テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 花粉が、胞子が、導く《道》は。 ~

2022-11-30 21:45:26 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 やくしゃさんにィ~はくしゅゥ!」

「がるる!ぐっるるる~!」(←訳:虎です!そっくりだ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 NHK夜ドラ新作『作りたい女と食べたい女』、

 おお原作そのままだ!と感激しつつ拝見しました。

 ドラマ好きな方々はチェックしてみてくださいな♪

 では、今日の放送開始の時刻までは

 ↓こちらの御本で、さあ、読書タイムですよ~!

  

 

 

  ―― イギリス花粉学者の科学捜査ファイル ――

 

 

 著者はパトリシア・ウィルトシャーさん、

 原著は2019年に、

 画像の日本語版は2022年11月に発行されました。

 英語原題は『THE NATURE OF LIFE AND DEATH』、

 『自然が明かす犯罪の真相』と日本語副題が付されています。

 

「のんふぃくしょんッ、なのでスゥ!」

「ぐるがぅるるるる!」(←訳:小説じゃなんだ!)

 

 ええ、そうなんです。

 科学捜査ファイル、という題名は、

 まるでミステリ小説……のようですが、

 著者・ウィルトシャーさんが捜査するのは、

 現実の世界で起きている、

 本物の事件、なのです。

 

 そして、ウィルトシャーさんが

 どのような立場から捜査に参加しているのかというと、

 

 《法生態学》。

 

「せいたいィがくゥ……?」

「がるるぐるるぅ??」(←訳:初めて聞くよぅ??)

 

 法生態学者である“私“に何ができるか。

 

 第1章『開幕』の中で、

 ウィルトシャーさんは↓こう断言しています。

 

   私は靴についた微細な粒子から

   その人がどんな場所に行ってきたかを

   言い当てられる。

 

「ふむむッ! なあるほどォ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:そういうことか!)

 

 第2章『探す、そして見つける』では、

 ウィルトシャーさんのお仕事の実例が語られています。

 

 或る殺人事件が起き、

 警察の捜査の結果、

 犯人は逮捕されました。

 

 が、犯人は言うのです。

 

   遺体がどこにあるか分からない。

   見慣れない田舎道を夜通し運転し、

   人目につきそうもない光量とした場所に

   彼女を埋めてきた。

   どこに行ってきたかと聞かれても、

   思い出せることは殆どない。

 

「むちゃくちゃでスゥ!」

「がるぐるる!」(←訳:漠然すぎる!)

 

 犯人への怒りは、とりあえず脇に措いて、

 ウィルトシャーさんは調査と分析にかかります。

 

 犯人が着用していたジーンズ、靴、

 遺体を運ぶのに使った車両のマット、

 アクセルやブレーキのペダルを覆っていたカバー、

 トランクのマット、

 車体のフロントスポイラー。

 

 こういった部品から

 粒子を採取して、

 顕微鏡で拡大してみると……?

 

「とげとげッ、はッけんッ!」

「ぐるるる!」(←訳:花粉粒だ!)

 

 花粉から浮かび上がるのは、

 事件現場とその周辺の植生。

 

 土壌の酸性度と湿気、

 日当たりの具合、

 森か林か野原か、

 放置された土地か管理されている土地か。

 

 ウィルトシャーさんが分析を進めるごと、

 対象の条件は絞られてゆき、

 ついにご遺体は発見されました。

 

「はんざいィ、ゆるすまじィ!」

「がるるぐるがるるる!」(←訳:未解決にはさせない!)

 

 ほんの数粒の、

 花粉、胞子、菌類の残骸、

 昆虫や甲殻類の外皮から、

 ウィルトシャーさんは

 事件解決への“道”を見出してゆきます。

 

 犯罪など無い世界に。

 

 その思いがひしひしと伝わってくる

 《法生態学者》ウィルトシャーさんの奮闘の記録は、

 ノンフィクション好きな活字マニアさんに

 おすすめですよ。

 本屋さんで、図書館で、

 ぜひ、探してみてくださいね♪

 

 

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~ 本を、その手に ~

2022-11-29 21:25:36 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふくぶくろォ、よやくゥうけつけちゅうゥ~!」

「がるる!ぐるるぅ~!」(←訳:虎です!年末だぁ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今週末は……なんと、もう12月!

