テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

《特報!》で《急報?》の《予告!》

2013-08-31 21:27:46 | ミュゼ
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!
 とくほうゥ~でスよッ♪」
「がるる!ぐるるぐる!」(←訳:虎です!嬉しい予告!)

 こんにちは、ネーさです。
 8月最後の記事となる今日は、アート情報をお送りいたしますよ♪
 こちらを、どうぞ~!

  



        ―― ムットーニワールド からくりシアターⅢ ――



 会場は東京都八王子市の八王子市夢美術館にて、
 会期は2013年9月13日~11月24日(月曜休館、ただし祝日の場合は開館し翌火曜日が休館)。

 先日は同美術館で開催中(9月1日まで)の
 『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち』展の
 模様を簡単にお伝えしましたが、
 可愛いチェブちゃんに次ぐ企画展は、
 自動人形のアーティストとして知られる
 ムットーニさんの出番です♪

 2009年、2011年の『からくりシアター』では
 夢美術館の入場者数記録を打ち立てるほどの人気でした!

「こんかいィもォ、くるゥ!」
「ぐっるーるるるがるる!」(←訳:ムットーニさんが来る!)

  

 ええ、『からくりシアターⅢ』でも
 ムットーニさんこと武藤政彦さんの上演会があります。

 会期中の、9月~10月は日曜日・祝日に、
 11月は土曜日・日曜日・祝日に、
 各日の午後2時からと、午後4時から、
 約45分程度の上演会が予定されていますよ♪

「ひッけんッ、なのでス!!」
「がるがるるぐるる!」(←訳:一度観たらトリコ!)

 一度と言わず何度でも観たい!というムットーニマニアさんは
 夢美術館の年間パスポート(一人用¥1200/二人用¥2400)を
 購入してはいかがでしょうか?
 ふっふっふ♪ 私ネーさも持ってます♪♪

「あきのォ、あーとはァ~」
「ぐっるーるるるがるがる!」(←訳:ムットーニさんと一緒に!)



  では、ここで本日のオマケ画像!
  
  
  『森永』さんの《復刻版 マリービスケット》!
  パッケージのデザインだけではなく、
  ビスケットも昔のレシピで製造しちゃったそうです♪

「さくさくゥ!ぱくぱくゥ!」
「がるるっる!」(←訳:カリリっと!)

 台風や大雨や猛暑で各地とも大変な天候ですが、
 どうか皆さま、穏やかな休日を!


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百花?千花?の《協会》力!

2013-08-30 21:28:00 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 すッとんきょォー!」
「がるる!ぐっるるがっるる!」(←訳:虎です!すっとこどっこい!)

 こんにちは、ネーさです。
 さあ、実質“8月最後”の週末がやって来ました!
 夏休みが終わっちゃうよ~とガッカリしてる方々のために、
 本日の読書タイムでは
 笑いと元気!があふれる一冊を御紹介しますよ♪
 こちらを、どうぞ~!

  



 
                ―― 変な協会 ――



 編・著は日本キューカイ協会の杉山ジョージさんとオカヒデキさん、
 2013年5月に発行されました。
 『~協会力が世界を救う!?~』と副題が付されています。

「ふひゃうゥ! よのなかァにはッ、あるのでス!」
「ぐる~るるがるる!」(←訳:いろ~んな協会が!)

 誰もが知っている大手……とうか、メジャーどころの協会といえば、
 たとえばNHK(日本放送協会)、
 日本サッカー協会や、日本相撲協会もあるわ。
 
 でも。
 他にもあるんです、協会って。

 例を挙げれば、この御本に登場する、
 《日本合コン協会》、
 《日本雨女雨男協会》、
 《日本唐揚協会》、
 《日本ロマンチスト協会》……

「あめおとこォ??」
「がるるぐるる??」(←訳:ロマンチスト??)

