テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

東京の、町のどこかで。

2011-01-31 23:15:53 | ブックス
 寒~い!んですけれど、
 夜空にはオリオン座はもちろん、シリウスも美しい東京・多摩地方から、
 こんにちは、ネーさです。

「こんんちわッ、テディちゃでス!
 しッぽがァ、こおりそうッ!」
「がるるー!ぐるっぐる!」(←訳:虎ですー!ヒゲもパキパキっと!)

 そうね、クマの短い尾ッポも虎のヒゲも凍結しちゃいそうな冬……
 ですが、こんな時こそ外へ出なくちゃ!
 と思わせてくれるのが本日ご紹介いたします一冊です。
 こちらを、どうぞ~!

  



              ―― 昭和の東京 ――



 著者は路上観察学会の皆さん、’09年2月に発行されました。
 『路上観察者の記録』と副題が添えられています。
 
「もふゥ! ろじょうゥかんさつゥ!」
「ぐるるるーがるがるがる!」(←訳:もうすっかり有名だね!)

 松田哲夫さん、赤瀬川原平さん、南伸坊さん、
 藤森照伸さん、林丈二さん。
 この御本で『観察記録』を報告してくださるのは、
 彼ら《路上観察学会五人衆》!
 舞台で見えを切る代わりに、
 カメラの構図をピシリと決め、フィルムにおさめるのは、
 何じゃこりゃ??
 これっていったい?
 ひゃーカワイイ!
 シブ過ぎてわけ分かんな~い!といった物件の数々。

 シャッターを押す瞬間、
 時間よ止まれ!
 と願いながら……。

「むむゥ!
 しょうあわァ、ですからねッ!」
「ぐるるるがるぐーるる!」(←訳:油断してるとなくなっちゃう!)

 明治時代に建てられた木造建築があり、
 関東大震災後に生まれ
 藤森さんによって『看板建築』と命名された商家の建物が
 まだまだ頑張っていて、
 不思議なモチーフや
 マンホールの蓋の紋様、
 そして欠かせないのが、路地の隙間、
 町のどこかに必ずあった空き地。

 観察学会五人衆の眼差しは、
 温かく、優しく、
 頑張っていたり、
 消え去る日が間近に迫ったものたちを
 探し出し、捕捉します。

 その目と耳には、
 他の人々には見えない・聞こえない
 建物たちのつぶやきが届いているかのように。

「なつかしィ、つぶやきィ、でス!」
「ぐるるがるるる♪」(←訳:ほんわかしてるよ♪)

 昭和って、どんな時代だったのかな?
 あの頃の街って、どんな風景だったろうか?

 映画を観たり、
 御本を読んだりするたびに、
 そんな疑問を覚えた御方は、
 ぜひこの御本で写真の中に残る昭和の姿を御覧くださいな♪
 その後で東京の町をお散歩すれば、
 平成の影に隠れてはいても
 まだ確かに存在している昭和の痕跡が
 ゆっくり、浮かび上がってきますよ。

「あさくさァあたりがァ、いいかなッ?」
「がるがるるるぐるる!」(←訳:神田あたりもいいよ!)

 日本橋あたりも、おすすめです! 
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いずこの町で?

2011-01-30 23:02:35 | ブックス
 ザックJAPAN!やりましたね!
 選手の皆さん、監督さん、全スタッフの皆さん、
 おめでとうございますー!!
 こんにちは、ネーさです!

「こんにちわッ、テディちゃでス! きゃッぽゥ~!」
「がるる!がるるるーぐる!」(←訳:虎です!拍手喝采だよ~!)

 嬉しくて、誇らしくて、
 でもちょっとだけ『もしも』を考えてしまいました。
 もし一年前にザックさんが日本チームの監督さんをしていたら
 中村俊輔さんをどんな風に起用したのでしょう……?
 
「こたえられませんッ!」
「ぐるるがーる!」(←訳:難し過ぎるー!)

 いくら悩んでも答えは見つかりそうにない難問……
 本日ご紹介いたしますのも、
 そんな物語、かもしれません。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

 


    
               ―― みんなのふこう ――



 著者は若竹七海さん、’10年11月に発行されました。
 えっ? ふこうっ??
 週のアタマから縁起でもないわっ!
 と、お叱りを受けちゃいそうですが……
 この『ふこう』、ちょっとした人気なのです。

「ふァ??
 ふこうがァ、にんきィ?」
「ぐるるるっ?」(←訳:まさかねっ?)