 ヒタヒタと迫りくる年末の足音に怯えつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミックエッセイ作品を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 本屋図鑑 ――

 

 

 著者は いまがわ ゆい さん、2022年5月に発行されました。

 『だから書店員はやめられない!』と副題が付されています。

 まるく、柔らかな線の

 4コママンガで描かれているのは――

 

「おおッ、ほんやさんッ?」

「ぐるるがるぐる~!」(←訳:憩いの場所です~!)

 

 私たち活字マニアにとって、

 憩いの場所であり、

 元気をもらえる場所であり、

 無くなっちゃったらマジ泣くぞ!

 という存在が、書店さんですね。

 

 著者・いまがわさんは、

 岡山県の、とある本屋さんにお勤めの、

 リアル現役書店員さんです。

 

「おつかれェさまァでス!」

「ぐるるがるるるぐっるるる!」(←訳:いつもお世話になってます!)

 

 書店員さんの一日は忙しい――

 

 出勤時間は、開店の1時間半前、

 なんてことも珍しくありません。

 

 大量に入荷する雑誌! 書籍!

 梱包されたその大荷物を、

 店舗に運んで、

 包みを解いたら、まずは数量をチェック!

 雑誌の付録も、1冊ごとに分けて、

 ふろく用ゴムやテープで封をして、

 あららッ! タイヘンだわ!

 

「こみッくすゥ、にゅうかッ!」

「がるるーるるぐるるる!」(←訳:ワンピースの最新刊だ!)

 

 いやあ、もう、御本の冒頭パートから

 呆然としてしまいました……

 

 近年、女性誌の多くにはふろくが付いていて、

 お店で扱うのは大変だろうなぁと

 思ってはいたのですけれども、

 人気雑誌の入荷と

 『ワンピース』や『怪獣8号』新巻の発売日が

 重なったりした日には……?

 

「だいィじゅうたいィ!」

「ぐるがるる!」(←訳:激務だよう!)

 

 まさに、激務。

 てんてこ舞いで仕分けや配架を終えると、

 午前10時……開店の時刻です。

 間髪おかず殺到するのは、

 『この本どこですか?』

 『○○の新刊は?』

 ……ああ、わかる……わかりすぎる……。

 

「ほんやさんッあるあるゥ!」

「がるるるぐる!」(←訳:全国共通かも!)

 

 テスト期間中の学生さんが購入するのは、

 参考書ではなく、コミックス。

 

 出版社の営業さんは良き相談相手。

 

 ポップ作りは奥が深い。

 

 休日には研究のために

 他所の書店さんを探訪したり。

 

 書店員さんのスケジュールは底なしにハードです。

 

「あらためてェ、かんしゃッなのでスゥ!」

「ぐーるるがるる!」(←訳:エールの拍手を!)

 

 本を読めるしあわせ、

 本と”ともに在る“ことのしあわせ。

 

 あらためて、本屋さん&書店員さんに、

 本を創るすべての方々に感謝したくなる一冊は、

 全活字マニアさんにおすすめですよ。

 ぜひ、実店舗にお出掛けして、

 手に取ってみてくださいね~♪

 

 

 

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~ すれ違いの、探索記 ~

2022-11-28 21:35:39 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 どんまいッ!」

「がるる!ぐるるるるがるる~!」(←訳:虎です!ドンマイで行こう~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 さすがは世界から猛者が集うW杯、

 簡単には勝たせてくれませんでしたね。

 次戦スペインとの闘いに向かう

 選手さんたちの疲労が回復しますようにと祈りつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― 私は幽霊を見ない ――

 

 

 著者は藤野可織(ふじの・かおり)さん、

 単行本は2019年に、画像の文庫版は2022年7月に発行されました。

 さて……

 

 貴方は

 《見える》側ですか、《見えない》側ですか?

 

「あうううゥっ?」

「ぐるるがる!」(←訳:イヤな予感!)

 

 《私は幽霊を見ない》。

 

 御本の題名に↑こう掲げつつも、

 著者・藤野さんは、複雑な心境です。

 

 私は幽霊を見ない。見たことがない。

 眼(視力)が悪くて、

 心眼などという能力もない。

 

 ところが、そんな藤野さんのもとに

 怪談の専門誌から依頼が来て、

 怪談実話を連載することになってしまいました。

 

「そッ、それはァ~…!」

「がるるぐるっ?」(←訳:なんでまたっ?)

 

 幽霊を見たことはない、けれども。

 

 いつでもどこでも怖がっている

 筋金入りの怖がり。

 それに、ホラー映画は好き!

