テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

緊急指令!《にくきゅうグミ》を発見せよ!!

2010-06-30 23:06:21 | 美味
 青きヤタガラスさんたち、そしてスタッフの皆さん、
 お疲れさまでした!
 胸躍るすばらしい時間を、ありがとう!

「ぐすすんッ、ありがとゥッ!」
「がるっ、ぐるがるー!」(←訳:ぐすん、感謝ですー!)

 えへん、あらためまして、
 次回の代表戦までには、より強力なラッキーカムカムアイテムを
 確保しておかなくちゃ!と拳を握りしめるネーさです、こんにちは。

「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「ぐるるー!」(←訳:虎ですー!)

 さあ、もっとワールドカップについて
 あれこれお喋りしていたいんですけれど、
 ここで緊急指令が入りましたよ!
 グミハンター、出動です!

「きんきゅうゥッ?!?」
「がるっ??」(←訳:指令っ??)

 私たちも大好きな、
 大々人気のブログ『チワワとトラ猫』さんで紹介されていたのが
 《にくきゅうグミ》……!

 グミハンターとしては、これは放っておけません!
 入手困難だという噂にも聞く耳持たず、
 コンビニ、スーパー、お店を何軒も探しまわって、
 執念の発見です!
 やったわ~!!

「……ふァ~、そゥでスかァ……」
「がる~…」

 見つけたのは、TV『はねるのとびら』さんでも御馴染み、
 100Yen Shop の『ダイソー』さんにて!
 レジ近くの、3個100円、のコーナーにあったのです。
 『にくきゅうグミ』を探している御方は、
 『ダイソー』さんへ急いで~!

「ふァいッ!
 ではァ、いまァまさにィ~」
「がるるぐる!」(←訳:実食タイム!)
「いただきまスでスゥ~♪」
「がるるぐる!」(←訳:いただきます!)
「もぐぐッもぐゥ! これはッ!」
「ぐるーぐる!」(←訳:ピーチ味!)

 『扇雀飴本舗』さんの
 《なんだか幸せ にくきゅうグミ ピーチ味》は
 かわゆくて食感プニプニの肉球型グミ♪
 ワンコやニャンコの肉球マニアを自認する御方、
 駄菓子系グミをお好みの方々にも
 愛されそうなグミキャンディーです。
 パッケージに描かれている小さなイラストも必見!
 
「おいしくゥ、たのしィ、ぷにぷにィ♪」
「がる~がる~♪」(←訳:心もほっこり~♪)

 ささやかな幸福を、
 ヤタガラスサポーターの方々も、ぜひ!
 疲れがちょこっと癒される……かもしれません。
 
「みなみなさまのォもとにィ~!」
「がるる~♪」(←訳:ハッピーを~♪) 
 
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かつごう、縁起を!

2010-06-29 22:44:20 | ブックス
 かつごう、験を!
 担げるだけ、担ごう! 

「ふァ? かつぐゥ?」
「がるぐるがる~?」(←訳:いったい何を担ぐの~?)

 担ぐといえば、決まってます!
 験(げん)です! 縁起です! ラッキーカムカムです!
 えへん、おほん、
 こんにちは、縁起担ぎに燃えるネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
「なるほどォ~、えんぎかつぎィ~?」

 ええ、そうです!
 思い起こせば、日本×デンマーク戦の数時間前のこと、
 拙ブログでは雑誌『SAVVY8月号』の京都特集をネタに
 お喋りいたしましたわね。
 そして……結果は勝利!
 ならば、今回も!
 決戦直前のいま、再び『京都』さんに出演していただこうじゃありませんか!
 さあ、筋金入りサッカーファンさん、
 京都大好き活字マニアさんも、
 縁起を担ぐぎまくる準備はよろしくて?
 では、はいっ、こちらを、どうぞ~!