 まさに雨後の筍、じゃなかった、星の数の、さまざまな協会活動が
 この日本で行われているんですね。

 えっ?そんな協会があるの?
 っていうか、そういう協会を作っちゃっていいの?と
 疑問質問が飛んできそうな気がしますが、
 答えは、ええ、いいんですよ!
 著者さんたちによれば、協会って、

   “名乗ったもん勝ち”の世界

 なのだそうです。

「ほわわわァ~!」
「ぐる~!」(←訳:大胆~!)

 さて、貴兄がどのような協会に興味をお持ちでしょうか?

 《日本鳩レース協会》?
 《日本おはじきサッカー協会》?
 たま~にTVに出没する《日本ふんどし協会》?

「ふッ、ふんどしィ~!」
「がる~!」(←訳:豪胆~!)

 まだまだあります!

 《一般社団法人 日本コロッケ協会》、
 《NPO法人 日本箸道協会》、
 《一般社団法人 日本ほめる達人協会》……

 それに、
 この御本には載っていないんですけど、
 私ネーさ、FMラジオに出演していた
 《日本ツインテール協会》
 の会長さんのお話には仰天させられたものです。

 髪型の、ツインテール?
 ツインテールが好きだから、協会設立?
 ちなみに、2月2日はツインテールの日!

「やるもんだッ!」
「ぐっるっるる!」(←訳:突っ走ったね!)

 《協会》会長さんたちのこだわり、
 《協会》をやってる上でのメリット、
 まさかの《協会サミット》開催!と
 愉快なエピソードに満ちた御本で、
 皆さま、爽快な週末読書タイムを~♪


 
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春、そしてまた、春。

2013-08-29 21:50:05 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ちゅういィほうゥでスよゥ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!高温に注意~!)

 こんにちは、ネーさです。
 明日8月30日は猛暑が戻ってくるかも?との予報が出ていますね。
 熱中症にならぬようスポーツドリンクのボトルを握りしめて、
 さあ、読書タ~イム!
 本日は、こちらの、美しい小説作品をどうぞ~!

  



               ―― はるひのの、はる ――



 著者は加納朋子さん、2013年6月に発行されました。
 著者・加納さんのファンの方々は御存知でしょうか、
 『ささらさや』『てるてるあした』に続く《佐々良》シリーズの
 第三作目となるのが、この御本です。
 『てるてるあした』を原作としてTVドラマも製作されましたから、
 映像マニアさんにも《佐々良》ファンさんがおられることでしょう♪

「ではァ、このごほんがァ~♪」
「ぐるーるがるる!」(←訳:シリーズ最新作!)

 シリーズ作品ではありますが、
 どの御本も独立した内容になっていますので、
 読む順番については、そう悩まなくて大丈夫ですよ。

 ただ、この物語が、
 佐々良という町の、
 『はるひ野』という場所を中心に始まることさえ
 憶えておけば――

「はるひのッ♪」
「がるるるぐる~!」(←訳:きれいな名前~!)

 はるひの。
 春の日の野、がその名の由来でしょうか。

 佐々良川のほとりの、
 半月形をした広い原っぱ。
 そこが、はるひの、と呼ばれる土地です。

 日の光をいっぱいに受けて、
 お散歩や、ピクニックにはうってつけの原っぱ、
 のように見えますが。

「うむゥ?
 こどものォすがたがァ~」
「ぐるるる??」(←訳:無いねえ??)

 はるひのは、湿気の多い草原で、
 ヘビが出る??というウワサがあります。
 他にもね、
 あんまり良くないイメージが行き渡っているようで、
 遊びに来る子どもは滅多にいなくて。

「あれッ? でもォ、あそこにィ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:男の子がいるよ!)

 草をかきわけ、歩いてくる小さな男の子は、
 ユウスケくん。

 そして、
 はるひのの野原にユウスケくんが来たことで、
 佐々良に或る変化が生まれます。

 何も知らぬ、知ろうとしないヒトの眼には映らない、
 けれどユウスケくんの目にははっきり見える変化が。

「ぐるぐるゥ~めまいィがァ~しそうなァ~」
「ぐるがる!」(←訳:変化です!)