 

「つまりィ~…みたいィのでスねッ?」

「ぐるる!」(←訳:幽霊を!)

 

 怖い。でも、出来るなら見てみたい。

 

 そういう御方のもとには、

 なぜか不思議と『幽霊話』が寄ってくるようです。

 

 雑誌連載が決まって、

 藤野さんの脳裏に蘇るのは、

 学生時代に友人がしてくれた『幽霊話』や、

 ご家族が体験した『?』な話、

 ご自身が遭遇した『??』な出来事……

 

 ああ、でも、しかし。

 どれほどアンテナを立てまくっても、

 幽霊を直接目撃することは全然なくて。

 

「こうなッたらァ!」

「がるるるぐるる!」(←訳:出向いてみよう!)

 

 “出る“と評判の場所へ、建物へ、

 足を運ぶ藤野さん。

 

 その様子は、さながら、

 憧れのひとを追い、

 すれ違い続ける恋人を探し求めるかのようで、

 ときに胸が痛みます。

 

 パリの自然史博物館で藤野さんが目にしたのは、

 幽霊とはまた別の、

 生命の残り香にも似た”あるもの”。

 

「ちょッぴりィ、しんみりィ~…」

「ぐるるるがるるる~…」(←訳:寂しくてしんみり~…)

 

 幽霊とは、何だろう?

 

 いくつものスレ違いを繰り返しながら、

 藤野さんは問いかけ、

 その輪郭線を描こうと試みます。

 私は幽霊を見ない――

 《見える》のに《見ない》のか。

 永遠に《見えない》――出会えないのか。

 

 どこかさみしく、どこか温かく優しい、

 それでいて好奇心にあふれた

 幽霊捜索探訪記を、

 ゴーストストーリー好きな活字マニアさんは

 ぜひ、手に取ってみてくださいね♪

 

 

 

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~ 《ひととき》の、記憶と今を。 ~

2022-11-27 20:55:52 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふゥぱァ~すぱァ~…!」

「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!深呼吸です!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 カタールW杯、日本×コスタリカ戦の行方は……

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』雪の日の悲劇は……

 はぁ~…なんとも落ち着かない日曜日ですが、

 さあ、緊張をほぐすためにも読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― とあるひととき ――

 

 

 編者は『花王プラザ』の皆さん、

 2022年5月に発行されました。

 『作家の朝、夕暮れ、午後十一時』と副題が付されています。

 

「めざめのォ、あさからァ~」

「ぐるるがるる!」(←訳:寝入る夜まで!)

 

 このアンソロジーは、

 花王株式会社さんのWEBサイト『花王プラザ』に掲載された

 14のエッセイ作品で構成されています。

 収録順にご紹介しますと、

 

  『《朝》のひととき』をテーマに、

   三浦しをんさん、道尾秀介さん、西加奈子さん、

   角田光代さん、重松清さん、

 

  『《夕暮れ》のひととき』では、

   川上未映子さん、森絵都さん、

   池澤夏樹さん、綿矢りささん、

 

  『《午後十一時》のひととき』には、

   吉本ばななさん、高橋源一郎さん、村上由佳さん、

   小川洋子さん、浅田次郎さん。

 

「にんきのォ、さッかさんッ」

「がるるるぐ~る!」(←訳:揃い踏みで~す!)

 

 作家さんの朝は早い――

 とは言えないのが、

 三浦しをんさんの“日常”です。

 

   しょっちゅう昼夜が逆転する、

   仕事が忙しくないときは14時間ぐらい眠るので、

   生活時間帯がまったく安定しない。

 

 そんな三浦さんに『朝だよ~』と教えるのは、

 三浦さんのお家と隣接する小学校へ登校してゆく

 チビッコたちのざわめき。

 

 縁石の上を歩く子、

 植え込みを観察する子、

 石ころを蹴っている子もいて、

 見ていて気が揉める……!

 

「ちこくゥしちゃうゥよォ~」

「ぐる~」(←訳:急げ~)

 

 そして、朝の《ひととき》が描かれた

 三浦さんの『目覚めたときが朝』と

 対をなすかのような作品は、

 小川洋子さんの『分かれ道』でしょうか。

 

 『息子が赤ん坊だった頃』

 という文から始まる小川さんの作品は、

 昼間は元気いっぱい!な子どもたちが、

 クタっと寝落ちしてしまう

 “夜の時間”を綴っています。

 

 午後9時に息子さんを寝かしつけた小川さん、

 ハッと気付くと、

 もう午後11時……!