 まさか、な現象が現実となったのは、
 葉崎FM。

 葉崎(はざき)。
 地図を調べてもグーグルの衛星写真でも見つけられないかもしれませんが、
 神奈川県の、相模湾に面した一角にある小さな市です。
 葉崎FMは、その葉崎市のローカルなミニFM局。
 76.7メガヘルツで、地元密着ニュース&話題を毎日放送中!

「あはッ! テディちゃ、らじおォすきでスよゥ!」
「がるるっ!」(←訳:ボクもっ!)

 そうね、ラジオ好きな御方ってけっこう多いのよ。
 葉崎市民さんに最近とっても好評なのが
 毎週土曜、21:00~24:00の
 《町井瞳子のライトハウス・キーパー》内のコーナー
 『みんなの不幸』。

 パーソナリティーをつとめるアナウンサーの町井さんたちスタッフが、
 ねえねえ失敗談や不幸話を募集するってのはどぅお?
 と、お酒の席で発案企画したものだったのですが……

「よッぱらいィ、ッてのはァ、ほんとにもうッ!」
「がるがるる!」(←訳:危険だよね!)

 いえ、それがね。
 放送開始から3ヶ月、
 開局以来の投書が『みんなの不幸』コーナー宛に
 送られてくるようになったのですから、
 びっくりです。

 わけても、リスナーの反響が高かったのは、
 ラジオネーム『ココロちゃんのぺんぺん草』さんからのメールでした。

 葉崎の高校生『ぺんぺん草』さんによる、
 バイト先の同僚『ココロちゃん』が遭遇した不幸な出来事を
 記したメール、なんですけど。

 その一種壮絶な、
 常識など通用しない超ド級なアンラッキーぶりは、
 町井アナとリスナーさんを呆然とさせます。
 ここまで不幸だと、もう笑って諦めるしかない?
 いやはや、いっそあっぱれな不幸の連鎖!

「わらッてはだめでスゥ! ぷふふッ!」
「がるるる!ぐるっ!」(←訳:そうだよ!くすっ!)

 くすすっ、ぷふ、
 やれやれ、困ったもんだね~大丈夫かな~ココロちゃん……
 そうニヤリとしていられるのも束の間。
 町井アナや局のスタッフさん、
 リスナーさんの度肝を抜く
 『ぺんぺん草』さんの新たなメールが届きました。
 ココロちゃんを襲ったさらなる『不幸』とは――

 『ふこう』って、何?
 どの一線を越えると、『ふこう』なの?
 
 手練れミステリ作家・若竹さんのリアルでシュールな
 ローカル?謎ものがたり。
 いえ、『ふこう』はどこまで深化するか?の連作集です。
 ミステリのジャンルに収まらない、
 青春もの、業界内幕物?としてもよさそうな
 『ふこう』コレクション、
 すべての活字マニアさんに、ぜひ~!

「ふこうのォ、さきにはァ、きッとォ、しあわせがッ!」
「がるるる……がるっ!」(←訳:待ってる……はずっ!)
  
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ショコラニュース;追補編♪

2011-01-29 23:05:34 | ショコラ
 きゃーっ!
 無い! ないわーっ!
 こんにちはっ、パニック中のネーさです!

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるるー!がるっ!」(←訳:虎ですー!無いね!)
「ないないッ! ほらねッ!」

 

 ……ないんです。
 『ル ショコラ ド アッシュ』さんの《アムール ドゥ ショコラ》、
 伊勢丹の《サロン・デュ・ショコラ》で購入しましたボンボンショコラが
 消えてしまいました……。
 
「ふァいッ!
 こんなんでしたッ♪」

 

 真っ赤な小箱に、
 これも情熱の紅色をしたハート型ショコラ、
 ハートの中にはとびきり美味なボンボンショコラ3粒……。
 ヴァレンタイン期限定の御品(税込¥1.850)でございます。
 それが……ない……。

「じけんでスねッ!」
「がるっぐるるるーがるがるぐるる!」(←訳:教訓!おいしいショコラは金庫で保管!)
「だよねッ!」

 めげません!
 私ネーさ、めげずにショコラ情報をお伝えいたしますよ!
 あらためまして、こちらをどうぞ!



 先日の《サロン・デュ・ショコラ》レポートでも
 おすすめですよ!と申し上げましたのが、
 明治『100%Chocolate Cafe』の期間限定品、
 《214スペシャル/ピーチ&シャンパン》!
 淡いピンクのパッケージが春らしいですね♪

「ふるーてィなァ、おあじィ、でス!」
「ぐるるーぐるる!」(←訳:桃の花の色してるよ!)

