「こんにちわッ、テディちゃでス!
おしょうがつよォ、さらばッ!」
「がるる1ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!明日はもう2月!)
こんにちは、ネーさです。
一年のいちばん初めの月、お正月。
笑う門には福来る、の智慧に則り、
去ってゆくお正月さんをニコニコと笑顔で見送るべく、
さあ、本日の読書タイムは
笑わずにはいられなくなるこちらの御本を、どうぞ~♪

―― 本人遺産 ――
著者(本人)は南伸坊(みなみ・しんぼう)さん、写真は南文子さん、
2016年8月に発行されました。
『The Heritage of Honnnin』と英語題名が付されています。
「ほんにんッいさんッ??」
「ぐるるるぅがる?」(←訳:何ですかぁそれ?)
御本冒頭の『まえがき』にて、著者・南さんいわく――
容貌とはその人物の日常の表情の集積であり、
表情筋の記憶が《本人の顔》なのです。
顔の語るもの=《本人》が、
顕著な普遍的価値=《世界遺産的価値》を持つ日が、
あるいはくるかもしれない――
「ふァ~??」
「が~るぅ?」(←訳:え~とぉ?)
いえいえ、いいんです、
細かいことは気にしなくっても。
大切なのは、
著者・南さんの“なりきり”っぷりに
うふふっ♪と笑えるかどうか、なんですよ。
そして、私ネーさ、自信を持って断言いたしましょう。
この御本、笑えます!
南さんの“なりきり”の度合い、超弩級です!!
「みなみさんのォ、おかおがァ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:マルチに変身!)
“誰かになりきる”のをライフワークにしている芸術家さんて、
欧米にも結構いるらしいんですけど、
日本の“なりきり”アーティストさんといえば、
森村泰昌さんが知られていますね。
ゴッホさんやマネさんの作品の登場人物になりきっての
セルフポートレートは、
“なりきり”の域を逸脱しかかっているほど精密です。
「ごうかァ、でスよゥ!」
「がるる!」(←訳:華やか!)
この衣装、生地も縫製も特注かしら?
背景の調度もオーダー品?
隅々まで凝ってる!
と感嘆させられる森村さんの作品の出来映えは、
さながらオペラのよう……。
対して、
南さんの作品は、
オペラではなくて……
ヴォードヴィル!
「ぼーどびるゥ?」
「ぐるるがる?」(←訳:演芸のこと?)
ヴォードヴィル(またはボードビル=vaudeville)とは、
舞台で上演される踊り・歌・手品・漫才などの
演し物(だしもの)のことです。
え~?漫才ぃ~?とか言っちゃいけませんよ。
チャップリンさんも、
フレッド・アステアさんも、
出身はヴォードヴィルでした。
もし、ナマの舞台でアステアさんのタップダンスを
観ることが出来たなら……?
「すてきィ~!」
「がるっ!」(←訳:最高っ!)
南さんの“なりきり”は、
ヴォードヴィル風の即興、
でたとこ勝負的なデタラメも含め、
私たち読み手の理性を押し流す勢いを持っています。
南さんの、ピカソさん(画家)。
南さんの、寺山修司さん(詩人・戯曲家・作家)。
南さんの、江戸川乱歩さん(小説家)。
原節子さん(俳優)も、
石黒浩さん(ロボット博士)も、
ふなっしーさん(梨の妖精)も、
小泉進次郎さん(政治家)も、
スティーブ・ジョブズさん(アップル創業者)さんも……
ぷふふふふっ!
「にてないィ~ようなッ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:似てるような!)
私ネーさが最も笑っちゃったのは、
南さんの、エルサさん。
そうです、『アナと雪の女王』の、あのエルサさんに
南さんは堂々“なりきり”ます。
しかも、その手法たるや、
実にヴォードヴィルな
百円均一ショップの知恵と工夫!
「ひゃッきんッ??」
「がるるぐる?」(←訳:百円の知恵?)
本文66~67ページ、
エルザさんに大化けし遂げた南さんの艶姿を、
どうか皆さま、御自身の眼で!
なお、全編笑いを誘う福々しい一冊は、
そうです、アレです、
《通勤通学の電車バス内では読んじゃいけない》御本です。
なので、ぜひ、ご自宅でお読みくださいね~♪
「ぷふふッ♪」
「ぐるがるっ♪」
おしょうがつよォ、さらばッ!」
「がるる1ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!明日はもう2月!)