 

   なんということ、

   子どもと一緒に寝てしまうなんて。

   本当なら小説を書くべきだったのに。

 

 今からでも遅くない書くべきだ、

 まあ、いいじゃない、あなたは疲れているのよ――

 相反する声が聴こえてくる夜の《ひととき》。

 

 小説を書くか、寝るか。

 

 分かれ道のどちらが正解でどちらが間違いか、

 いまあらためて、小川さんが思うことは……?

 

「ふわわァ~……!」

「がるるぐるる!」(←訳:映画にしたい!)

 

 まさに、短編映画にしたくなるような

 『分かれ道』をはじめ、

 読み手のこころを共鳴させる14の《ひととき》は、

 エッセイ好きな方々におすすめですよ。

 

 また、御本全体を飾る

 坂内佑さんによるイラストレーションも

 とても印象に残ります。

 ぜひ、手に取って、

 じっくりと見&読んでみてくださいね~♪

 

 

 

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~ 敵? いいえ、相棒です! ~

2022-11-26 21:42:06 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きッとォ、あしたはァ~おおさわぎィ!」

「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!今からソワソワ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 明日11月27日の対コスタリカ戦に向けて、

 早くも日本全国がハラハラ、そわそわ……

 落ち着かなくちゃね!と自分に言い聞かせながら、

 さあ、週末ですよ♪

 本日は読書をサボって、こちらの展覧会情報を、どうぞ~!

  

 

 

     ―― 版画 × 写真 1839 - 1900 ――

 

 

 東京・町田市の町田市立国際版画美術館にて、

 会期は2022年10月8日~12月11日(月曜休館)、

 『PRINTS × PHOTOGRAPHS 1839 - 1900』と英語題名が、

 『支えあい、競いあった二つの芸術』

 と日本語副題が付されています。

 

「まばたきィ、ちゅういィ~!」

「ぐるがるぅる!」(←訳:はいパシャリ!)

  

 19世紀に登場した

 《写真》は、画期的な新技術でした。

 

 視覚情報をそっくり記録できてしまう、って、

 もう本当に、

 人類の歴史上でも特筆すべき

 素晴らしい発明なんです、け、ど……。

 

「こまりましたでス!」

「がるるるるぅ~!」(←訳:どうしようぅ~!)

 

 ええ、《写真》誕生に

 困惑している人たちも、いたのです。

 

 それは、《版画》に携わる人たち。

 

「おしごとがァ~…!」

「ぐるるっるぅる~!」(←訳:失くなっちゃう~!)

 

 と思ったら。

 

 意外にそうでもなかった?

  

 初期の《写真》は、

 まだまだ発展途上。

 

 《写真》と《版画》は

 技術的に不十分な点を補い合う関係でした。

 

「きょうそんきょうえいィ?」

「がるぐるるっる!」(←訳:手を取り合って!)

 

 刺激し合い、競い合いながら

 “新たな表現“を探し求めてゆく

 《写真》と《版画》。

 

 この展覧会では、

 当時の版画作品と写真作品、

 カメラや撮影機材など

 関連資料180点が展示されます。

 

 カメラ好きさんも版画好きさんも、

 19世紀のアートが好きな方々も、

 ぜひ、お出掛けになってみてくださいね~♪

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も、じゃじゃん!

   

   大人気すぎて入手困難となっていた

   『UHA味覚糖』さんの

   《カヌレット》ですよ。

   「むむゥ!このォかおりィはッ?」

   「ぐる!」(←訳:ラム!)

   日本代表の選手さんたちも

   今頃おやつを食べているのでしょうか……

   皆さま、どうか穏やかな休日を♫

   

   

   

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~ 横溝さんの“武蔵野ミステリ” ~

2022-11-25 21:30:16 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 つぎはァ、にちようびィ~!」

「がるる!ぐっるるるる!」(←訳:虎です!わっタイヘン!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ドイツに勝利した日本の次戦は、

 日曜日のコスタリカ戦……

 って、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と放送時刻がカブるわ!

 どうしよう?と慌てながらも、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 南海囚人塔 ――

 

 

 著者は横溝正史(よこみぞ・せいし)さん、

 編者は日下三蔵(くさか・さんぞう)さん、

 2021年12月に発行されました。

 

 《横溝正史少年小説コレクション》シリーズの第⑦作には、

 横溝さんによる少年小説6作品と、

 作家・海野十三さん急逝を受けて

 横溝さんが書き継ぎ完成させた作品

 『少年探偵長』が収められています。

 

「よこみぞォせんせいィ~!」

「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:少年ものも書いてました!)

