いろいろ試して、今回はこんな奴が出来ました。
青い部分は釣竿です。
実際はペットボトルのほうを高く上げて、まっすぐ上に伸びるようにして使います。
RHM-8Bでも3.5MHzにQRVできることが目標です。
最初に作った状態ではコイルの巻数不足で3.5MHz同調せず・・・。
コイルの巻数を増やして先日の城山湖で試してみましたが、まだ足らず、ギリギリ3.6MHzあたりが実用になるところまでしか下がりませんでした。
現地では上下のエレメントをペットボトルに送り込んでコイル側に充てましたから、コイルを巻く度にエレメントが短くなってしまいます。
コイル下のエレメントを巻いて行くと確実に同調周波数が下がるのですが、コイル上のエレメントを巻くと、なんと同調周波数が上がってしまいます。
面白い現象。
これはトップ寄りのローディングコイルはより巻数が要求されることや、コイル上のエレメントの長さが与える同調周波数への影響が大きいことが要因です。
コイルのインダクタンスは確実に増えているのに、短縮効果は落ちてしまうわけですね。
この現象に直面したため、現地では上のエレメントを伸ばしつつ、したのエレメントをコイルに巻き込むという作業を行いました。
でも、あまりコイルが下の方に来てしまうと輻射効率が落ちてしまいますので、避けたいところ。コイル上は1m程度をキープしました。
でも現地では3.6MHzが限度でした。というわけで自宅で下エレメントを追加してさらにコイルに巻き込みました。
合計50巻となりました。結構追加で巻きましたから3.5MHzの運用はまず可能になったはずです。
このエレメントを付けた状態では、3.5~10MHzまで運用可能です。
SD-330に使うと、さてどうでしょう、1.9MHz運用出来るかどうか・・・近日中に試してみようと思います。