その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

欧州の共通言語

2010-05-27 06:47:49 | ロンドン日記 (日常)
欧州主要拠点のマネジャー会議の後、メンバーで、近くのパブで食事をしました。各オフィスの近況、最近生まれた子供の話、日曜日に走ったフルマラソンの話し(→これは私ネタ)などなど、話題には事欠きませんが、やはり一番盛り上がるのは数週間後に開催を控えたワールドカップサッカー。

今日のメンバーは、ドイツ人・フランス人・イギリス人・スペイン・オランダ人・日本人。全て出場国の人ですから、盛り上がらないわけがありません。

残念ながら、JAPANの存在感は0に近いです。中には、「JAPANも出てるんだ!」などとのたまう失敬な奴も。日本以外は何処が優勝してもおかしくない国ばかり。彼らと話していると、既に関心は決勝トーナメントに絞られているようです。「予選で、如何にチームを作れるか次第だよね」という発言がいろんなとこで聞かれますから。「1勝ぐらいして欲しいよなあ」と心から願っている私とは、全然世界が違います。

それにしても、サッカーというスポーツが如何に欧州の共通言語であるかということを実感します。欧州内の各地を訪れる度に、欧州の多様性に驚かされる私が、「欧州」を感じるのは、サッカーと通貨(ユーロ)ぐらいです。観るのは好きだけど、戦術や技術にも詳しくない私でも、サッカーという話題だけでかなり欧州人と距離感が縮まるのは間違い事実です。

彼らに日本を見直させるためにも、「ガンバレ、サムライJAPAN!」
コメント
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