 

 つい数日前のこと、

 『殺人事件の起きないミステリー』というタグが

 SNSでトレンド入りしました。

 

 本好きな方々が推奨する

 “怖がりさんでも安心して読めるミステリー”が

 ずらりと並ぶその中に、

 あったのです、横溝さんの作品が。

 それは、

 

  『あかずの間』。

 

「わわッ!」

「がるるるぐるる!」(←訳:横溝さんらしい!)

 

 あかずの間、って一種の密室ですよね。

 密室ミステリ作家J・D・カーさんを敬愛していた

 横溝さんらしい題名だわ!

 これは読まねば!

 ……という次第で探し当てたのが、

 こちらの作品集『南海囚人塔』です。

 

 短篇『あかずの間』は、

 講談社の少女向け月刊誌『少女クラブ』

 1957年7月増刊号に発表されました。

 高木清さんによるイラストが付された

 この作品は――

 

「わくわくッ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:ドキドキするね!)

 

 東京のはずれ、

 吉祥寺の駅から歩いて25分もかかる

 さびしい武蔵野の林の中に

 ぽつんと立つ一軒家。

 

 小学3年生の由紀子(ゆきこ)ちゃんは、

 おうちが貧しいため、

 このお屋敷へ引き取られてきました。

 

 学校に行っている時間の他は、

 家の用事をあれこれ言い付けられ、

 こき使われている由紀子ちゃんですが、

 悲壮感はありません。

 

 身体は丈夫だし、

 働くことは好きだし、

 何の不平もない……んですけど。

 

「けどッ?」

「がる~…」(←訳:けど~…)

 

 お屋敷に住み込んで2ヶ月弱。

 由紀子ちゃんは気付いてしまいました。

 

 庭の奥にある

 古ぼけたひとつの土蔵。

 

 あの土蔵の中に

 誰かがいる……?

 

 屋敷の主人に代わって留守を預かる夫婦は、

 まもり神さまをお祀りしてあるのだ、

 だから土蔵に近寄るんじゃないよ、と

 由紀子ちゃんに命じます。

 

 しかし……しかし……

 

「やぱりィ、だれかァいるゥ?」

「ぐるがるる?」(←訳:音がするよ?)

 

 閉ざされた土蔵の秘密と、

 由紀子ちゃんはどう対峙するのか。

 

 カーさんの密室ミステリというよりも

 コナン・ドイル卿の『ブナの木屋敷』を思わせる物語は、

 ごく短いものですが、

 横溝さんの“得意技”が詰め込まれています。

 

 どこか不気味な屋敷、

 土蔵(座敷牢)の奥の人の気配、

 ヒロインの勇気と行動、

 そして、結末は――

 

「しッ! ねたばれェ、だめェでス!」

「がるぐるぅ!」(←訳:厳禁だよぅ!)

 

 御本の巻末には

 横溝さんの思い出を語り合う座談会などの資料、

 編者・日下さんによる解説も収録されています。

 

 横溝さんのファンの方々は、

 由紀子ちゃん頑張れ~!の声援とともに、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♫

  

 

 

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~ ポワロさんのメモワール ~

2022-11-24 21:50:43 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 やややッ、やッたァ~のでスゥ!」

「がるる!ぐっるるるるぅ~!」(←訳:虎です!勝ったあああぁ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 W杯初戦で勝利しましたね、日本代表!

 選手さん&スタッフさんに感謝の拍手を送った後は、

 さあ、良い気分で読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― ポワロと私 ――

 

 

 著者はデビッド・スーシェさん、ジェフリー・ワンセルさん、

 原著は2013年に、

 画像の日本語版は2022年10月に発行されました。

 英語原題は『POIROT AND ME』、

 『デビッド・スーシェ自伝』と日本語副題が付されています。

 

「はいいろのォ、のうさいぼうゥ!」

「ぐるるるがるるる!」(←訳:おヒゲの探偵さん!)

 

 英国の作家アガサ・クリスティーさんが生み出した

 “最高の探偵”といえば、

 はい、もちろん、

 エルキュール・ポワロさん。

 

 この御本は、

 長くTVドラマ版《名探偵ポワロ》シリーズに主演した

 デビッド・スーシェさんの自伝作品です。

 

 ベルギー警察にその人ありと謳われ、

 第一次世界大戦の折、

 難民となって英国に移住してきた名探偵を、

 いかにして創り上げていったか、

 スーシェさんは詳細に記していますよ。

 

「それはァ、そうぞうゥいじょうのォ~…」

「がるっるぅー?」(←訳:プレッシャー?)