 シャンパンの象牙色とピンクのマーブル模様が美しく、
 目にも喜びを与えてくれるショコラです。
 こちらの《214スペシャル》はお値段税込¥300、
 他に『100%Chocolate Cafe』でおすすめしたいのは
 《49 ラベンダー》のショコラ!
 ハーブ好きさんは《47 ローズ》《46 バニラスパイシー》もぜひ♪

「もふふッ♪
 どれもォおいしィでスよッ!」
「がるる~がる!」(←訳:ビバ!大人買い!)

 ……と、本日はショコラレポート追報をお送りいたしました。
 伊勢丹新宿店での《サロン・デュ・ショコラ》は
 1月31日まで。
 その後、京都他でも開催されるそうです。
 忙しいし、遠いから会場へは行けないわ……という御方は、
 オンラインショッピングでショコラ買いを!
 『アッシュ』の《アルール ドゥ ショコラ》は通販不可ですが、
 《214スペシャル》はWEBで購入できますよ。

「みんなでェ、おいしィ~ばれんたいんッ!」
「ぐるるる~がるがるる♪」(←訳:ハッピーエンドを祈って♪)

 では、ショコラ好きさん&食いしん坊の皆さま、
 楽しい週末を! 
 
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月へ、砂漠へ、ジャングルへ! 冒険の書!

2011-01-28 23:05:57 | ブックス
 さあ今日も魅惑のショコラ話~♪
 ……と行きたいところですが、
 そろそろ本の虫が疼きはじめました。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる~!ぐるるる~?」(←訳:虎です~!チョコは~?)
「ちぇッ!
 きょうはァ、ちょこれーとォ、ないのかァ~…」

 心配いらないわ、テディちゃ、虎くん。
 バレンタインシーズンはこれから盛り上がるんですよ。
 なので、再びチョコまみれになる前に読書タイムでちょっと一息!
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 
 
              ―― タンタンの冒険 その夢と現実 ――



 著者はマイクル・ファーさん、訳者は小野耕世さん、
 原著は2001年に、日本語翻訳版は2002年3月に発行されました。
 
「わぽぽッ! タンタンくんだァ~♪」
「がるるる~がるるるぐる?」(←訳:でもこの御本なんか違うよ~?)

 前回記事でも御紹介いたしましたベルギーのコミック、
 『タンタンの冒険』シリーズ。
 ええ、この御本は、タンタンくんが出てくるコミック作品ではありません。
 『タンタンの冒険』シリーズ各作品と
 シリーズの作者エルジェさんについての
 解説&研究書、なのです。

 エルジェさん――本名は、ジョルジュ・レミさん。
 本名のイニシアルを逆に読んで、筆名にしたのだそうです。
 
「うむゥ! あんごうッ、みたいでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:しゃれてるね!)

 エルジェさんのお洒落なセンスは
 タンタンくんの服装にもよく表れています。
 軽い生地のコートに、
 ニッカーボッカー、
 帽子は旅の目的地に合わせてベレーだったりテンガロンハットだったり、
 潜水服、宇宙服もあり!

 でも、タンタンくん、最初から
 これほどスマートなオシャレさんだった訳ではありません。

 ベルギーの新聞に掲載された初期のタンタンくんは、
 まるで……

「ちゃーりー・ぶらうんッ??」
「がるるーがるぐる!」(←訳:別人かと思っちゃう!)

 そして、
 第一作『タンタンのソヴィエト旅行』はモノクローム、でした。
 現在広く知られている、
 タンタン作品の特徴――カラフルな彩色画は、
 まだ生まれていなかったのです。
 物語も、新聞社の意向が優先され、
 エルジェさんは自由に筆をふるうことが出来ませんでした。
 
 また、20世紀の激動期とタンタン作品の制作が
 時期を同じくしたために、
 エルジェさんは政治・政変に巻き込まれます。
 ナチスの台頭
 第二次世界大戦、
 冷戦……

「ううむゥ…!
 こわいィでス!」
「がるぐるぐるる~…」(←訳:苦難の世紀だ~…)

 この御本では、製作年順に作品一作ずつに
 当時の世界情勢と作品の関わり、
 いかにしてタンタンが描き直され、
 カラー化されていったか、
 エルジェさんが参考にした資料、スケッチなどが
 懇切に取り上げられ、解説されています。
 タンタンくんの成長記、と捉えてもよいかもしれません。

 学生時代フランス語を、あるいは英語を勉強するために
 必死でタンタンくんの冒険を読んだっけ……
 元気なスノーウィちゃんは癒しのモトよ~!
 私はビーカー教授のファンです!
 船長さんがいちばん!
 などなど、
 『タンタンの冒険旅行』に並々ならぬ思い入れを持つ御方は
 ぜひこの一冊でタンタン制作の裏側探検を!
 
