アマチュア無線局 JO1KVS

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FT8 低めの周波数の局を高めで呼んでも取ってもらえないことが

2020年11月21日 14時48分06秒 | アマチュア無線

FT8の運用をしていて、500Hz辺りの信号を送信している局に、2700H辺りの信号で呼んでも無視されることが時折あります。

逆に2700Hz辺りの信号を出している局は、その辺りで呼ぼうがうんと低い500Hz辺りで呼ぼうが拾ってもらえることが多いです。

これは、どんな無線機でFT8を運用しているか、ということが関係している可能性が高いです。

FT8はSSBモードの音声の範囲内で、様々な高さの音(信号)を送信しあっているものですから、SSBのフィルターの中を通って送受信しているわけです。

0~3000Hzまでくまなく、感度変化なく受信できる最近のデジタル技術の無線機だと高い周波数もなんのその(フィルタ設定、狭くしないでね)。

そういう機能のない無線機だとフィルタ次第で両サイドは減衰気味です。

送信時にシフトして、いつも1500~2000Hzの音を送信する機能で使っている方は多いと思います。これだと送信の効率はいつも安定する上、歪んだ高調波を無線機のフィルタがカットしてくれるのでFBなのですが、受信は誰もシフトをかけませんから、両サイドの受信性能はその機械次第ということです。

なので、低めの周波数の局を数回呼んでもだめなときはその近くで呼ぶようにしています。すると拾ってくれたりします。

これも一つのコツですね。

 


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