ガキの頃に見たラチェットレンチ、ボックスソケットのセットは高嶺の花。
雲のような存在でした。
いつしか街にホームセンターなるものが出来てくると、980円のセットとか出回って、それを大切に使い、それで満足していたような。
工具ケチるとろくなことはないので、それなりに信頼できるものを買いましょうね。
というわけで、本物の一本を一つ手に入れました。
じゃ~ん、京都工具が出している、ちょい高級工具、neprosの90枚ギアのラチェットレンチです。
以前、1/4インチの青いバージョンも見せたような・・・。今回は一般的な3/8インチ角のレンチとなっております。
手回しで思いっきりとなるとなんとなく3/8インチ角が信頼できますよね。
日本ではボックスレンチの四角の大きさは、まず3/8インチ(9.5mm)角が一般的です。
これで大抵の作業は賄えます。
1/2インチ角のものは、たとえばホイールレンチなど、相当なパワーを要するところでしか使っていないような感じです。
ところが、欧米は違います。
細かい作業は1/4インチ(6.3mm)角が主流。工具の心許なさのおかげで機械を破壊してしまうことが無い。それが理由かどうかわからないけど。
1/4インチ角、実はこれ、相当なパワーかけられるので、これだって大抵の事は賄えます。
でもなんとなく頼りない。
で、大パワーとなると欧米人は1/2インチ(12.7mm)角に跳ね上がります。面積比四倍、体積比16倍です。この感覚、ついていけません。
なので、1/4インチ角で揃えつつ、1/2インチ角も必要なら備える、という流れだそうです。
日本では万能な3/8インチ角はなんとガラパゴスだったのでした。
知ってましたか?。
ヨーロッパでは 1/4" と 1/2" でカバーすることが多いと聞いたことはありますが,3/8" はアメリカでも結構使っていると思います.
ハンドル長やドライブ角は基本的にトルクで決めるので,そこから自ずと各ドライブ角がカバーするサイズの上限が決まります.1/4" は 14mm, 3/8" は 24mm, 1/2 は 36mm といった具合です.具体的には,その箇所で求められる軸力を得るのに必要なボルト太さが M8 なら,二面幅は通常 13mm になりますが,工具はそれを回すのに必要なトルクを掛けられる設計になっています.1/4" はか細い感じがしますけど十分回せる強度があるはずです.
結局身の回りに 14mm までしかないなら,1/4" で揃えるのが良いでしょうけども,ラチェットを買う人は車や自転車いじりで 15mm や 17mm とかも回すことあるでしょうから,3/8" を選ぶというのは私は合理的だと思います.
ただし,工具道にハマっていくと適材適所を求めるようになって,結局は 1/4" や 1/2" でもソケットを買い足し,興味の無い人から見れば無駄だと思う揃え方(オーバーラップするサイズがある)になるのはお約束ではないかなと.笑
マニアですね~。
あの腕の太い方々が1/4を使っているシーンがギャップありますよね。
日本では1/4は、一応揃えてみたけど、的ですね。好きなのですが。
うちではこれまで最大のナットは22mmでした。高校生の時に乗っていた中型バイクの車軸。メガネレンチで回してました。
1/2角は車のホイールナット回すときくらいかな。スバルなので19mmです。