 
              ―― 京都のブーランジェリー ――



 編集は、安田洋子さん、金田智香子さん、福岡優子さん、
 ’10年5月に発行されました。
 副題に『人気シェフのおすすめパン屋さん』とあります。
 
「わァほォ~♪
 これはァ、とォッてもォ、おいしィそうッでス!」
「がるがるるっ♪」(←訳:サクサクだっ♪)

 表紙の写真は、もっちろん、フランスの代名詞とも言える食品のひとつ、
 クロワッサン。
 バターをたっぷり含んだパイ生地が、
 お口の中でさくっ、ほろッ、と
 崩れてゆくのが聞こえそうな、
 ルックスの良い御品です。

 以前にも書きましたが、
 京都のパン屋さんのレベルの高さと来たら、
 ホントにもう、半端じゃありません。
 
「どのおみせもォ、おいしくてェ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:どのお店も格好良いんだ!)

 御本の題名こそ『ブーランジェリー』とフランス語ですけれど、
 京都の町並みに融和したお店のパンたちは、
 フランスのみならず、
 ドイツの製法で作られるパンであったり、
 或いはベルギーやイタリアのものであったり、
 または英国風や和風の御品であったりと、
 毎日がワールドカップか五輪か?な幅広さです。

 地方色の濃いフランスのパンが揃う
 『ブーランジェリー フリアンディーズ』さん。
 
 角食パンや、《京のメロンパン》が可愛い『大正製パン所』さん。

 《あんバター醤油》ってどんなお味なの?!?と
 眠れなくなりそうな『ブラウニー ブレッド&ベーグルズ』さん。
 
 マーブルデニッシュで知られる『ル・グランマーブル』さん。
 
 表紙写真の《クロワッサン 発酵バター》は
 『コティ・ア・コティ』さんの人気もの。

「あんぱんもォ、たくさんのおみせでェ、うれてまスゥ!」
「がるーがるる!」(←訳:カレーパンも!)

 有名レストランのシェフさんが伝授する
 パンを使ったお料理のレシピなども掲載されていて、
 見ているだけでお腹がグーグーと、
 まるでブブゼラのように鳴り始めてしまう
 京都グルメガイドブック、
 さあ、どのお店から、
 どのエリアから制覇してゆきましょうか?

「ぜんぶゥ、くださいなッ♪」
「ぐるるがるぐるーがる!」(←訳:一度は言ってみたいねそのセリフ!)

 ネーさ激おすすめの美味しい一冊を堪能していただいた後には
 ……そうです、もうすぐ、時間です!

 青きヤタガラスさんたちに、幸あれ!

「ふれふれッ!」
「がるるるーがるる!」(←訳:ビューティフルブルー!)
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『特別製』の探偵さんは…?

2010-06-28 23:20:19 | ブックス
 なんだか、夏休みがもう来ちゃうんじゃないのかしら~?
 と言いたくなるくらい夏モードの東京・多摩地方から、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわァ~、テディちゃでスゥ~!」
「がるる~!」(←訳:虎です~!)

 夏モードの本日、御紹介いたしますのは……怪談?

「ひィィィィいィ~ッ!」

 いえ、違います。
 活字マニアさんたちならば、一目瞭然!
 ↑画像でお判りのように、またもミステリ作品の登場ですよ。
 こちらを、どうぞ~!


 
               ―― 機械探偵クリク・ロボット ――


 
 著者はカミさん……本名を、
 ピエール・ルイ・アドリアン・シャルル・アンリ・カミ、という長~い御名前の、
 西欧圏では広く知られるフランス生まれのユーモア作家さんです。
 原著は、第一話『五つの館の謎』が1945年に、
 第二話『パンテオンの誘拐事件』は1947年に発表されました。

「きかいィたんていッ……!
 げじひとさんッみたいィでスゥ!」
「がるるるぐるがる?」(←訳:『プルートゥ』のゲジヒト刑事さん?)

 浦沢さん+手塚さん作の漫画『プルートゥ』では
 主役のアトムくんをもしのぐ存在感を放っていたのが
 ロボット刑事ゲジヒトさんでした。
 しかし、1945年に生まれた《機械探偵》さんは
 性能の点で大きく異なっているようです。

 ロボットの探偵――《クリク・ロボット》の生みの親は、
 ジュール・アルキメデス博士。
 なんとあの、古代ギリシアの大発明家アルキメデスさんの
 直系の子孫にあたる御方です!