こんにちは、ネーさです。
一年のいちばん初めの月、お正月。
笑う門には福来る、の智慧に則り、
去ってゆくお正月さんをニコニコと笑顔で見送るべく、
さあ、本日の読書タイムは
笑わずにはいられなくなるこちらの御本を、どうぞ~♪

―― 本人遺産 ――
著者(本人)は南伸坊(みなみ・しんぼう)さん、写真は南文子さん、
2016年8月に発行されました。
『The Heritage of Honnnin』と英語題名が付されています。
「ほんにんッいさんッ??」
「ぐるるるぅがる?」(←訳:何ですかぁそれ?)
御本冒頭の『まえがき』にて、著者・南さんいわく――
容貌とはその人物の日常の表情の集積であり、
表情筋の記憶が《本人の顔》なのです。
顔の語るもの=《本人》が、
顕著な普遍的価値=《世界遺産的価値》を持つ日が、
あるいはくるかもしれない――
「ふァ~??」
「が~るぅ?」(←訳:え~とぉ?)
いえいえ、いいんです、
細かいことは気にしなくっても。
大切なのは、
著者・南さんの“なりきり”っぷりに
うふふっ♪と笑えるかどうか、なんですよ。
そして、私ネーさ、自信を持って断言いたしましょう。
この御本、笑えます!
南さんの“なりきり”の度合い、超弩級です!!
「みなみさんのォ、おかおがァ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:マルチに変身!)
“誰かになりきる”のをライフワークにしている芸術家さんて、
欧米にも結構いるらしいんですけど、
日本の“なりきり”アーティストさんといえば、
森村泰昌さんが知られていますね。
ゴッホさんやマネさんの作品の登場人物になりきっての
セルフポートレートは、
“なりきり”の域を逸脱しかかっているほど精密です。
「ごうかァ、でスよゥ!」
「がるる!」(←訳:華やか!)
この衣装、生地も縫製も特注かしら?
背景の調度もオーダー品?
隅々まで凝ってる!
と感嘆させられる森村さんの作品の出来映えは、
さながらオペラのよう……。
対して、
南さんの作品は、
オペラではなくて……
ヴォードヴィル!
「ぼーどびるゥ?」
「ぐるるがる?」(←訳:演芸のこと?)
ヴォードヴィル(またはボードビル=vaudeville)とは、
舞台で上演される踊り・歌・手品・漫才などの
演し物(だしもの)のことです。
え~?漫才ぃ~?とか言っちゃいけませんよ。
チャップリンさんも、
フレッド・アステアさんも、
出身はヴォードヴィルでした。
もし、ナマの舞台でアステアさんのタップダンスを
観ることが出来たなら……?
「すてきィ~!」
「がるっ!」(←訳:最高っ!)
南さんの“なりきり”は、
ヴォードヴィル風の即興、
でたとこ勝負的なデタラメも含め、
私たち読み手の理性を押し流す勢いを持っています。
南さんの、ピカソさん(画家)。
南さんの、寺山修司さん(詩人・戯曲家・作家)。
南さんの、江戸川乱歩さん(小説家)。
原節子さん(俳優)も、
石黒浩さん(ロボット博士)も、
ふなっしーさん(梨の妖精)も、
小泉進次郎さん(政治家)も、
スティーブ・ジョブズさん(アップル創業者)さんも……
ぷふふふふっ!
「にてないィ~ようなッ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:似てるような!)
私ネーさが最も笑っちゃったのは、
南さんの、エルサさん。
そうです、『アナと雪の女王』の、あのエルサさんに
南さんは堂々“なりきり”ます。
しかも、その手法たるや、
実にヴォードヴィルな
百円均一ショップの知恵と工夫!
「ひゃッきんッ??」
「がるるぐる?」(←訳:百円の知恵?)
本文66~67ページ、
エルザさんに大化けし遂げた南さんの艶姿を、
どうか皆さま、御自身の眼で!
なお、全編笑いを誘う福々しい一冊は、
そうです、アレです、
《通勤通学の電車バス内では読んじゃいけない》御本です。
なので、ぜひ、ご自宅でお読みくださいね~♪
「ぷふふッ♪」
「ぐるがるっ♪」