 
 
「みんなァ、きッとォ、だァ~いすきィッ!
 ……だよねッ?」
「がる~るぐるるるがるる♪」(←訳:タンタンくんとスノーウィちゃんの♪)
「ぼうけんりょこうッ!!」
 
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続・2011年《サロン・デュ・ショコラ》レポート!&おまけ♪

2011-01-27 23:16:31 | ショコラ
 ショコラ好きさんにおくる2011年《サロン・デュ・ショコラ》レポート……
 は~い♪ 前回記事に続いて2回目の御報告ですよ!
 こんにちは、今日も明日もショコラ大すき♪ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるるっ!がるーるる!」(←訳:虎ですっ!美味しいもの万歳!)

 さあ、会場のそこここには、

 

 こーんなダルマさん型ショコラや、

 

 こーんなオブジェ風ショコラに、

 

 世界一の栄冠に輝くこーんな高級ショコラも販売されておりましたが、

 

 私ネーさが購入しました『セバスチャン・ブイエ』さんのブースが、こちら!
 会場MAPでは【B3】と記されているブロックにあります。
 お店の販売員さんたちはとても親切で、
 質問にも丁寧に答えて下さいましたよ。

「ぷろふェしょなるゥ、なのでス!」
「ぐる~がるる!」(←訳:頼りになるね!)

 試食でいただいた『紫蘇のチョコレート』……
 最初は、えっ?シソ??
 ふぅむ?シソというよりプルーンのような果実の味?
 いや待てよ……うん!これはシソ!本当に紫蘇~!!
 と、お口の中でくるくる変わる印象にびっくりいたしました。
 そして、食べた後の残り香がなんとも好ましいのです!
 ブイエさんの技術で
 良質&新鮮なハーブエキスを想わせるガナッシュに変身したシソと
 チョコレートの幸福なマリアージュ……!
 
「うむッ! おいしィッ!」
「ぐるるるーがる!」(←訳:クセになりそう!)

 画像は、こちら!

 

 『さくら』『シソ』など5種類のショコラが入って
 ¥1.680の《コレクション・ジャポン》、
 ロゴ入り黒いバッグもとてもシックで、
 贈り物用・義理用・友チョコ用・自分用、
 いずれにも最適~!

 もっともっと!
 まだまだガンガン買いまくるのだ~!という御方には、
 『ル ショコラ ドゥ アッシュ』、
 『パティシエ エス コヤマ』、
 メリーチョコの新ブランド『トーキョーチョコレート』、
 『100%チョコレートカフェ』の期間限定チョコ《ピ-チ&シャンパン》、
 『クラブハリエ』、
 『ユーゴ&ヴィクトール』、
 『アンリールルー』、
 そして御大『ジャン=ポール・エヴァン』
 などのお店&ショコラをおすすめいたします。

「つじぐちさんのォ、ちょこッ!
 んまんまッ!でスよゥ♪」
「がるーがるがるるる!」(←訳:アッシュのチョコは本当に美味!)

 さて、
 《サロン・デュ・ショコラ》レポートが一段落したところで
 おまけ情報はこちらで~す!

 

 東急ハンズ新宿店2Fで開催されておりますのは、
 《トラベルマーケット》というイヴェントで、
 今回のテーマは、ベルギー。
 ベルギーの名産品、キャラクターグッズ、
 文具や書籍などを紹介し、販売しているんですね。
 活字マニアさんには、
 お分かりでしょうか?
 真っ赤なポスターに描かれているのは……

「あッ! たんたんくんだァ!」
「ぐるるーがる!」(←訳:スノーウィちゃんも!)

 『タンタンの冒険旅行』関連のグッズ、充実しています!
 例えば、こちら!

 

 スノーウィちゃんのヌイグルミ、
 飾って楽しいフィギュアの数々!
 ミニトート、マグカップも可愛い!
 タンタンくん大好きな御方は必見の《トラベルマーケット》へ、ぜひ~♪

「せんちょうさんッ、きゃッこいィでス!」
「ぐるるーがるがるがるるっ!」(←訳:カスタフィオーレ夫人もねっ!)
「…………えェッ???」
 
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2011年《サロン・デュ・ショコラ》レポート♪

2011-01-26 23:03:44 | ショコラ
 ……今年もやってまいりましたね、ショコラの季節が!
 こんにちは、ショコラ大好き♪ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる~!がるがるる!」(←訳:虎です~!チョコレート!)