 ミステリ的要素の高い御本の粗筋紹介は、
 はい、ここまで!
 ユウスケくんの“出会い”の行く先は、
 どうか、御本を手に取って突き止めてくださいね。

 そしてまた、物語を読み終えた後は、
 著者・加納さんの想いがこもった巻末のあとがきに
 しみじみとさせられます。

 加納さん、貴方が『無菌病棟』から還ってきてくださって
 私たち読者は本当に嬉しいですー!

「いちおしのォ、ふしぎィものがたりィ!」
「がるるる!ぐる!」(←訳:おすすめ!です!)




 

 

 
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全力で、チェブる!

2013-08-28 21:13:01 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ちぇぶるゥ~!」
「がるる!ぐぅるるがる!」(←訳:虎です!チェブるです!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい! 皆でチェブりましょう!
 ってわけで、今日は読書をパスしてアートのお時間です。
 活字マニア諸氏も、こちらへ、どうぞ~!

  



        ―― チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち ――



 会場は東京・八王子の八王子市夢美術館、
 会期は9月1日まで。
 ロシア生まれの可愛らしいキャラ“チェブラーシカ”ちゃんを中心とする企画展です♪

「ちぇぶゥ~!」
「ぐっるぅる~!」(←訳:小っちゃい~!)
「なんたるゥ~きゃわゆさッ!」

  

 無敵のキュート魔王・チェブ様は、
 テディベアの親戚に見えなくもありませんが、
 正体は不明、動物図鑑にも載っていない不思議な生物。

 
 オレンジの箱に詰められて
 南の国からロシアにやって来、
 今は電話ボックスに住んでいるとかいないとか……

 なかなかの冒険屋さんだわね?

「むひひッ♪」
「がるるっ♪」

  

 会場には
 絵本『ワニのゲーナとおともだち』や、
 人形アニメ『劇場版チェブラーシカ』のセット他が展示されていて、
 チャブ好きさん&人形アニメ好きさんうっとり♪の空間になっています。

 観客さんはお子ちゃまが多いのかな?と思ったら、
 老若男女、幅広い客層でけっこうな賑わい!

「とくてんがァ、あるのでスゥ!」
「ぐるがる~!」(←訳:特別特典~!)

 この企画展、
 小・中学生と未就学児は観覧料が無料!

 そのためでしょうか、
 真っ黒に日焼けした男子中学生くんたちも
 チェブちゃんに見入っていましたよ♪

 (観覧料金は、一般¥500、高校生以上の学生&65歳以上は¥250です)

  

 ↑上の画像は、
 エントランスで出迎えてくれる特大チェブラーシカ像くんです。
 このBIGチェブちゃん周りは写真撮影OKなので、
 さあ、残り少ない夏休み、
 チャブちゃんに会おう!
 フォトセッションしよう!と思い立ったら、
 (多摩っ子でない御方にはちょっと不便な場所ですが……)
 ぜひ、八王子市夢美術館へ!

「うぇるかむゥ~でス!」
「がっるるるぅ!」(←訳:待ってるよぅ!)


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― 雄大なる、歌の翼 ―

2013-08-27 21:44:49 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 さあッ、もうすぐゥ、ふえがァ、なるゥ!」
「虎です!笛の前に歌を!」

 こんにちは、ネーさです。
 今日も元気に読書タイム!のはずが、あらら、
 音楽の時間になってしまったんでしょうか?
 いえ、本日ご紹介いたしますのは、音楽と活字が融合した快作なんです!
 こちらを、どうぞ~!

  



 
          ―― フットボール de 国歌大合唱! ――



 著者は いとうやまね さん、2013年5月に発行されました。
 『NATIONAL ANTHEM STADIUM』と英語題名が、
 『代表戦で楽しむ61の国家斉唱』と日本語副題が付されています。

「みんなでェ、いッしょにィ~」
「ぐるがるる!」(←訳:肩を組んで!)