「ほほゥ!
 ではァ、くりくくんはァ、さらぶれッどォ~!」
「ぐるるがる~る、ぐるる!」(←訳:由緒正しき血筋、いや機械筋だね!)

 基本はね、クリクくん、計算機らしいんですね。
 代数学的に謎を解いてゆく過程で、
 『手がかりキャプチャー』や『思考推進プロペラ』、
 『情報混乱防止コイル』『真相濾過フィルター』
 『自動式指紋レコーダー』などを駆使し、
 人間の捜査官たちが、はてな?と首を傾げる難事件を
 カシャカシャ、カチーン!と解明しちゃうんですって。

「すッ、すごすぎるゥ~!」
「ぐるるぐる!」(←訳:高性能だ!)

 予審判事さんに呼ばれて、
 アルキメデス博士がクリクくんを連れてやって来たのは、
 広大な庭を共有する『五つの館』。
 が、刑事のグリモーさんは御機嫌斜め……
 嫉妬心むき出しに、非協力的な態度を隠しません。
 博士とクリクくん、
 めげずに捜査に取り掛かりますが……?

 探偵小説であり、
 SFでもあり、
 ユーモア譚でもあり、
 絵本でもあって……ええ、この御本には、
 カミさん自身が描いた挿絵が多数収められているんです!
 これが、なんとも微笑ましくて、
 『味がある』画なんですよ~♪

「ぷふふッ♪ わらえるゥ~♪」
「ぐるるるっ♪」(←訳:おフランスぽいね♪)

 ハヤカワポケットミステリというと、
 ミステリ好きさん専用、と思われがちですが、
 この作品はちょこっと特別!
 楽しい御話をお探しの皆さま、
 ぜひクリクくんに会ってみて下さいな。

「くりくくんッ、いばらないィのがァ、よいところォ!」
「がるるーぐるる!」(←訳:頼りになる探偵さんだね!)
 
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スツールで、《謎》を一杯。

2010-06-27 23:16:31 | ブックス
 蒸し暑~い週末でしたねえ、ふぅ~、
 こんにちは、今なら31アイスクリームのチャレンジ・ザ・トリプルだって
 へっちゃらよ!なネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるーがる!」(←訳:虎ですーあちち!)

 暑さ寒さをものともしないアウトドア派か、
 それともインドア派か……
 私たち活字マニアはどうしてもインドア派ですが、
 ここにも、おりますよ。
 インドア派の方々が。
 いったいどんな御方かと申せば……さあ、こちらを、どうぞ~!



                 ―― 今宵、バーで謎解きを ――


 
 著者は鯨統一郎さん、’10年4月に発行されました。
 第一作『九つの殺人メルヘン』、第二作『浦島太郎の真相』に続く
 バー・ミステリ・シリーズの第三作が、この御本です。
 
「あうゥ~、テディちゃ、おさけはァ、にがてでェ~…」
「ぐるる~…」(←訳:僕も~…)

 心配しなくていいんですよ。
 お酒が飲めなくったって大丈夫!
 バーの暗がりに身を潜め、
 盗み聞きしちゃえばいいんです♪

 ……でも、すぐバレちゃうかもしれませんね。
 何故ならこのバー《森へ抜ける道》、
 常連さんにしてお客さんは、たったの……3人?!?
 その3人のお客さんとマスター、
 合わせて4人が世間で噂になっている事件について、
 そういえばさあ~、
 などとお喋りを始めると、
 ああら、びっくり!

「うむッ!
 このよにィ、ふしぎィ、なしィ!」
「がるがるぐるるぅ!」(←訳:謎もたちまち消え失せるぅ!)

 いうなれば、
 ミステリの名作『隅の老人』的な
 安楽椅子探偵型の短編ミステリの日本版、ですね。
 この御本では、ミステリに加えて、
 ギリシア神話のモチーフが各作品に
 投影されています。
 ゼウス、アリアドネ、
 ヘラクレスや、パンドラ……。

「ふァ~いッ! きいたことォ、あるでスよッ♪」
「がるぐるる!」(←訳:映画でも観たし!)

