「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

一般人へのワクチン接種朗報ではないのか 菅義偉総理の記者会見

2021-05-29 08:33:19 | 2012・1・1
9都道府県に対する緊急事態宣言の期限再再延期を決定した昨夕、菅義偉総理の記者会見を難聴気味のためラジオのイヤフォーンで聴いた。総理の国民への謝罪ばかりが目立ったが、その中で総理がコロナ.ワクチン接種について6月中旬以降一日100万回体制が出来、高齢者接種にめどがついた自治体から6月中に一般人へ接種が開始されると明言した。

政府のコロナワクチン接種政策は正直言って後手後手で円滑といえない。90老の僕は周囲のお助けで何とか一回目の接種を終えたが二回目はまだだ。やっと集団接種で軌道に乗ってきたが、接種は65歳以上の老人だけだ。一般の働き世代は どうなっているのか心配していた。そんな中での菅総理の一般人接種についての初めての発言である。

開催まで50数日に迫った東京五輪、それを前に一般人に対するワクチン接種が部分的にせよ開始できるというのは朗報である。大風呂敷では困るが、一般人への接種はすでに一部新聞で掲載済みのことだ。東京の江東区では6月15日から区民に接種券が配布され、早ければ29日から接種が可能だという。(産経新聞28日付け27面東京版)

コロナ禍終息の決め手はワクチン接種しかない。幸いわが国はすでに量的には十分のようだ。問題は接種のスピードアップである。緊急事態宣言発令でいろいろ対策、対応がとられているが、ここはワクチン接種一本にしぼってでもよいのではないか。