 ええ、そうですね。
 サッカー日本代表(A代表)の選手さんたちが、
 ワールドカップ南アフリカでの試合前に
 肩を組んで『君が代』を歌っている光景は
 非常に印象深いものでした。

 そして、我らが日本代表だけじゃありませんよね。
 肩を組み、あるいは手をつなぎ、
 闘うぞ!
 勝つぞ!
 と、自分たちの国歌に奮い立つ選手さんは。

「さぽーたーさんもォ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:一緒に歌います!)

 ワ-ルドカップ、コンフェデ杯などでは
 いまや当たり前となり、TV中継画面に映し出される国歌斉唱のシーン。

 ただ……見て、聞いていても、
 ほとんど意味は分かりません。
 南米の国々はポルトガル語が多くて、
 アフリカの国々はフランス語だったり英語だったり。

「がいこくごォ、でスからッ!」
「ぐるぐるる!」(←訳:誰か教えて!)

 はい、その誰かが、この御本の著者・いとうさん。
 サッカー強豪国の国歌について、
 みっちり調べてくださいましたよ♪

 それぞれの国歌にひそむエピソード、
 作曲者、作詞者、歌からうかがわれる国の歴史、
 いつから歌われているのか――

「むむゥ~! うたにィ、れきしありィ!」
「がるるるるぐるぐる!」(←訳:お国ぶりもありあり!)

 国際大会では《短縮版》が使われることが多いブラジル。
 だって、完全版は長くて、難曲なんです!

 曲の最後に
 『さもなくば、名誉ある死を誓う』と歌い上げるアルゼンチン!

 なんとなく、『あ~あ~』『う~う~』で済ませちゃうスペインの国歌には、
 実は、歌詞がない!

「えェッ? ないィのォ??」
「ぐるぐるがる??」(←訳:歌詞なし国歌??)

 いろんな国歌があるんだわ、
 これがカルチャーショックというものなのね……と驚きつつも、
 読み進むうち、
 我らが日本代表も各強敵国の選手さんも
 チカラいっぱい応援したくなってきます。
 国を背負ってフィールドに立つことの、
 難しさと、晴れがましさと、何物にも代えがたい喜び!

「むねをォはッてェ!」
「がるる!」(←訳:朗々と!)

 この御本の表紙を飾っているのは、
 イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォンさん。
 ブッフォンさんは国歌を大熱唱する選手さんとして有名なんですって!
 次回のイタリア戦ではブッフォンさんに注目を!

「でもォ、もちろんッ!」
「ぐるるるるがるぐるる!」(←訳:日本代表を応援してね!)

 著者・いとうさんいわく、
 『君が代』は名曲。
 その理由や
 PV(パビリックヴューイング)に関する新たな提案も、
 ぜひ、御本の本文で一読くださいな。
 とりわけ、サッカーマニアの皆さまには――

「おすすめのォ!」
「がるるがる!」(←訳:必読本です!)




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ほろ甘、《慕情》ノート。

2013-08-26 21:35:55 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 ひゃはァ~♪すずしィ~♪」
「がるる!ぐるるがっる!」(←訳:虎です!涼しくなった!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日の東京多摩地域は本当に涼しく……って、
 本来はこれくらいが平均気温なのじゃないかしら?
 猛暑でオカシくなっちゃってる感覚を修正すべく、
 さあ、読書タイムで五感を鍛えましょう!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
               ―― マイ京都慕情 ――



 著者は みうらじゅん さん、2013年5月に発行されました。
 《ゆるキャラ》の命名者にして、
 《見仏》と《いやげもの》のマエストロ、
 そして《マイブーム》の帝王たる著者・みうらさんの、
 青春懐古京都ガイド本です~♪

「すごォいィ~ひょうしィ~なのでス!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:チカラ入ってます!)