 考えてみると、
 これはちょっと……いえ、なかなかに危険な賭けです。
 ミステリマニアさんで、
 しかもギリシア神話に詳しい御方ならば、
 もしかしたら、物語の途中で犯人を見抜いてしまうかもしれません。
 
 鍵は……神さまたちの、性格にあり!と。

 そんな危険はとうに承知の著者・鯨さんが、
 タペストリーのように織り上げた《謎》の核は?
 バーから一歩も出ずして、
 マスターとお客さんたちは
 事件を解決できるのでしょうか?

「してほしィでスゥ!」
「ぐるるがるるーる!」(←訳:酔っ払う前に解いちゃってね!)

 脱線しがちな探偵さんたちの会話も笑える、
 楽しくて正統派な連作ミステリ、
 ミステリ好きさんにおすすめです!
 神話や昔話が大好きなの!という御方も、ぜひ~♪

「わいんもォ、いッぱいィ、でてきまス!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:ワイン好きな人も読んでみてね!)
「ぐびびッ、とォ~♪」
 
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週末は赤い実グミ♪

2010-06-26 22:56:12 | 美味
「しゅわッちィ!
 ぐみはんたー、さんじょうッ!」

 む! 
 ちょっとテディちゃ、それは私の台詞ですわよ!
 えへん、あらためまして、自称『グミハンター』のネーさです、こんにちは。

「わふぽッ♪ こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる~ぐるる~♪」(←訳:虎です!おやつだね~♪)

 ほっほっほっ♪
 本日もグミ大好きグミハンターは無事に任務を達成いたしました……
 ↑画像に御注目下さいませ、こちらは、

  独『トローリ』社さんの
  《ベリードリーム》!

 赤い色の果実――ラズベリー、サクランボ、苺、レッドカラント、
 という四つのベリーをグミにしちゃった製品なんですね。
 ドイツのグミキャンディメーカーでは
 『カッチェス』さんや『ハリボ』さんが有名ですが、
 『トローリ』さんの御品はどんなお味でしょうか?
 では早速、いただきますー!

「いただきまスでス! ぱくッもぐッ!」
「がるるー!」(←訳:いただきますー!)

 あら?
 これは、ずいぶん柔らかいグミキャンディですね?
 擬音にいたしますと、
 『ぷるふわ』
 とか、
 『ぷわわん』
 という食感ですよ。
 お味は……美味しいです!
 ちゃあんとラズベリーや苺のお味がしていて、
 程よく甘く、程よく酸っぱい!
 
「ふァいッ! おいしィぐみィでス!」
「がるがるるっ!」(←訳:形もキュートだよっ!)

 暑い時期には、冷蔵庫で少~し冷やしてみても
 いいかもしれません。
 連日のスポーツ観戦で疲れた身体に、
 ぷわわん!とエネルギーをチャージ!
 楽しいグミおやつ、ごちそうさまでした~♪

「ふににッ♪とォ、げんきィかいふくゥ!」
「がるがるる!」(←訳:疲労も解消!)

 遠い南アフリカでがんばってる方々、
 日本で応援している方々も、
 どうか楽しい週末を!
  
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ウサギ跳ねる野山へ。

2010-06-25 23:30:33 | ブックス
 ふぅ~、大変な金曜日でしたね~……
 皆さま寝不足でふらついちゃったりしませんでしたか?
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス! らりほォ~♪」
「がるる!がるっ!」(←訳:虎です!やたっ!)

 ええ、ヤタガラス軍団、やってくれましたね!
 そこで本日は祝勝会を兼ねて美味しいものをパクっと……
 ではなくて、えへんっ、
 疲れた心身と眼に麗しい一冊を御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!


 
                 ―― 図説 英国湖水地方 ――



 著者は小野まり さん、’10年3月に発行されました。
 副題に『ナショナルトラストの聖地を訪ねる』とあります。
 
「あはッ♪ ひょうしはァ、ぴーたーくんのおうちィでスねッ!」
「がるがるる~!」(←訳:可愛い~!)

