車やバイクをお持ちの方、バッテリーの状態いかがですか。
毎日乗っている車やバイクではほとんど問題は起きないと思いますが、たまにしか乗らない車、バイクって特に冬の朝ってバッテリーが弱ってたりあがったりしててエンジン始動不可!なんてことは無いですか?
私、車2週に一度くらいしか乗らなかったんです。これからは週に2回くらい乗るようになると思うのですが、それだけならまだなんとかトラブルは起きないのかなと思いますが、さらに外出先で電源切り忘れバッテリーあがりをやってしまったこともあり(その時はジャンプスターターでエンジン始動)、やがていくら乗り回して充電したとしても翌日始動が出来ないところまでいってしまいました。
終了でした。
4年持たなかった。寿命的には過ぎてはいたものの、これまで何度かバッテリーをあげてしまったとしても4年持たなかったことはなく、一生懸命乗る度にアイドリングストップを解除してきた苦労も報われませんでした。
そもそもアイドリングストップ標準装備の車は車からの急速充電も激しいのでバッテリーを傷めやすいような気がします。専用バッテリーが必要なのもその耐性が求められているからなのでしょう。
もちろん使っていたバッテリーは新車時に搭載されていたアイドリングストップ車仕様のバッテリーでした。
外したバッテリー、家でそこそこ高級な充電器で充電したところ翌日測定したバッテリーテスターによればそれほど酷くない結果が出ました。充電器が充電しただけではなくサルフェーション除去機能とか発揮したのかもしれませんが、1回の充電くらいでまだまだ使えるバッテリーに戻るはずもなく、車に戻せばまたバッテリーあがりに悩むのは想像できたので実験用に格下げしました。
私の場合、あげてしまうまで出来ることがほとんどない賃貸マンションなのでここからはお勧めでしかないのですが、保管中の車のバッテリーメンテナンス、いいものがあるようです。
我々無線家は電気にはそこそこ詳しい者ですし、安定化電源とか持っているので保管中はそれを車につないじゃえばいいんじゃない?
と思うかもしれません。まあそれもハズレではないのですが。
相手は大口開けたバッテリーです。電源の電圧がバッテリーより上回れば向こうに電気は流れていきますが、どれだけ流れるかは相手の機嫌次第。うんと求められたら30Aの電源も保護回路が作動してしまうくらい大電流が流れてしまうこともあります。細いコードならコードが燃えてしまうこともあるでしょう。大電流は充電電流としても好ましくないので制御しないと傷めてしまうことになります。
ジャンプスターターはこの辺りを飛び越えて緊急措置として大電流をぶち込みますので緊急時は仕方ないとしてもここでもバッテリーは傷みます。
つなぐ前に車のバッテリー電圧を細かく測り、まずは同じ電圧にしてつなぎ、電流計を見ながら数アンペアで収まる電圧に設定する、しばらくするとバッテリーの電圧が上がるから電流が流れなくなる。その分安定化電源の電圧を上げて電流を維持する。最大14.4Vまで人が調整して付き合えれば充電することは出来ます。そんな暇は無いですよね。
専用品はそれを自動でやってくれます。それどころかバッテリーの状態を把握しながらパルス充電だとか、メンテナンス充電だとかアレコレやってくれたりします。
13.8Vを給電し続けると言う手もありますが、これ、バッテリー満タンにはならないんです。とは言えバッテリーあがりは防げますが。
エンジンかけている時は車は14.4V出してますよ。ご存知でしたか。
つまり無線機はこのくらいの電圧は耐えるように作られています。逆にエンジン切った途端に2Vは落ちます。エンジン切ると機能が発揮できない無線機があるのも無理はないのです。
ただこれも、エンジン切った状態のバッテリーは12Vちょいしか電圧はないのでいきなり13.8Vを抵抗なしにつなぐと最初に大電流が流れてしまいます。やはり我々の持っている無線機用の安定化電源で実際に使っている車のバッテリーを保守するのは難しいのです。
長い間乗らない車に、定期的に、又は常時電源をつないであげる。これがバッテリー保守の最善策でしょう。リチウム系は満タン維持は劣化の原因のひとつなので当てはまりませんが、車の鉛系のバッテリーは満タン維持が良いのです。
こんな製品があります。
充電器なのですが、充電も高性能、その後も高性能。
充電が一応終わったあとも休みを入れてから測定し、必要な補充電、測定などを繰り返してずっとつないだままにしておくのもOK。
サルフェーションを溶かす機能もありますが、そもそもそういう状況にさせない、と言う充電器でもあります。
かなりバッテリーの寿命も伸ばしてくれるそうで、買った値段の元は取れるらしいですよ。
なかなか乗らない大切な車があって、家から電源取れて、車につなぎっぱなしで居られる方にはお勧めです。
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