 パッと見は脱力?
 いえいえ、
 凝ったデザインで昔のレコードジャケット風に仕上げた表紙からは、
 みうらさんの並々ならぬ思い入れが伝わってきますね。

 京都。
 そこは、みうらさん生誕の地。

 もう少し正確に言っちゃうと、
 京都市北区大将軍西町に、
 みうらさんのお家はありました。
 お家の前の道がほんとに大好きだった、と
 みうらさんは記しておられます。

   自宅から小学校までの道のりが
   オレの当時の全宇宙――

「みうらさんのォ、ちびッこじだいィ!」
「がるぐる!」(←訳:純真少年!)

 少年ではありましたが、
 既にその頃、
 みうらさんは《見仏》の門を潜ろうとしていました。

 お家の近くにあるお寺のお堂の格子越しに、
 仏像を眺める日々。
 そして、
 行動範囲はゆるやかに広がり、
 友人と隣町の小学校へ遠征してゆくみうら少年。

 なぜ隣町の小学校を訪ねたのかといえば、
 そこにTVドラマ『仮面の忍者 赤影』で青影を演じている子役さんが
 転校してきたと聞いたから!

「にんじゃッ??」
「ぐるっ??」(←訳:青影っ??)

 古刹と仏像の都、京都。
 時代劇や映画撮影の都、京都。
 お寺めぐりの師匠であったおじいちゃん。
 なじみの散歩道と、
 憧れのボブ・ディランさん。

 みうらさんが、
 ちょっと恥ずかしげに、
 けれど大いに誇らしげに語る、
 自分を育ててくれた故郷の記憶『オレだけの京都巡礼』は、
 京都のガイドブック……と言い切っていいものか微妙ですが、
 超オリジナル京都メモリーブックであることは確かです!

「だれにもォ、まねできないィ~」
「がるるるぐるぐーる!」(←訳:京都へのラブコール!)

 見仏ファンの方々、
 ゆるキャラ大好きなマニアさんは、
 この御本を読んで、全力でうんうんと頷いてくださいね。
 あ~!わかるわかる!
 これが京都!
 これも京都!と。

「なつのォつかれもォ、ふきとぶゥ、いッさつゥ!」
「ぐるるるがるがる!」(←訳:おすすめなのです!)
 
 
 
 
 
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援軍は、へんてこキャラ♪

2013-08-25 21:40:13 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あとォ、いッしゅうゥかんッ!」
「がるる!ぐるるるぐるる!」(←訳:虎です!一週間で新学期!)

 こんにちは、ネーさです。
 学校の夏休みも、残りわずか……チビっ子たちよ、遊びまくりましたか?
 本日の読書タイムは、
 遊んだりノンビリする時間が欲しい~!
 と頭を抱える或る女の子の物語を御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!

  



 
           ―― 青玉(サファイア)は光り輝く ――



 著者はケルスティン・ギアさん、原著は2010年に、日本語版は2013年5月に発行されました。
 独語原題は『SAPHIRBLAU  Liebe gent durch alle Zeiten』、
 以前に御紹介しました『紅玉(ルビー)は終わりにして始まり』に続く
 《時間旅行者の系譜》シリーズ第二巻となるのが、こちらですよ♪

「うみのォ、むこうでェ、だいひょうばんッ!」
「ぐるるがるぐっるる!」(←訳:すごい人気だってね!)

 物語の舞台はロンドン、
 ですが著者のギアさんはドイツの御方。
 全三部作となるこのシリーズは本国ドイツのみならず、
 英語圏、フランス、イタリア、スペイン他でも
 ベストセラーとなり、
 2013年春のは、とうとう映画化されちゃいました!

「えいがァ~ッ?!?」
「がぅるるるるるるぐるる!」(←訳:ファンさんたちは大騒ぎ!)

