こんにちは、ネーさです。
今日の午後のことでした……てくてくてく、と歩いておりましたら、
あらっ! 真っ赤な曼珠沙華のお花が!
あっちにも、こっちにも!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむむッ!めだまがァ、かゆいィ~ッ!」
「がるる!ぐるるるるがるぐるーる!」(←訳:虎です!秋の花粉シーズンが来たー!)
秋の花咲くイマドキは、花粉のシーズン再び!?!
花粉用目薬を手にして、それでもメゲずに読書タイム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
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―― 困ってるひと ――
著者は大野更紗(おおの・さらさ)さん、2011年6月に発行されました。
現在、たいそうな評判を呼んでいるこの御本は、ノンフィクション……
ノンフィクションとは、つまり現実。
いったいどのような現実を著者・大野さんが
ほぼリアルタイムで伝えてくれるのか、というと……
病気!
「ううゥッ!」
「がるるっ!」
そう、病気。
病むということ。
大野さんは、けれど、
ものごころついた時から病気で……そんなケースには当てはまりません。
或る日、なんだか体調がおもわしくないなぁと気付いて。
でもまあ一過性のものでしょ、
過労とか風邪でしょ、
市販薬を飲んで、安静にしてればすぐ良くなるでしょ。
誰しも、そんな風に思いますよね。
すぐ良くなるさ、と。
「うむむゥ~、よくなるとォ、いいけどォ~…!」
「がるるる~ぐるるぐる~?」(←訳:でもお~もしかして~?)
安静にして様子をみても、
体調は好転する気配がありません。
むしろ、悪化の一途を辿っているようです。
大野さん、這うようにして病院へ行き、
診察してもらったのですが……
えんえんと続く初診の手続き、検査、別の科での診察をすすめられ、
また検査して、その結果にお医者さんは首を傾げて……と、
事態は、まるで泥沼……。
ほんの少し前までは、
健康に何の問題もなかったのに!
大学院でビルマの人権問題に取り組み、
タイの難民キャンプでお手伝いをし、
忙しく、でもごく普通に毎日を過ごしていた自分が。
まさか、医療難民になってしまうとは!
「なんみんッ???」
「がるるぐるがるがるぐるがるるー!」(←訳:なんか大変なことになってきたよー!)
病名がわからない?
病因が判断できない?
どんな治療をすればいいのか、
いえ、何科の先生に相談すればいいのかさえ、
なんだかよく分からない……!
「ふあんッ、なのでスゥッ!」
「ぐるるがるがるがる?」(←訳:どうしたらいいの?)
どうしたらいいのか分からぬまま、
大野さんは、しかし、諦めません。
一年に及ぶ“理解してくれるお医者さん探し”は、
ようやく実を結ぶかに思われました。
この先生なら!
信頼できる先生と出会って、
すぐに入院、診療、
でも……またまたまた検査、検査、検査……
そして検査の先に待っていたのは
強い副作用がある薬との闘い……!
「こッ、こんどはァ、たたかいィッ??」
「がるぐるるー!」(←訳:どうしようー!)
難病というワケのわからないモノとの、
原因不明という姿かたちさえ捉えられないモノとの、
《病(やまい)》という、
ヒトを容易に押し潰す巨大なモノとの、
闘いが始まりました。
そのプレッシャーと
大野さんはどう対峙していったのか――
ノンフクションゆえの重さと、
その重さをはねかえそうと踏ん張る著者・大野さんの気概!
彼女の姿勢に、
読み手の私たちはエールをおくらずにおれません。
「すごいぞッ、おおのさんッ!」
「ぐるがるるるー!」(←訳:凄い頑張りだよ!)
壮絶な闘いの行方は、
どうか御本で!
そして活字マニアの皆さま、大野さんにエールを!
今日の午後のことでした……てくてくてく、と歩いておりましたら、
あらっ! 真っ赤な曼珠沙華のお花が!
あっちにも、こっちにも!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむむッ!めだまがァ、かゆいィ~ッ!」
「がるる!ぐるるるるがるぐるーる!」(←訳:虎です!秋の花粉シーズンが来たー!)
秋の花咲くイマドキは、花粉のシーズン再び!?!
花粉用目薬を手にして、それでもメゲずに読書タイム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 困ってるひと ――
著者は大野更紗(おおの・さらさ)さん、2011年6月に発行されました。
現在、たいそうな評判を呼んでいるこの御本は、ノンフィクション……
ノンフィクションとは、つまり現実。
いったいどのような現実を著者・大野さんが
ほぼリアルタイムで伝えてくれるのか、というと……
病気!
「ううゥッ!」
「がるるっ!」
そう、病気。
病むということ。
大野さんは、けれど、
ものごころついた時から病気で……そんなケースには当てはまりません。
或る日、なんだか体調がおもわしくないなぁと気付いて。
でもまあ一過性のものでしょ、
過労とか風邪でしょ、
市販薬を飲んで、安静にしてればすぐ良くなるでしょ。
誰しも、そんな風に思いますよね。
すぐ良くなるさ、と。
「うむむゥ~、よくなるとォ、いいけどォ~…!」
「がるるる~ぐるるぐる~?」(←訳:でもお~もしかして~?)
安静にして様子をみても、
体調は好転する気配がありません。
むしろ、悪化の一途を辿っているようです。
大野さん、這うようにして病院へ行き、
診察してもらったのですが……
えんえんと続く初診の手続き、検査、別の科での診察をすすめられ、
また検査して、その結果にお医者さんは首を傾げて……と、
事態は、まるで泥沼……。
ほんの少し前までは、
健康に何の問題もなかったのに!
大学院でビルマの人権問題に取り組み、
タイの難民キャンプでお手伝いをし、
忙しく、でもごく普通に毎日を過ごしていた自分が。
まさか、医療難民になってしまうとは!
「なんみんッ???」
「がるるぐるがるがるぐるがるるー!」(←訳:なんか大変なことになってきたよー!)
病名がわからない?
病因が判断できない?
どんな治療をすればいいのか、
いえ、何科の先生に相談すればいいのかさえ、
なんだかよく分からない……!
「ふあんッ、なのでスゥッ!」
「ぐるるがるがるがる?」(←訳:どうしたらいいの?)
どうしたらいいのか分からぬまま、
大野さんは、しかし、諦めません。
一年に及ぶ“理解してくれるお医者さん探し”は、
ようやく実を結ぶかに思われました。
この先生なら!
信頼できる先生と出会って、
すぐに入院、診療、
でも……またまたまた検査、検査、検査……
そして検査の先に待っていたのは
強い副作用がある薬との闘い……!
「こッ、こんどはァ、たたかいィッ??」
「がるぐるるー!」(←訳:どうしようー!)
難病というワケのわからないモノとの、
原因不明という姿かたちさえ捉えられないモノとの、
《病(やまい)》という、
ヒトを容易に押し潰す巨大なモノとの、
闘いが始まりました。
そのプレッシャーと
大野さんはどう対峙していったのか――
ノンフクションゆえの重さと、
その重さをはねかえそうと踏ん張る著者・大野さんの気概!
彼女の姿勢に、
読み手の私たちはエールをおくらずにおれません。
「すごいぞッ、おおのさんッ!」
「ぐるがるるるー!」(←訳:凄い頑張りだよ!)
壮絶な闘いの行方は、
どうか御本で!
そして活字マニアの皆さま、大野さんにエールを!