 私たち日本人には
 《ピーターラビットくんの故郷》として知られる
 イングランドの北西域――湖水地方。
 そして、これもまたよく知られていることですが、
 湖水地方には実にたくさんの、
 『ナショナルトラスト』の財産があります。
 ポターさんが暮らしたヒルトップもそうですし、
 カントリーハウス、農場など、
 歴史的建造物が点在する緑の土地は
 なんとも美しく、
 『絵本のよう』という形容詞がぴったりです。

「ふァいッ!
 りょこうしゃさんにもォ、だいにんきィ、なのでス!」
「がる~るる~♪」(←訳:行ってみたいよね~♪)

 ならば、この御本は、のどか~で、単純~な
 お軽い旅行ガイドなのか、というと、
 ……そうでもないようです。

 第三章『湖水地方文学散歩』には、
 短いながら、
 ヴィクトリア朝の評論家ジョン・ラスキンさんについて
 記された文章があるのですが……
 これが、存外に重たい!深くて怖い!
 と思わされる傑作です。

 気鋭の評論家、若き新進芸術家たちの庇護者であり、
 『ナショナルトラスト』運動にも影響を与え、
 でも同時に、旧式かつ保守的な部分もあり、
 現代でも、その評価は分かれる《時代の偉人》ラスキンさん……
 
 ラスキンさんが生涯の最期の地と定めたのは
 都会のロンドンではなく、
 湖水地方の高台にある館『ブラントウッド』。
 墓所も、館に程近い村の教会にあるそうです。
 ウェストミンスター寺院に埋葬を、
 と国家から申し出があったにもかかわらず、
 遺言で指示されたのは、
 小さな村の墓地でした……。

「うむッ、それもひとつのォ、しんねんッでスゥ!」
「がるぐるる……」(←訳:どうぞ安らかに……)

 おっと、しんみりしちゃいましたが、
 ポターさんを紹介する明るく楽しいページや、
 トレッキング好きさんの心を騒がせる野山の写真も満載ですよ!
 庭園マニアさんも、きっとうっとり~♪

「おにわのォ、おはながァきれいィでスゥ~!」
「ぐるる~ぐるがるる!」(←訳:サッカーに良さそうな芝生もね!)

 サッカー発祥の地はイタリアであるといわれますが、
 ゲームとして発展させてきたのは
 英国!ですよね。
 読み物としても旅行ガイドとしても楽しめる
 個性ゆたかなヴィジュアルブック、
 週末ののんびり読書タイムに、ぜひ~!

「たッぷりィ、きゅうそくしてェ~」
「がるがるぐるがる!」(←訳:睡眠不足を解消しよう!)
 
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16の必見!

2010-06-24 23:29:35 | ブックス
「♪ぱんぱかァぱんぱァ~ん♪ぱんぱぱぱんッ♪」
「♪が~るっがるるる~♪」

 蹴球のテーマ?が流れる中、決戦の時刻が迫ってまいりましたね。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるる!」(←訳:虎です!)

 分かります、ええ、分かりますとも!
 試合開始はまだ?ああ待ちきれない!というお気持ちは。
 しかし、ゲーム開始を知らせるホイッスルが鳴るのは
 日本時間の未明……
 では、それまで暫し、昂ぶる心を読書で紛らわせてくださいな。
 さあ、サッカーマニアさんもネーさのような運動音痴さんも御一緒に、
 こちらを、どうぞ~!


 
              ―― SAVVY 2010年8月号 ――



 発行は京阪神エルマガジン社さん、6月23日に発売されたばかりの最新号です。
 今月号の特集は……
 画像からもお判りですね、
 《京都 世界遺産とごはん》!

「わほほォ~♪ きょうとォ~♪」
「がるぐるる!」(←訳:観光シーズンだもんね!)

 現在、多くの雑誌で京都特集が組まれているのは、
 祇園祭りの山場が近付いているためでしょうか。
 こんちきこん♪の音色に合わせ、
 山鉾が京の大路を練り進むのも
 もうすぐ、ですものね。
 
 でも、『SAVVY』さん最新号の誌面では、
 夏の京都の見どころは祇園祭だけではないんです!というかのように、
 世界遺産に登録されたお寺さん&神社さんが主役となっています。
 その数、16!!
 
「ほほゥ~、たくさんあるのでスゥ!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:さすがに古都は違う!)