 

 シャーロック・ホームズさんと同様、

 熱烈なファンを持つ名探偵となれば、

 “演じる“のは大変なことです。

 

 スーシェさん御自身も、

 『25年にわたって、

  100時間以上もテレビで役を務めてきた』

 と述懐していますが、

 撮影の時間や

 脚本を読んで準備を重ねて……という作業には

 もっと長大な時間が費やされていたことでしょう。

 

「それはァ、まるでェ~」

「ぐるるるるるがる!」(←訳:ヘラクレスの難行!)

 

 まずは序章――

 ポワロさんの最後の物語である

 『カーテン』の撮影現場で振り返るのは、

 初めてポワロ役を依頼されたときのこと。

 

 舞台、映画、ラジオやTVで活躍し、

 とりわけシェイクスピア作品の悪役で

 好評を得てきたスーシェさんでしたから、

 まさか私が?

 と仰天しましたが。

 

「まさかがァ、げんじつゥにッ!」

「がるるぐるるがる!」(←訳:新たな探偵像誕生!)

 

  《役に命を吹き込む》。

 

 原作を何度も読み、

 スーシェさんは名探偵の造型を突き詰めてゆきます。

 そうして撮影され、放送されたドラマは、

 当初1時間ドラマ10本だった予定が、

 大ヒットとなって

 全作を完全映像化することに……!

 

「そうこなくッちゃッ!」

「ぐるるる~!」(←訳:めでたや~!)

 

 撮影にまつわるエピソード。

 世間の評価とは別に

 思い入れある回や、

 残念に感じたこと。

 

 ドラマ撮影の間隔が空いたときは、

 アメリカの映画にも出演して。

 けれど、頭の片隅には、

 いつもあの”ベルギー人の探偵”が。

 

「げんざいィ、さいほうそうゥちゅうゥでス!」

「がるぐる!」(←訳:BSだよ!)

 

 アールデコやバウハウスの建築、内装、

 ローウエストのドレス、

 車やモーターバイク……

 ドラマの作品全体に、

 スーシェさんとスタッフさんたちが心血を注いだ

 《名探偵ポワロ》の世界が再現されています。

 

 その中央で、

 誰よりも輝いたポワロ/スーシェさんの

 香り高く芳醇な回想録を、

 ミステリ好きな活字マニアの皆さま、

 読み逃さないでくださいね。

 激おすすめの一冊です♪

 

  

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~ 南国の風が吹く ~

2022-11-23 21:25:39 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 いざッ、ふァいッとォ~~ッ!」

「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!こじ開けよう!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 アルゼンチンに逆転勝利したサウジアラビアの金星に、

 ええ、日本もあやかりたい!

 勝利を祈願しながらの祝日の読書タイムは、

 さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 秀吉を討て ――

 

 

 著者は松尾千歳(まつお・ちとし)さん、

 2022年8月に発行されました。

 『薩摩・明・家康の密約』

 と副題が付されています。

 

 前回記事では、

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と連動したかのような

 ユーモラスな筆致の

 人物辞典的ノンフィクションを御紹介しましたが、

 こちらは、もっとシリアスな

 歴史ノンフィクション作品、ですね。

 テーマとなっているのは……

 

 《薩摩と徳川の密約》。

 

「ふたつのォ、せんそうッ!」

「ぐるるがる!」(←訳:混乱の中の!)

 

 歴史好きな方々は、

 島津勢の奇妙な撤退行動を

 よく御存知でしょう。

 

 《関ヶ原の合戦》最中、

 西軍の敗北は覆せないとみた島津家の軍勢が

 取った行動は、

 ”敵陣の中央を突破して戦場を離脱”

 という、

 まことに奇怪なものでした。

 

「むちゃくちゃァでスゥ!」

「がるぐる!」(←訳:損害甚大!)

 

 奇怪な出来事はまだ続きます。

 

 関ヶ原の戦いの後、

 島津家と徳川陣営の和平交渉は

 約2年間も決着がつかず、

 ようやく決まったと思ったら……

 所領安堵。

 

 西軍に属した他の武将たちは、

 死罪・遠島・改易・所領の大幅減など

 苛烈な判定を下されているというのに、

 なぜ、島津家に”お咎め”が無かったのか。

 

「うむゥ! なぞォでス!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:ミステリだよね!)