 ええ、チョコレートすなわちショコラの祭典、
 2011年の《サロン・デュ・ショコラ》が
 本日1月26日より伊勢丹新宿本店さんで開催です!
 昨日25日には内覧会があったそうですが、
 一般公開は今日から!
 ということで、会場は……

 

 大混雑の、大行列!

「まえェがァ、みえませんッ!」
「ぐるるー!」(←訳:苦しいー!)

 あら、こんな方々も。

 

「てれびィでスかッ?」
「ぐるるがるるるー!」(←訳:いっそう混雑しちゃうー!)

 混雑の中、
 狙っておりましたのに、早々に売り切れてしまった
 御品が、こちら~!

 

 《サロン・デュ・ショコラ》初出店、
 辻口博啓さんの『ル ショコラ ド アッシュ』の
 《AMAZAKE》という
 甘酒を使ったショコラです(画像中央)。
 ¥31.001のものと¥2.301のものがあり、
 ¥2.301の御品はアッという間に……

「うりきれッ?」
「ぐるるるるー!」(←訳:人気なんだー!)

 

 こちら、サダハル・アオキさんの
 《東京焼きマカロンショコラ》という御品も
 絶賛実演中!

「むむッ? これはァ??」
「ぐるがるがるるーぐるる!」(←訳:マカロンを今川焼でサンド?)

 ユニークかつ斬新ですわね。
 あらら、こっちでも行列!

 

 お馴染み、明治さんの《100%Chocolate Cafe》!
 バレンタイン期間限定の御品が飛ぶように売れてゆきますよ。

 行列が出来ているのは他に、
 フランク・ケストナーさん、
 ユーゴ&ヴィクトールさん、
 ジャン-ポール・エヴァンさん……
 いえもう、どこもかしこも大賑わい、です。

 先年までの会場構成と比較すると、
 日本のショコラティエさんのブース数が少なくなりました。
 ロッテさんが出店を止めてしまったのは
 残念でしたわ……。
 対して、元気がいいのはフランスのショコラティエさん。
 会場の公用語はフランス語かしら?と思っちゃいましたよ。

「ぼんじゅーるゥ!」
「がるるるる!」(←訳:トレ・ボン!)

 どのお店のどのショコラも、
 それはもう美味しそうで、
 全部ください!
 と言いたいのは山々でしたが、
 私ネーさは……

 

 じゃじゃん!

 おフランスの食の都リヨンの名店、
 『セバスチャン・ブイエ』さんの《コレクション・ジャポン》を購入しました!
 だって、試食でいただいた《紫蘇》のショコラが
 あんまりにも美味しかったんですもの~!
 おすすめですよ、紫蘇!

「しそッ??」
「ぐるる!」(←訳:和風!)

 おっとと、長い御報告になりました。
 《コレクション・ジャポン》の詳細、
 その他の注目ショコラや
 寄り道情報?は次回の記事で!
 では、週末に《サロン・デュ・ショコラ》へお出掛け予定のショコラ好きの皆さま、
 混雑にもめげず行列にも負けず、
 全力で楽しんできてくださいね~♪♪

「ゆけゆけッ、ちょこまつりィ!」
「ぐるるーがるるるぐる!」(←訳:B1F食品売場も充実です!)
 
コメント (1)
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武蔵野の……推理合戦!

2011-01-25 23:03:56 | ブックス
「うんしょッ、こらしょッ……うむッ!
 わらじィ、おっけいィ!」
「がるーるるるぐるる!」(←訳:スニーカーもオッケー!)

 は~い、長歩きの支度は整ったようね?
 こんにちは、ウォーキングシューズOK!なネーさです。
 
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)

 さあ、前回記事の最後でお約束しましたように、
 相模湾に面した古都・鎌倉を出発!
 本日ご紹介いたします一冊の、
 舞台となっている土地へお出掛けいたしましょ♪
 細く険しい切通しの岩間を通り抜けたら……
 目指すは鎌倉街道!

「かまくらかいどォ?」
「ぐるるがる!」(←訳:歩けや歩け!)
「……むッ! なにかァ、みえてきたでスゥ!」

 おお! 到着しましたよ~!

