戦前小学校の地理の時間で”「野付牛」は世界一のハッカの生産地”と学んだ。しかし、野付牛の名前は昭和17年の市名変更で今は北見となり、天然ハッカは人工にとって代わられた。かって北見市といえば内陸部だけだったのが町村合併でオホーツク海沿岸の常呂町まで入り、面積は北海道一、全国でも四番目。ハッカではなくて玉ねぎの生産量、出荷量がともに北海道一,日本の玉ねぎの四分の一は北見産である。それにカーリング発祥の地として最近有名になってきた。
カーリングは今でこそウィンター.スポーツの人気競技の一つだが日本での歴史はまだ新しい。筆者が札幌に勤務していた1981年、常呂町(当時)から初めてNHKがテレビ放送している。いわば北見は発祥の地だ。先年女子の世界選手権で2位に入賞して以来人気が高まってきた。その時話題になったのが、北見生まれの選手が”もぐもぐ.タイム”(ハーフ.タイム)の休憩時間に食べていた菓子だ。北見にはハッカの伝統からかハッカ原産の豆や飴でおいしいのが多い、なかでも甘納豆にハッカをコートした「樹氷」がおいしい.。
なぜ野付牛を北見に変えたのか。定かではないが野付牛はアイヌ語の”ヌ.プンチン”、最果てという意もあるらしい。それに「牛」の字に抵抗があったのかもしれない。これに対して北見は幕末の探検家、松浦武四郎の時代からこの地方は北海岸と呼ばれ、晴れた日には樺太(サハリン)も見渡せるという意味で北見という言葉があった。今の発展をみると改名は正しかったかも。
カーリングは今でこそウィンター.スポーツの人気競技の一つだが日本での歴史はまだ新しい。筆者が札幌に勤務していた1981年、常呂町(当時)から初めてNHKがテレビ放送している。いわば北見は発祥の地だ。先年女子の世界選手権で2位に入賞して以来人気が高まってきた。その時話題になったのが、北見生まれの選手が”もぐもぐ.タイム”(ハーフ.タイム)の休憩時間に食べていた菓子だ。北見にはハッカの伝統からかハッカ原産の豆や飴でおいしいのが多い、なかでも甘納豆にハッカをコートした「樹氷」がおいしい.。
なぜ野付牛を北見に変えたのか。定かではないが野付牛はアイヌ語の”ヌ.プンチン”、最果てという意もあるらしい。それに「牛」の字に抵抗があったのかもしれない。これに対して北見は幕末の探検家、松浦武四郎の時代からこの地方は北海岸と呼ばれ、晴れた日には樺太(サハリン)も見渡せるという意味で北見という言葉があった。今の発展をみると改名は正しかったかも。