 

 著者・松尾さんは、

 この撤退作戦の“裏”を読み解こうと試みます。

 

 《関ヶ原》から遡って、

 《文禄の役》《慶長の役》の折のこと。

 

 島津氏は、

 ひそかに敵国・明と接触し、

 太閤・秀吉を倒す策を進めており、

 これに徳川陣営も関与していた――

 

 つまり、島津・徳川間には、

 《関ヶ原》よりずっと以前から

 特殊なつながりがあった……?

 

「あわわッ!」

「がるるるっ??」(←訳:そうなのっ??)

 

 近年、東洋史の研究者さんの手で、

 朝鮮出兵に関する中国・朝鮮側の資料が見出され、

 活用されるようになってきた、

 と著者・松尾さんは御本の冒頭で記しています。

 

 大国・明と、

 薩摩の島津家、

 東国に封じられた徳川家。

 

 彼らの利害は(ほぼ)一致しています。

 戦争なんて、もううんざり。

 執拗に“唐入り”せよと煽る

 あの男さえいなければ。

 

 それぞれの勢力が目論む

 “豊臣排除”作戦――

 資料から浮かび上がる密談と折衝、

 その結果は。

 

「ふわァ~…すぺくたくるゥ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:007みたい!)

 

 密約は、あったのか。

 

 著者・松尾さんの大胆な歴史論には

 とても感心させられましたが、

 それ以上に魅力的だったのは、

 朝鮮出兵よりも前の時代の、

 薩摩地方の描写です。

 

 ルソン、明など、

 海外と自由に交易していた薩摩の町や村の、

 のびやかな美しさ。

 野を、山を渡ってゆく南国の風……。

 

 ノンフィクション作品ではありますが、

 歴史小説好きさんにもおすすめですよ。

 薩摩の昔日を想いつつ、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

 

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~ 歴史人物辞典 『鎌倉殿』 版! ~

2022-11-22 21:20:46 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 またしてもォ、わだいィにィ~なッたのでス!」

「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!日曜日が怖い~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 最終盤に入った大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、

 次回第45回の雪の日は……どうなる?!?

 と戦慄しながらの本日の読書タイムは、

 さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

 ―― 『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ!鎌倉武士 ――

 

 

 著者は羽生飛鳥(はにゅう・あすか)さん、

 2022年9月に発行されました。

 

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場する

 50人の武士さんやらお公家さんやらお坊さんやらを

 楽しく分かりやす~く解説してくれる

 “人物辞典”……と申せましょうか。

 

「ずいぶんッくわしくゥ~なりましたでス!」

「ぐるがるるる!」(←訳:勉強しました!)

 

 日本史の教科書に載っている、

 頼朝さん、義経さん、実朝さん、

 といったメジャーどころに収まらず、

 サイドキャラでは

 大江広元さんや梶原景時さん、

 ちょっとマイナーな仁田忠常さんに、

 “大穴”的な北条時房さん、

 そして“陰の本命”たる小四郎義時さん……

 

 この11ヶ月間で世の認知度を一挙に高めた

 《鎌倉幕府の作り手たち》とは、

 いったいどんな人物だったのか――

 

 著者・羽生さんによって

 ザックザックと解剖されてゆく面々の、

 一番手は、もちろんあの御方!

 

「よりともォさんッ!」

「がるる~!」(←訳:鎌倉殿~!)

 

 頼朝さんは、モテなかった……

 

 あー、こう書くと角が立ちそうですね。

 “めぐり逢い”運がなかった、と言うべきかしら。

 血筋も身分も財力も権力も持っているのに、

 モテなかったそのワケとは……。

 

「ぷふふッ!」

「ぐるるるっ!」(←訳:くすくすっ!)

 

 三代将軍の実朝さんは、かなり強気な性格?

 

 “俺たちの泰時”さんは、お酒飲みすぎ?

 

 トキューサこと時房さんは、

 蹴鞠なら任せて!なチャラ男なんだけど、

 教育も政治も行政も交渉も司法もデキる

 超絶有能人……!

 

「まりはァ、ともだちィ!」

「がるるぐるるるる~!」(←訳:W杯に出て欲しい~!)