  


 
             ―― 謎解きはディナーのあとで ――


 
 著者は東川篤哉さん、’10年9月に発行されました。
 現在、順調に版を重ねて30万部突破!という
 評判のミステリが、こちら!ですね。
 
「はァーふゥーはァー (←息切れしています)
 ネーさァ、ここはァ、どこでスかァ?」
「がるぐるるるがる~?」(←訳:東京の郊外の町、かな~?)

 ええ、そうなんです。
 鎌倉街道あるいは旧鎌倉街道と呼ばれる古い街道がありまして、
 その道を鎌倉から北上してゆくと、
 東京の多摩地方、
 昔風に言いますと『武州(ぶしゅう)』という地域に到るのです。
 『武』は武蔵野の武、ですね。

 その東京都郊外の、国立市。
 大学があり、整備された町並みを
 春は桜が美しく彩るこの国立に、
 ちょっとした名物警部さんがおられます。

「けいぶさんッ?
 わきゃッたァ!そのひとがァ、しゅやくさんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:主役にして探偵!)

 えーと、それがね。
 当の名物警部さん――風祭(かざまつり)警部さんはね、
 父上が中堅自動車メーカー『風祭モータース』の社長さんという、
 お金持ちのボンボン、いえ、御曹司なのでございます。
 事件が起こる度、ポンポコポンと名推理をくりだす警部さんですが……
 よぉ~く見て下さい。
 警部さんに付き従う、
 ひとりの、若い女性刑事さんを。

「うむッ! こんどこそォ、わきゃッたでス!」
「がるぐるがるるるー!」(←訳:この女性が探偵さんだー!)

 いえいえいえ。
 もいちど、よぉ~く見て下さい。
 歩道を行く女性刑事――宝生麗子(ほうしょう・れいこ)さんを
 迎えに来た高級車があります。
 運転席から降りてきたのは……
 宝生家の執事であり運転手の、
 影山(かげやま)さん。

 ええ、もうお分かりですね?
 
 快刀乱麻の勢いで、
 謎を解明してゆくのは、
 警部の風祭さんではなく、
 聡明なお嬢様の宝生麗子さんでもなく。

 執事の、影山さん!

「むぽゥ!
 まんがァ、みたいッ!」
「がるぐるがるがる!」(←訳:映画みたいだよ!)

 キャラ設定はコミカルではあっても、
 実は、
 御主人さまよりも従僕の方が賢い!
 というスタイルは文学史上では珍しいことではありません。
 代表例は、
 ドン・キホーテさんと従者サンチョ・パンサさん。
 
 この物語でも、
 影山さん、大胆不敵に
 『お嬢様はアホでいらっしゃいますか』
 などと発言しては麗子さんの怒りを買い、
 けれど鮮やかに難事件の犯人を推理してみせるのです。
 
「いいなァ♪
 かしこいィしつじさんかァ~!」
「ぐるるるぐるがーる!」(←訳:我が家にもひとり欲しいねー!)

 キャラさんたちはハジケちゃってるけど、
 短編ミステリの良さを巧みに織り込んだ6編の《謎》の饗宴は
 マニアックなミステリ好きさんをも
 きっと満足させてくれるでしょう。
 それに!
 本日1月25日、嬉しいニュースが報じられました!
 なんと、2011年の本屋大賞候補にこの御本がノミネートされたのです!

「わおォ♪
 おめでとうございまスゥ!」
「ぐるるぐるるー!」(←訳:すごいすごいー!)

 楽しくもどこか懐かしい正統派連作ミステリ、
 激おすすめの、一冊です!
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あずまえびすの、住むところ。

2011-01-24 23:01:42 | ブックス
 寒さに負けて、珈琲一服……ふぅ~、
 熱々カフェにシナモンシュガーをひとふりすると手足まで温まりますよ♪
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ!ぐるるるーるる!」(←訳:虎ですっ!寒中お見舞い申し上げます!)

 このところ、利休さんの御本、
 茶人青年の物語に京都特集の雑誌と、京都関連の書籍類の御紹介が続きました。
 底冷えする冬の京都から、本日は……
 さあ、東海道をお江戸方面へと下りましょう!
 活字マニアの皆さま、
 こちらを、いえ、こちらへ、どうぞ~!


 



                ―― 美の壺 鎌倉 ――



 編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’10年12月に発行されました。
 先日は北陸の古都に取材した『美の壺 金沢』を御紹介いたしましたが、
 こちらは相州の古都、鎌倉に取材した一冊です♪

「かまくらッ! うみのォそばでスゥ!」
「がるーるるるーぐるる!」(←訳:海にはサーファーさんがいっぱい!)

