フィレンチェ5月音楽祭を見に行く予定が、ストライキにより公演中止となってしまい(経緯はこちら→)、ただの観光旅行になってしまったフィレンチェから先ほど帰還。
天気は今日こそ太陽が少し覗いたものの、昨日は雨時々曇りのあいにくの天気。おまけにこの週末前後はイギリスだけでなく大陸各国もメーデーとかで祝日なところが多く、そんな時にフィレンチェに行くなんて、ゴールデンウィークに日光に行くようなもので、我ながらアホだなあと思いましたが、案の定、すごい人出でした。公演予定だった『影のない女』は予習をしたものの、フィレンチェについては殆ど下調べなしの行き当たりばったり。それでも、さすがフィレンチェ。すごいものをいくつか見させてくれました。
これから気長に紹介しますが、ひとつ思ったのは、フィレンチェは上から見るのが一番。下界は人だらけだし、ルネッサンスを感じる街並みも、建物には結構落書きがあったり、路地にはゴミは落ちているはで、映画や紀行番組で見る落ち着いたフィレンチェの街並みとはひどく格差があり、少しがっかり。しかし、上から眺めるフィレンチェは息を飲む美しさでした。
夕方、雨の中訪れたミケランジェロ広場から見るフィレンチェの全景。雨のため靄がかかって写真がボケてますが、雨に打たれるフィレンチェというのも、落ち着いた風情を感じるものでした。
雨の音が街の喧騒の音をかき消してくれているような感じでした。
フィレンチェの象徴「花の聖母教会ドゥオーモ」をアップ。
その前に、ドゥオーモに並び立つ「ジェットの鐘楼」に昇りました。
414段の階段を昇り切って、テラスに出た時は、思わず息を飲みます。一面、見渡す限り、赤茶色の屋根と白や茶色の壁の建物。そんな中でも教会、礼拝堂、宮殿などがひと際目立ちます。そして、どこからともなく、教会の鐘の音が聞こえ、時として違った音色の鐘が異なる方向からも鳴り響き、鐘の2重奏に。限りなく美しく、ボーと何も考えることなく、眺め、耳を澄まします。
写真では音が伝えられないのが残念。
正面がかつてのフィレンチェ共和国政庁舎「ヴェッキオ宮」です。
正面が「フィレンチェ・ルネッサンスの典型的宮殿」(「地球の歩き方 イタリア」)であるピッティ宮です。
ドゥオーモ越しに。
至福の時間でした。
天気は今日こそ太陽が少し覗いたものの、昨日は雨時々曇りのあいにくの天気。おまけにこの週末前後はイギリスだけでなく大陸各国もメーデーとかで祝日なところが多く、そんな時にフィレンチェに行くなんて、ゴールデンウィークに日光に行くようなもので、我ながらアホだなあと思いましたが、案の定、すごい人出でした。公演予定だった『影のない女』は予習をしたものの、フィレンチェについては殆ど下調べなしの行き当たりばったり。それでも、さすがフィレンチェ。すごいものをいくつか見させてくれました。
これから気長に紹介しますが、ひとつ思ったのは、フィレンチェは上から見るのが一番。下界は人だらけだし、ルネッサンスを感じる街並みも、建物には結構落書きがあったり、路地にはゴミは落ちているはで、映画や紀行番組で見る落ち着いたフィレンチェの街並みとはひどく格差があり、少しがっかり。しかし、上から眺めるフィレンチェは息を飲む美しさでした。
夕方、雨の中訪れたミケランジェロ広場から見るフィレンチェの全景。雨のため靄がかかって写真がボケてますが、雨に打たれるフィレンチェというのも、落ち着いた風情を感じるものでした。
雨の音が街の喧騒の音をかき消してくれているような感じでした。
フィレンチェの象徴「花の聖母教会ドゥオーモ」をアップ。
その前に、ドゥオーモに並び立つ「ジェットの鐘楼」に昇りました。
414段の階段を昇り切って、テラスに出た時は、思わず息を飲みます。一面、見渡す限り、赤茶色の屋根と白や茶色の壁の建物。そんな中でも教会、礼拝堂、宮殿などがひと際目立ちます。そして、どこからともなく、教会の鐘の音が聞こえ、時として違った音色の鐘が異なる方向からも鳴り響き、鐘の2重奏に。限りなく美しく、ボーと何も考えることなく、眺め、耳を澄まします。
写真では音が伝えられないのが残念。
正面がかつてのフィレンチェ共和国政庁舎「ヴェッキオ宮」です。
正面が「フィレンチェ・ルネッサンスの典型的宮殿」(「地球の歩き方 イタリア」)であるピッティ宮です。
ドゥオーモ越しに。
至福の時間でした。