 役者さんのイメージが違う~!
 いやこれでいい!って賛否両論だそうですよ。
 それほどまでに読者さんたちの心をとらえた、
 物語の主人公さんとは――

 彼女の名は、
 グウェンドリン・シェパードさん。

 ロンドンに暮らし、学校に通う、
 16歳のごく普通の女の子です。

 いえ、でした、ですね。

「ひみつがァ、ありまス!」
「ぐるるがる!」(←訳:一族の秘密!)

 普通でないのは、
 グウェンドリンさんの一族。

 彼女の一族には、
 時間旅行が出来る、という特異な血が流れていたのです。

 とはいっても、周囲から、
 この子が次の時間旅行者になるのね!と目されていたのは、
 いとこのシャーロットさんでしたから、
 グウェンドリンさんは普通の子でいられたのですが。

 前巻『紅玉は終わりにして始まり』では
 時間旅行者はシャーロットさんではなく
 グウェンドリンさんであった、と判明し、
 そしてこの『青玉は光り輝く』では
 事実が判明して後の、
 グウェンドリンさんを悩ます大混乱と冒険が描かれています。

「びっくりィぎょうてんッ、なのでスよゥ!」
「がるぐるるるがる!」(←訳:急に言われてもね!)

   いとこじゃなくてあたしなの?
   じゃあ、えーと、どうしたらいいのよ!
   誰か詳しい説明をしてよ!

 時間旅行の能力があるといっても、
 グウェンドリンさんには自分の未来が見えるわけではなく。
 いったい何を、誰を、
 どう信じて、どう振る舞えばよいのやら、さっぱり……

 でも、このシリーズ第二巻では
 グウェンドリンさんを助けてくれる
 頼もしいサブキャラさんが登場します♪

「へんてこォだけどォ~♪」
「ぐるるがるがる!」(←訳:愉快なヤツだよ!)

 ヤツの名前は、セメリウス。

 へんてこだけど、憎めない、ユニークなヤツ。

 セメリウスの正体については、
 ふっふっふ♪ 
 ぜひ御本の本文で!

「えいがにもォ、でてくるのかなァ~?」
「がるがるるるるぐるがるる!」(←訳:見てみたいねセメリウス!)

 映画は日本でも公開されるのかしら?
 一度読めば、きっとそう期待したくなる楽しい時間旅行ファンタジー、
 書店さんでは児童書のコーナーに置かれているかもしれません。
 ぜひ、探してみてくださいね♪

  
 
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今日も未発見?

2013-08-24 21:32:46 | 美味
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ひゃはァ~♪ ひんやりィのォ、かぜェ~♪」
「がるる!ぐるるるる!」(←訳:虎です!涼しいねえ!)

 こんにちは、ネーさです。
 ひんやり~な風を感じるのは
 約3週間ぶりに熱帯夜から解放されたせいでしょうか?
 いいえ! 
 涼やかな風の正体は――

  

 『森永乳業』さんの《PINO ロイヤルミルクティー》!

  

「きゃほほゥ~♪」
「ぐるぐる~♪」

 ドンキホーテさんのアイスクリーム売場を通りがかりましたら、
 わお!《PINO》がSALE価格で売り出されているではありませんか♪
 これは買いだわ!まとめ買いよね!

「ふァいッ! たべるでス!」
「がるるぐる~!」(←訳:大好きピノ~!)

 ちょっと待って!
 《PINO》といえば、《願いのピノ》!
 お星様やハートの形をした《願いのピノ》が出てきたら
 と~ってもラッキーだと評判なのよ♪
 はたして、私ネーさが購入した物の中に、
 《願いのピノ》は……?

「いざッ!」
「ぐるがる!」(←訳:開けゴマ!)