 源頼朝さんの政権獲得とともに
 発展を遂げた古都・鎌倉――
 もちろん頼朝さんの時代にサーファーさんはおりませんでしたけど、
 一時期、ひどく寂れてしまったというこの町が
 ふたたび脚光を浴びるようになったのは
 ちょうど、世界的にマリンスポーツがひろまった時代、と重なりました。

 20世紀、前半。
 海水浴の効能がお医者さんたちによって
 世に喧伝されました。

 海岸での水遊びは、身体によろしいのである!

 明治の名高い外国人医師・ベルツ博士が言うのですから、
 間違いはございません。
 
「ふァいッ! じゃぶじゃぶッ!」
「がるるーる!」(←訳:水泳だね!)

 京都から、東海道をえっさほいさとお江戸は日本橋方向へ歩き、
 でも藤沢宿に着いたら、
 はい、南へ折れましょう。
 古来より、江の島の弁財天さまにお詣りする人々が多いため、
 道は整備されておりますでしょ?
 お詣りを済ませたら、海沿いの道を東へ、
 とっとこ、とっとこ、と……

「あッ! だいぶつさまァ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:高徳院さんの阿弥陀如来坐像だね!)

 大仏さま、鎌倉の仏師さんたちについては
 壱のツボ『仏像に中国モードを探せ』、
 
 誰もが愛さずにはいられない江ノ電沿線の風物は
 弐のツボ『カーブの先に懐かしい風景あり』、
 
 明治の貴族さん富豪さんたち、
 そして文豪さんたちの御屋敷については
 参のツボ『自然と溶け込む洋館の窓』、
 
 四のツボ『石の表情が鎌倉の風景を作る』では
 古き遺物やお寺さんの姿を、
 
 五のツボ『地形をいかした庭園演出を楽しむ』では
 山肌からにじみ出たような岩と庭のかたちを、
 
 そして
 六のツボ『青葉や花の匂いを感じて歩け』では
 現代の鎌倉の町の、
 小さな路地を。

 再生を遂げ、
 20世紀の変化も乗り越え、
 いま21世紀に至った東の古都を案内してくれるこの御本、
 鎌倉の美を愛する方々、
 海を愛する御方、
 それに歴史好きさんも、ぜひ!
 
「すんでみたいなァ、かまくらッ♪」
「がるるるーぐるぐるがる♪」(←訳:暮らしてみたいな海のそば♪)
「そうだッ!
 ネーさ、べッそうゥ!
 かッてくださいなッ♪」

 べ、別荘ぅ~???
 ……無理ですわね。
 きっぱり諦めましょう。

「けちィッ!」
「がるる~」(←訳:がっかり~)

 さらなる読書街道紀行は明日に続きます。
 別荘ではなく、
 草鞋もしくはスニーカーを準備してお待ちくださいませ~♪
  
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春の京都は……♪

2011-01-23 23:15:12 | ブックス
「ひゃッほわわわァ~♪」
「がるるる~るる♪」(←訳:うわあああ~♪)

  

「うォほゥ♪
 かぶりィつきたいィッ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:美味しそうだよね!)

 これこれ、かぶりついてはいけません、
 美味しそうなお団子ですけれど、
 これは本物ではなくて雑誌の表紙写真なのよ!
 えへん、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスッ!」
「ぐるる!ぐるぐるがるる!」(←訳:虎です!食べたいっお団子!)

 ええ、思わずお団子を買い求めにゆきたくなってしまいたくなる
 こちらは……


 
               ―― SAVVY 2011年3月号 ――


 
 発行は京阪神エルマガジン社さん、
 画像でお分かりのことと存じますが、
 3月号の特集は……
 《京都 てくてくおさんぽ 地図本》!!
 そう、京都!
 この特集に惹かれて、久々に雑誌の御紹介となりました~♪

「おだんごォのォ、とくしゅうでスかッ♪」
「ぐるがるぐるるる?」(←訳:美味しいもの特集?)

 表紙だけを拝見すると、
 京都のスイーツ特集かしら?と考えがちね。
 確かに、甘~いおやつ、
 お散歩の途中に立ち寄りたくなる和の甘味屋さん、
 イートインスペースありの洋菓子屋さん、
 可愛いカフェや雑貨屋さん、
 京都の食レベルの高さを証明するような
 パン屋さんが大きく取り上げられているものの、
 それだけではないんですよ。
 
 和食、中華やアジアン風、イタリアン、フレンチ……
 京都の『ごはん』も、
 私たち読み手のお腹をグーグーと鳴らしまくってくれます。

「すきましたッ、おなかがッ♪」
「がるるるぐるるるーる!」(←訳:お腹と背中がくっつきそう!)