 16の世界遺産は、
 もちろん私たちもその名を聞いたことがある、
 訪れたこともある、
 そんな場所です。

 誌面で取り上げられた順に記してゆきますと、

 二条城さん、
 金閣寺(鹿苑寺)さん、
 龍安寺さん、
 仁和寺さん、
 銀閣寺(慈照寺)さん、
 西本願寺さん、
 清水寺さん、
 下鴨神社さん、
 上賀茂神社さん、
 西芳寺さん、
 天龍寺さん、
 醍醐寺さん、
 平等院さん、
 宇治上神社さん、
 高山寺さん。

 私見ではありますが、
 おお、すごい~!と感心し、
 その後で、あれれ?と思いました。
 桂離宮や修学院離宮は世界遺産……じゃない??
 
「だッてェ、たいへんなのでスよゥ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:桂離宮に大勢の観光客が押し寄せたら!)
「ゆかがァ、ぬけちゃうゥ~!」

 ……有り得ない、と言い切れないところが怖ろしゅうございます。
 なんとなく納得しつつ、
 そうね、清水の舞台は頑丈そうだわ!
 醍醐のお山も広いから大丈夫!
 と思ったり。

 世界遺産スポットを彩る《ごはん》どころガイドも
 花よりだんご派さんには嬉し楽しの企画です。
 高級過ぎない、でも京都の良さをぞんぶんに味わえる
 お店がた~くさん!

「なつのォきょうとでェ、ごうゆうするのだッ!」
「がるっがるがるる~!」(←訳:あっ僕ハモ食べたいです~!)
「すいーつもォ、おいしィそうッ!」
「がるぐるるる!」(←訳:お土産も買いまくろう!)

 いくつ星をつけても足りないくらいの大々観光地、京都。
 京都大好きな皆さま、
 充実の京都ガイド特集号、お見逃しなく!

「しょもつをォもッてェ、たびにィでようッ!」
「がるがるぐるがる!」(←訳:目指せ南十字星を!)
 

  遠く異国に在る方々の幸運を祈ります! 
 
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今日はジャポネな、おやつタ~イム♪

2010-06-23 23:07:04 | 美味
 食材店や八百屋さん、スーパーマーケットの店頭で
 梅の実が売られているのが目につく今日この頃……
 こんにちは、さあ来たぞ!と思ったネーさです。
 何が来たかと申しますと、
 えへん、もちろん、グミハンターの出番ですよ~!

「……こんにちわゥ、テディちゃでスゥ」
「……がるる~」(←訳:……虎です~)
「なぜにィ、うめでェ、ぐみィ~なのでスかッ、ネーさァ?」

 ほほほ、それはね、
 ↑上の画像を御覧下さいな~♪

 『井口食品工業』さんの
 《紀州南高梅うめ果汁グミ クミコの幸せ》!
 紀州南高梅の果肉と果汁入りのフルーティなグミ、
 無着色・無香料、
 なのだそうです。

「わほッ♪
 うめぐみィ~♪」
「がるがるっ♪」(←訳:梅好きさっ♪)

 『井口食品』さんは、梅干しや梅のドリンクなど、
 梅製品で有名なメーカーさんです。
 ネーさ家でも、『井口』さんの梅干しを
 お取り寄せしているんですよ。
 その『井口』さんの梅グミを
 雑貨店『ITS’DEMO』さんで発見したからには
 せひとも実食してみなくちゃ!
 という訳で、いただきまーす!

「いただきまァ~スッ♪」
「ぐるがるる~♪」(←訳:いただきます~♪)

 一粒ずつ個包装された淡いプラムピンク色のグミは
 ドーム型……
 他の日本メーカーのグミに比べ、
 やや弾力があるような……
 甘さを抑えたお味は、
 梅エキスジュースを想わせますね。
 中華系のお菓子『干し梅』大好き~!という御方には、
 きっとこの《クミコの幸せ》グミ、
 気に入っていただけることでしょう。
 
「ふァいッ!
 くせにィなるのでスよゥ!」
「がるる!」(←訳:はまるね!)

