アマチュア無線局 JO1KVS

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軟禁ウィーク アンテナ製作アイデアシリーズ3

2020年05月03日 00時00分43秒 | アマチュア無線

第3段です。

日中の無線を賑やかに過ごすためには7MHzは欠かせませんね。

という訳で7MHzにチャレンジです。

ベランダから突き出すにも4~5mの釣り竿はさすがに出せない、という方のためのアンテナを考えてみました。

必要なのはペットボトルと細い電線です。

ペットボトルの底に釣り竿が通る穴を開けておきます。

釣り竿は2m突き出すとして、ペットボトルコイルの位置をどこにするか。
飛びを追求するなら先端に近いほどいいのですが、先端が重くなると同時に特性がクリチカルになるのと、巻数もたくさん必要になる、という3つの要素を抱えます。
手前に近づけると飛びは落ちますが、先端が軽くなり、帯域も広がります。

このアンテナはアースが必要です。手すりが金属の方は手すりに太めの電線をはんだ付けした銅テープを貼り付けて同軸の網線に接続してください。それか10mの電線をベランダに這わせるとか4mくらいの電線を複数這わせるとかして建物との容量結合を図ってください。

ペットボトルに電線を何回巻くかは電線の太さ、巻く感覚次第で大きく変わります。
細めの電線を蜜に巻いて30回は必要かなぁ。(適当ですみません)

コイルの位置、巻き方で同調周波数が動く、という問題を逆手に取って、一旦適当に巻いたペットボトルコイルをいじって調整する作戦をやってみましょう。

巻く回数。最初適当ですが、アナライザで測ってどっちにずれているかチェック。上なら巻き足し、下なら解きます。
間隔。蜜に巻いて周波数が低すぎたら、少し間隔を開けます。一部分開けてもいいです。
コイルの位置。先端を巻いて、その分後端を解く、というやり方でコイルの位置は変えられます。先端に行くほど同調周波数は上がります。手前に寄せるほど下がります。短縮効果は電流腹が大きいところ程効くからです。

大体7MHzに合わせたら、いくつかの方法でエレメントを切らずに調整することが可能です。

実験がてらいかがでしょうか。

コメント
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