 書店さんで販売されている旅行ガイドより
 小回りが利いていて、
 最新情報に詳しいのが雑誌の良いところ。
 オープンしたての新しいお店で注目なのは……
 うふふ~♪
 すてきなドーナツカフェが出来たようですね!
 地下鉄烏丸御池より徒歩2分の
 ドーナツカフェ ニコット&マムのドーナツに、
 私ネーさ、一目惚れです!
 それにね、テディちゃ!
 クマさんもいるわよ!

「あッ! ほんとだァッ!」
「がるるるーぐるる!」(←訳:クマ型の焼き菓子だ!)

 小川珈琲本店さんの『クマドレーヌ』は
 ハニー、抹茶、ショコラ、きなこ、カボチャの5種のお味のマドレーヌ。
 クマさんの形がラブリ~~♪♪
 北区にあるズーセスヴェゲトゥスさんの『バウムクーヘン パンケーキ風』も
 東京ではちょっと見かけないお菓子!
 
「ネーさはァ、けッきょくゥ、おかしばッかりィ!」
「ぐるるるーがるがるがるる!」(←訳:美味しければお菓子もごはんも歓迎~!)

 《食》の京都最新情報にとどまらず、
 博物館、
 お買い物さんぽ、
 関西のバレンタインチョコレート情報も掲載されています。
 
 京都を愛する活字マニアさん、
 春の京都旅行を予定しておられる旅好きさんは、
 本屋さんの雑誌コーナーで
 『SAVVY』最新号、ぜひ御覧くださいな♪
 書店さんに置いていない場合は、
 ネットのブックストアさんで!

「たのしくてェ、おいしィ~、きょうとへッ!」
「がるるるっ!」(←訳:お出掛けしましょ!)
  
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変化球な、チーズ味。

2011-01-22 23:00:38 | 美味
「……ちーずゥ???」
「……がるーるぅ!」(←訳:……チーズぅ!)

  

 んまあ、チーズ!
 おやつ好きの皆さま、チーズのチョコレートって……どんなものなんでしょ?
 こんにちは、探究心に燃えるネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるるっ!」(←訳:虎ですっ!)

 先日のおやつタイムには『キットカット 大學いも味』をいただきましたが、
 本日のおやつタイムは、
 同じく、
 『ネッスル』さんの
 《キットカット チーズ》!

 ……ゴーダチーズをベースにしたチーズペースト&チーズパウダーを使用した
 プチサイズのチ-ズ味キットカット、だそうですよ。
 
「どんなァ、おあじィッ??」
「ぐるるるがる!」(←訳:確かめなくちゃ!)

 ですね!
 では、いただっきまーす! で、パクリ!と。

「いただきまスゥ!もぐぐッ!」
「がるるるるーぐる!がる!」(←訳:いただきまーす!かじかじ!)

 小袋から取り出した途端、香りますね、チーズが!
 でも……食べてみると、意外にすんなりした、
 クセのないお味です。
 甘くないレアチーズケーキ?
 いえ、チーズ蒸しパン風味のホワイトチョコ、かしらん?
 
「いけるゥおあじィ、でス!」
「がるるるぐるるるーる!」(←訳:この小ささがナイス!)

 一箱に、プチサイズのチーズ味キットカットが計10個、入っています。
 なんとも不思議な美味しさの風変りチョコレートお菓子、
 ご馳走さまでした。
 チーズ蒸しパンは大好物なんですのよ~♪という御方に、おすすめです!

 そして、こちらはオマケの一枚!

  

 『森川健康堂』さん販売の
 《プロポリスキャンディー》です。
 抗菌作用が高いと言われるプロポリス配合のこのキャンディ、
 刺激的で、ユニークなお味をしているのですが、
 ノドがちょっと怪しいかな?
 やばいぞ!風邪か?
 という時に効果を発揮してくれます!
 
「すご~くおいしィとはァ、もうせませんがァ~…」
「ぐるるぐるがるるー!」(←訳:お薬だと思ってガマン!)

 一袋が税込¥630と、少々お高いのが玉に瑕(きず)かも?
 なれど、健康食品マニアさんは一度お試しあれ!
 スーパーマーケット成城石井さんで売られていますよ~♪

「ではッ、みなさまッ、たのしィしゅうまつをォ!」
「がるっ♪」
  
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