移動運用で使う釣竿を使ったアンテナはいろいろあって、一番お手軽なのはオートアンテナチューナーとの組み合わせ。特にシールドされていないタイプが有効です。AH-4は山歩きに連れていけるサイズではありませんが、LDG社のZ-817なら軽々。釣竿にからめるエレメント、アース側ともにいくつかの長さを用意しておくとうまく使えると思います。とはいえ、しっかり同調が取れたエレメントではないので、飛びの保証はイマイチかも。
アンテナとしてしっかりした動作をするもので釣竿を利用したものとすれば、
◇ 1/4波長アンテナ(アース必要)
◇ 1/2波長電圧給電アンテナ(ノンラジアル)
◇ オフセンター給電を応用したアンテナ(VCHアンテナなど)
◇ 多段コーリニアアンテナ
こんなところでしょうか。
VCHアンテナはすでに実戦投入済。7MHzはこれでOK。このエレメントとコイルを使ってコールド側のエレメントのサイズをうまく組めば他のバンドもOK。電圧給電対応自作チューナーを使えば10MHzから上はノンラジアル化も可能です。28MHzなら1/2波長で5.3mなのでコイルなしのフルサイズになります。
14では5.3mで1/4波長ですから、コールドエレメントを這わせばアンテナになります。短縮のノンラジアルとどっちが飛ぶかな??
144や430も釣竿アンテナにしたいと思いました。波長が短いので長くするには多段化が必要です。ワイヤー系で手軽な多段化はコーリニアアンテナですね。1.5D2Vなら軽くて細いのが出来そうです。釣竿は5.4mなので全長4mくらいのを作れたらいいなぁと思っています。
釣竿一本で移動運用。今後もこのスタイルでやっていきそうです。
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