 美味しゅうございます、さすが梅屋さんの作った梅グミ!
 ……ただ、そのぅ……
 このネーミングには、何か仔細があるのでしょうか?
 クミコちゃんて、だぁれ?
 梅お菓子マニアのお嬢さん、ですか?
 それとも、この梅グミを作り上げた天才博士の一人娘さん、とか?
 天才博士は、或る発明の設計図を寄越せ!
 と悪の怪人に脅されていて……

「もぐぐッ、ぱくくッ、
 ネーさッ、しょうねんたんていだんのォ、よみすぎィでスッ!」
「がるがるぐるがるる~!」(←訳:怪人よりもアルセーヌ・ルパンがいいや!)

 ……謎のネーミングの梅グミ、
 ごちそうさまでした♪
 近付くヤタガラス軍団の決戦に向けて、
 お菓子好きの皆さま、
 ジャパンならではのお味のグミで気勢を上げましょう!

「えいえいッおゥー!」
「がるがるるー!」
 
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好物は、《謎》です。

2010-06-22 23:18:50 | ブックス
 かわゆ~いカエルグッズ専門店を発見しました♪
 なんだか散財の予感がするネーさです、こんにちは。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)

 梅雨にも湿度にもめげず、
 さあ、本日も質実剛健!勇猛果敢に読書ターイム!
 ……とは申しましても、
 このところ続いたアート本の御紹介とはちょいっと趣きを変え、
 ユニークなミステリ作品を、さあ、どうぞ~!


 
               ―― 蒼林堂古書店へようこそ ――


 
 著者は乾くるみ さん、’10年5月に発行されました。
 『蒼林堂』は『そうりんどう』とお読み下さいな。

「こしょてんッ……ふるほんやさんッ……!」
「がるがるるるー!」(←訳:ネーさの大好物だー!)

 蒼林堂さんは、普通の古書店さんではありません。
 なんと、ミステリ専門!
 ますます行ってみたくなっちゃうわね!
 散財の予感が一段と強まってますけど、
 気にしない気にしない~♪

「あうゥ~、だれかァ、とめてくださいィ~!」
「ぐるるぐるがるっ!」(←訳:お財布を隠しちゃおうっ!)

 蒼林堂さんは、ネット店舗と
 実店舗でも営業しているそうです。
 お店があるのは、とある町。
 扇町商店街という商店街から西に折れた脇道の左手にて、
 ごくひっそりと……いえ、絶賛営業中!
 今日も今日とて、
 食虫植物に絡め獲られた小虫のごとく、
 お店に舞い込んで来たミステリ好きさんをがっちり捕獲!
 さあ、客人よ!
 本を買ってゆくがよい~!

 というのは大袈裟ですが、
 ミステリ好きさんにとって蒼林堂さん、
 とっても居心地の良いお店であるのは
 一目で分かります。

 ウナギの寝床のような、お店の奥にあるのは、
 小さな喫茶スペース。
 コーヒーの香りにつられ、
 カウンター席に座った常連さんたちは、
 ミステリにまつわる雑談や、
 昔の思い出、ふと疑問に感じたことなど、
 つれづれなるままにお喋りし始めるのでした。

「うむッ! そのォてんかいィはッ!」
「がるがるるー!」(←訳:日常の謎だー!)

 何気ない謎、疑問や不思議……
 蒼林堂の奥で繰り広げられる
 ささやかな、けれど当事者にとっては只事ではない、
 《謎》の解明会。
 
 14篇の連作短編では《謎解き》を、
 その合間には蒼林堂古書店店主の林雅賀さんによる
 《ミステリ案内》なる評論文も配置され、
 この御本一冊まるごとが
 企みに満ちた『ミステリアス』な物語となっています。

 ミステリの初心者さんから上級者さんにまでも、
 読んで楽しい、
 絵解きを示された後もまた思わずニヤリとしてしまう、
 得難い一冊ですよ♪
 シャレがわかるミステリ好きさんに、おすすめです!

「ちがいがわかるゥ、くまにもォ~」
「がるぐるるぐる!」(←訳:違いが分かる虎にだって!)
「ぜひィ~♪」
 
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彼は、異端の画商さん。

2010-06-21 23:11:59 | ブックス
 つい先日まではジャスミンが、
 今はクチナシのお花がなんとも良い香り~…♪
 こんにちは、ジャスミンティー大好きなネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「がるがる!」(←訳:虎ですよ!)