  

「……あァ~…」
「……がるぅ~…」

 無かったわ、《願いのピノ》……

 でも、まあいっか♪

 なんてったって、祝!です。
 今日8月24日は《ブエルタ・ア・エスパーニャ》開幕の日!
 いわば、スペイン版ツール・ド・フランスがこの《ブエルタ》で、
 今年、2013年のコース設定は超級の山岳ステージや山頂ゴールが目白押し!
 それゆえ、
 山岳が苦手な選手さんたち、
 ツール・ド・フランスの疲労が回復していない選手さんたちは
 最初から参加を見合わせた、と囁かれているほど。
 昨年の覇者コンタドール選手も欠場しているし、
 誰が最終日マドリッドの表彰台に上るのか、
 見当もつきません。
 地元スペイン勢が有利、とメディアは予想していますが……?

「がんばれェ、すぺいんッ!」
「ぐるぐるぐるるがるる!」(←訳:他の国の選手もガンバ!)

 ロードレース界に新たなスターが生まれる予感がしますね。
 選手の皆さん、幸運を祈ってます!
 


 

  では、ここで本日のオマケ画像!
  
  『森永乳業』さんの《MOW》には、もちろん《願いのMOW》なるモノは――
 「ないィでス!」
 「がるっる!」(←訳:無いって!)

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~ 平和の飛翔 ~

2013-08-23 21:55:07 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 もういくつねるとォ~しんがッきィ~♪」
「がるる!ぐるるるがるるる!」(←訳:虎です!夏休みも残り僅か!)

 こんにちは、ネーさです。
 夏休みの自由研究といえば、
 かつては昆虫採集が人気、だったような気がしますが……
 近年は何が流行なのかしら?
 本日の読書タイムは、昆虫の代表格――蝶をめぐる一冊を、どうぞ~!

  



 
            ―― 蝶コレクターの黒い野望 ――



 著者はピーター・ラウファーさん、原著は2009年に、日本語版は2010年8月に発行されました。
 英語原題は『THE DANGEROUS WORLD OF BUTTERFLIES』、
 『乱獲と密売はいかに自然を破壊したか?』と日本語副題が付されています。

 著者のラウファーさんは、本国アメリカでは
 国境問題やイラク戦争など政治をテーマとするジャーナリストさんとして
 よく知られた御方なのだそうですよ。

「むむゥ? せんそうのォ、じゃーなりすとさんなのにィ~」
「ぐるるがるる??」(←訳:蝶々の御本を??)

 戦争、戦禍、兵役など、ずしんと重いテーマの御本を著していたラウファーさん、
 インタヴューや朗読会で、頻繁に質問をされます。

   次はどんな本を書くのですか?

 そういった“お定まりの質問”に、或る時、
 ラウファーさんは答えました。

   次は蝶と花について書くつもりですよ。

 ふっと思いついての、、半分は冗談のつもりだった言葉でした。
 残虐で凄惨な戦争報道から、
 いきなり正反対の方向――蝶々とお花についての御本、なぁんて、
 まさか、ね?

「ふつーはァ、ないィでスゥ!」
「がるがる!」(←訳:ないない!)

 普通なら、そうなのでしょう。
 でも、意外な反響もあったんですよ。

 蝶の保護地に住む人からの、
 ラウファーさんを招待するメールが来たんです!

「ちょうちょうのォ、ほごちィ??」
「ぐるるるがるる??」(←訳:そんなのあるの??)

 あるんです、南米のニカラグアに。
 そして、多くの種類の蝶が絶滅危惧種に指定されながらも
 違法な取引の対象となり、
 高額で売買されている事実を
 ラウファーさんは知ってゆきます。

 美しい蝶々の世界は、平穏なものではなかった、のだと。

 蝶々を飼育して売り捌くブリーダーたち、
 オークションサイトでの販売、
 世界一のお尋ね者蝶密売人は日本人?
 取り締まる側の米国野生生物保護局、
 違法と知っていて買い取るコレクターたち……

「こッ、こわいィ!」
「がるーる!」(←訳:ホラーだ!)

