逆効果がある気がするのだが。