 お花の香りに包まれて、さあ、本日もお昼寝タイム、
 じゃなくて! 読書タイムと参りましょう!
 こちらを、どうぞ~!


 
             ―― 洲之内徹 絵のある一生 ――

 
 
 著者は洲之内徹さん、関川夏央さん、丹尾安典さん、大倉宏さんと他の皆さん、
 ’07年10月に発行されました。
 ↑上の画像の、御本の表紙写真の御方が、
 洲之内徹(すのうち・とおる)さんです。

「ふむむゥ~、しぶいィ~おじちゃんでスッ!」
「ぐるがるるっ?」(←訳:何者なのかなっ?)

 洲之内さんは、画商さん――

 画商さんといえば、そうですね、
 イメージとしては、
 ジェラール・フィリップさん主演の映画『モンパルナスの灯』に出てきたような、
 夭折した貧しい画家さんを食いものにする
 悪どい人物を思い浮かべる御方も多いでしょう。
 儲かりさえすればいいんだ!
 流行を作れ!
 安く買って高く転売しろ!

「ひどいィ!」
「ぐるるぐる!」(←訳:悪いヤツらだ!) 

 洲之内さんは、
 そんな悪辣画商たちとは大違いの画商さんでした。

 実は、前回の記事で御紹介いたしました
 長谷川りん二郎さんの作品、
 『猫』を買い入れたのが、
 他でもない、洲之内さんだったのです。

「えッ? あのッにゃんこッ?」
「がるがるぐるる?」(←訳:タローくんの絵を?)

 画家の長谷川さんと、画商の洲之内さんは
 深い信頼で結ばれていたようです。
 何年も何年も待ちに待って、
 ようやっとタローくんの画――『猫』を渡された洲之内さんは、
 遠慮、というか、引け目をおぼえました。
 これは、いまはもう亡きタローくんを描いた唯一の画。
 タローくんをとても慈しんだ長谷川さんは、
 手離したくはなかろう……

 長谷川さんは言います。
 『いいんですよ、お約束したんだから』。

 洲之内さんは、答えます。
 じゃあ頂戴します、その代わり――

 『どこへも売りません』

「ふァ??
 がしょうさんなのにィ??」
「がるがるる~る?」(←訳:絵を売らないの~?)

 売りません。
 洲之内さんは、こう続けます。

 『いつまでも僕が持っていることにします』

 ニューヨークあたりの大手画廊経営者さんなら、
 何だそれは?
 オマエはそれでも画商かっ?
 画商が絵を売らないでどうする!!
 と怒り出すでしょうね。
 でも、やっぱり、売らないのです、洲之内さんは。

 絵を売り捌くことよりも、
 絵を愛することを選んだ洲之内さん。
 おかげで、銀座にある洲之内さん経営の『現代画廊』は
 いつも赤字だったそうです。
 赤字を補うのは、
 小林秀雄さんも『当代一』と賞賛した
 美術批評をはじめとする文筆業で得たお金。
 どこどこまでも真っ直ぐに、
 洲之内さんは絵を愛し、
 絵に囲まれた人生を送ったのでした……。

「うむッ!
 それでェいいのだッ、おじちゃんッ!」
「がるがるがる!」(←訳:いいんだそれで!)

 洲之内さんの急逝により、
 『現代画廊』は畳まれてしまいました。
 しかし、遺された『洲之内コレクション』は
 散逸することなく、
 宮城県美術館に引き取られます。
 『コレクション』の中には、
 ええ、確かにありました。
 猫のタローくんを描いた長谷川さんの画が!
 洲之内さんは約束を守り通し、
 誰にも売らなかったのです……。

 不思議千万な画商さんにして評論家、
 洲之内徹さん。
 アート好きさんに、
 そして昭和史に興味をお持ちの方々も、
 ぜひ一読を!
 洲之内さんが成した大きなお仕事が
 じわり……と見えてくるかのようですよ!

「ねこのたろーくんッだいすきィなおかたもォ」
「がるがる~♪」(←訳:ぜひぜひ~♪)


 
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