アマチュア無線局 JO1KVS

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今年は軟禁ウィーク アンテナを作りましょう

2020年05月01日 19時10分55秒 | アマチュア無線

今年はゴールデンウィークならぬ、我慢大会の様相の軟禁ウィークとなってしまいましたが、もう少し頑張りましょう。

家に居る間、アンテナ作りでもいかがですか?。

同軸ケーブルと電線があればアンテナが作れちゃいます。

家から出ないとなると、ベランダアンテナの製作はいかがでしょうか。

最も基本的なダイポールアンテナ、実はベランダに張るのは簡単なんですよ。

ベランダの幅が1/2波長あればOK。

50MHzなら3m、28MHzなら5.2m、21MHzなら7.1m。

張れそうですか?

ベランダから二本竿を出してダイポールを水平に張って、真ん中の給電点から同軸ケーブルを引き込む。
V字型に展開するなら給電点はベランダの手摺に乗せてもいいかも。(離れるに越したことはない)

又は、両端をベランダにつけて(絶縁体の紐でなるべく先端がベランダから離れるようにして)、給電点を竿一本で押し出す逆V型もありです。

押し出した竿の先端には紐をつけてベランダの天井の物干し竿の金具にも繋いでおけば、竿はベランダに戻ろうとするので、竿尻をどこかに当てればOK。左右はエレメントがテンションになるので3点支持で安定します。

当局のベランダには21MHzのフルサイズが眠っています。給電点を釣り竿で押し出すだけで稼働します。これ、ちゃんと機能しますよ。フルサイズですから結構強力。建物を背にしているからきっと2エレ相当のゲインがあるかも知れません。

折しもEスポシーズンの開幕の時期です。Eスポと言えば50MHzが有名だけど、もちろん14,18,21,24,28だって開けます。14だけはEスポを喜ばないけど、18から上は大賑わい。是非フルサイズのダイポールをベランダに張って出てみてはいかがでしょうか。

材料費は2000円もしないですよね。
ケーブルを家に引き込むのが面倒なら無線機をベランダに持ち出しましょう。

とりあえず遊びなのでバランは使いません。使える人は使いましょう。でも重くなるので無いほうが楽ですよ。
当局の給電部はBNCコネクタ(ケース用の4つネジ穴のあるタイプ)を使用しています。

同軸ケーブルから直にはんだ付けしたって構いません。そのほうが軽い。HFならRG58AUとか3D-2Vでも太さは十分。
とにかくアンテナを出して遊びましょう。

給電部には他のバンドのエレメントも併設できます。張る方向を変えて干渉を減らしてください。21MHzが張れる人は、(24),28,50も追加する、なんてことが出来ますよ。24を( )にしたのは、21や28と干渉する可能性が高いから。

たった2000円弱のアンテナですが、お金かけたベランダモービルホイップシステムよりもよく飛びます。
なぜなら、野球の得意な双子が絶好調にキャッチボールをしてくれるから。ビュンビュン電波が飛びます。
モービルホイップのキャッチボールの相手は不確定要素の多いアース、カウンターポイズなどなので、いわば曇りガラスに映った自分とキャチボールしているからいまいちなんです。

建物から十分離せれば・・・という課題はありますが、地面から遠いし、それなりに活躍してくれます。

ゴールデンウィーク限定の仮設アンテナとしていかがでしょうか。

コメント (3)
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