中国ウィグル新疆自治区の鉄道駅でまたテロ事件が起き、数十人が死傷した。習近平国家主席が現地を視察し、地元の警察に対して”倭寇を退治した、武将戚継光に習い、テロ対策をせよ”と訓示した直後の事件である。倭寇退治の秘訣は役にたたなかったようだ。戚継光は明時代の武将で、土民兵に新戦術を伝授し、倭寇やモンゴルの反乱に功があった人物とされている。倭寇は13世紀から16世紀にかけて、中国沿岸部で海賊行為をした日本人だと、中国では言われているが、大半は中国人だったという説もある、
習近平氏は「歴史の教訓」として戚継光の倭寇を持ち出したが元寇はご存知だろうか。元寇は倭寇に先立つ鎌倉時代、当時中国を支配していた元の国は朝鮮半島の高麗と組んで、二回(、文禄、慶長)”10万余騎”でわが国に攻め込んできた。幸い「神風」が吹き退散した。
習近平氏の「倭寇」発言が、今の尖閣問題に絡んでいるかどうか解からないが、当時の元は日本だけでなくサハリンから遠くジャワまで軍を出している。ジャワではマジャパイト王国の時代であったが、面白いのはジャワでも季節風が吹き、遠征軍は全滅している。今、連日のように尖閣に警備挺を出し”威嚇”しているが、南シナ海の南沙列島でも同じ行為をしている。
”歴史は繰り返す”ともいう。習近平氏は倭寇と同時に元寇も想い出して欲しい。元寇では神風が吹き、日本だけでなく各地で新緑遠征軍は敗北している。それにしても戚継光将軍の武勲を例に出し、新戦術を訓示したのに、どの翌日、大きなテロ行為が発生するとは、いったい現地の治安は、どうなっているのだろうか。
習近平氏は「歴史の教訓」として戚継光の倭寇を持ち出したが元寇はご存知だろうか。元寇は倭寇に先立つ鎌倉時代、当時中国を支配していた元の国は朝鮮半島の高麗と組んで、二回(、文禄、慶長)”10万余騎”でわが国に攻め込んできた。幸い「神風」が吹き退散した。
習近平氏の「倭寇」発言が、今の尖閣問題に絡んでいるかどうか解からないが、当時の元は日本だけでなくサハリンから遠くジャワまで軍を出している。ジャワではマジャパイト王国の時代であったが、面白いのはジャワでも季節風が吹き、遠征軍は全滅している。今、連日のように尖閣に警備挺を出し”威嚇”しているが、南シナ海の南沙列島でも同じ行為をしている。
”歴史は繰り返す”ともいう。習近平氏は倭寇と同時に元寇も想い出して欲しい。元寇では神風が吹き、日本だけでなく各地で新緑遠征軍は敗北している。それにしても戚継光将軍の武勲を例に出し、新戦術を訓示したのに、どの翌日、大きなテロ行為が発生するとは、いったい現地の治安は、どうなっているのだろうか。