 ええ、ある意味、悪夢のような、
 恐ろしくもある蝶々の世界――

 蝶に関しては、まだ解明されていない事柄がたくさんあります。
 それを放置したまま、
 人間の思惑が暴走してゆく事実。

「ちょうちょうにィ、へいわをッ!」
「ぐるぐるがるるぐるる!」(←訳:のんびり翔べる世界を!)

 蝶々の世界も人間の世界も
 平和で穏やかなものに成り得ないのか?
 欲得とは無縁の?

 謹厳な、もの悲しげな、
 しかしユーモアも忘れないノンフィクション作品は
 ちょっと難しいかもしれないけど夏休みの青少年ズに、
 そして一般活字マニアさんにもおすすめです。
 ぜひ!
 


 
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― 荒野の暗雲 ――

2013-08-22 21:58:37 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふぱァ~! いちろーさんがァ、やッたのでス!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!大記録!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日8月22日は、沸きましたね、イチローさんの快挙達成に!
 カッコいいなぁ♪と感激しながら、
 さあ、今日も読書タイム!
 本日は、クリーンヒットのごとく歴史の暗部を切り裂く快作フィクションを、どうぞ~!

  



 
               ―― 楽園の蝶 ―― 



 著者は柳広司(やなぎ・こうじ)さん、2013年6月に発行されました。
 『ジョーカー・ゲーム』で大人気となった著者・柳さんの最新作は、
 書き下ろし作品です。
 ファンの方々は、もうお読みになりましたか~?

「あんやくするゥ、ちょうほうきかんッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:その名は魔王!)

 おっとと、そうじゃないんです。
 『ジョーカ・ゲーム』『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』で描かれた、
 日本軍の諜報組織《D機関》は、
 この御本には登場しません。
 けれど、魔王配下のスパイたちの代わりを務めるかのように、
 或る人物が物語に君臨します。

 満州映画協会の、
 甘粕正彦(あまかす・まさひこ)理事長。

「りじちょうゥさんッ?」
「がるるぐるぐるぅ?」(←訳:映画人さんかなぁ?)

 その名を聞いてピンと来なくても、
 映画『ラスト・エンペラー』で坂本龍一さんが演じた役、と聞けば、
 ああ、あの!
 と思い当たりましょうか――

 昭和17年6月。
 甘粕理事長率いる満州映画協会に
 ひとりの“新人さん”がやって来ます。

「はいゆうさんッ、でスかッ♪」
「ぐるるるがるがる!」(←訳:美人女優さんかも!)

 世にカメラの前に立つ者と
 カメラの後ろに立つ者、
 2種類に人間がいるとするなら、
 その新人さんは後者――カメラの後ろに居る側の人でした。

 少年時代、故郷・京都の映画撮影所に入り浸って
 映画作りの現場を見学していた朝比奈英一(あさひな・えいいち)さんは、
 親戚の紹介を得、
 満州映画協会に職を求めたのです。

 朝比奈さんの面接に当たったのは、
 なんと、甘粕理事長本人。

「……なんだかァ~」
「がるぐるる!」(←訳:不安だよう!)

 緊張の面接を経て、
 望んでいた通り、
 映画撮影の、まさに現場で働くことになった朝比奈さん。
 自信作として監督に提出したシナリオはボツにされちゃいましたが、
 別の物を書け!と命令されました。

 次に撮影を予定している探偵物の脚本を!

「たんていィもののォ、えいがァ??」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:それも不安だよう!)

 探偵的視点を意識し始めたためでしょうか、
 それとも偶然なのでしょうか、
 朝比奈さんと撮影現場、
 そして映画協会の周囲に、
 奇怪な出来事が連続してゆくのは……?

「せすじィがァ~…」
「がっるぐるるる!」(←訳:ゾッとしてきた!)

 《ジョーカー・ゲーム》シリーズとは味わいの異なる、
 けれど、あの時代を描かせたら筆力迫力は随一!な著者・柳さんの新作、
 歴史好きさん&ミステリ好きさん、
 “魔王”ファンの方々もぜひ一読を~!
 


コメント
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