 

 要注意なのは、

 結城朝光(ゆうき・ともみつ)さん。

 

 ドラマの中では、

 北条ファミリーの実衣さんに接近する

 琵琶の教師……しかし実は密命を背負っていて、という

 複雑なキャラクターでしたが、

 著者・羽生さんいわく、

 史実の朝光さんは――

 

   アイドル!

   

   その美貌と弁舌で、

   騒乱を起こす寸前だった東大寺の悪僧数千人を

   たちまち魅了!

 

   彼こそ鎌倉幕府のアイドル!

 

 であったとか。

 

「かまくらァじだいィにもォ~」

「がるるぐる!」(←訳:推し活アリ!)

 

 危なっかしくも

 どこか微笑ましく、

 現代の私たちと通じて……いるような気もする

 《鎌倉人》のこころと、生きざま。

 

 早々にドラマからはハケちゃったけど、

 朝光さんの“その後”はどうなったのか、

 追いかけたくなりますね。

 武衛を自認する『鎌倉殿』ファンの皆さまも、

 ご贔屓の人物さんのプロフィールを知るために、

 ぜひ、手に取ってみてくださいな~♪

 

 

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~ 手帳といっしょに ~

2022-11-21 21:35:53 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぱふゥ~ッ!」

「がるる!ぐるぅ~!」(←訳:虎です!ふはぁ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 地獄から現世へ、どうにか戻ってまいりました……

 実は、ワクチンの副反応という強敵と激突し、

 ノックダウンされてしまったのですけれど、

 さあ、回復途上のまったり読書タイムは、

 こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

      ―― ほぼ日手帳のQ&A 365 ――

 

 

 編著は ほぼ日刊イトイ新聞の皆さん、

 2022年8月に発行されました。

 『ほぼ日手帳公式ガイドブック2023』

 と副題が付されています。

 

「つかッてまスゥ~!」

「ぐーるーがるるる!」(←訳:ユーザーなのです!)

 

 はい、私ネーさ、

 《ほぼ日手帳》ユーザーなんです。

 

 少し前までは、

 紙に書き込む手帳なんて!

 デジタルの方が便利でしょ!

 とアナログ形式を侮る風潮がありましたが、

 近年はそうでもなくなりましたね。

 

 レコードはCDを上回る売れ行きで

 生産量も激増中、

 日本製文具の輸出量も伸びていて、

 《ほぼ日手帳》の英語版も好評だそうですよ。

 

「なんでもォ、かきこめちゃうゥ!」

「がるるぐるるるるる!」(←訳:自分でカスタマイズ!)

 

 この《公式ガイド2023》には、

 多くのユーザーさんの

 “ワタシ流”手帳応用術が

 賑やかに掲載されています。

 

 演出家さんは、

 らくがき帳のように。

 

 寄席の三味線奏者さんは、

 スケジュール管理とメモのために。

 

 介護施設の職員さんたちは、

 皆で交換日記として。

 

「こうかんにッきィ?」

「ぐるがる!」(←訳:意外です!)

 

 皆さんスゴイわ……

 年間インデックスや月間カレンダーのページは

 殆ど使っていない私ネーさ、

 反省させられました……

 シールを貼ったり、

 イラストを描いて彩色したり、

 素晴らしく活き活きとしていて。

 

「ならばァ、ここッ!」

「がるぐーる!」(←訳:94ページ!)

 

 本文94~99ページには、

 『文具にまつわるQ&A』として、

 字がうまく書ける黒ペン、

 絵がうまく描けるカラーペン、

 字も絵も書きやすいペン、

 にじみにくいペン、

 手帳といっしょに使えるおすすめアイテム、

 などが紹介されています。

 

 おお、カラーペン、欲しくなっちゃいましたよ♫

 

「でもォ、わすれちゃいけないィ~のはァ」

「ぐるー!」(←訳:カバー!)

「たくさァ~んッあるゥのでス!」

 

 『LoFt』さんの店頭で、

 『ほぼ日』さんの通販サイトで、

 迷いながらお買い物するのも楽しみのひとつですね。

 私ネーさはまだ来年分の手帳を購入していないので、

 これから悩むことにします。

 

「どれにィ~しようゥかなァ~」

「がるるるるぐるがるる~」(←訳:カミサマのいうとおり~)

 

 どんな手帳とともに

 一年を歩んでゆくか――

 

 《ほぼ日手帳》ユーザーの方々も、

 メーカーさんは決まっていないけど

 毎年手帳に書き込んでいます!という御方にも

 おすすめの手帳ガイドです。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

 

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