テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

さらば、桜月……?

2009-04-30 22:40:37 | 美味
 東京の桜は散ってしまったけれど、
 いえ、東北では今が、
 北海道ではこれからがお花見シーズンですね。
 では、4月最後を締めくくる記事は、このお菓子で――
 きゃーっ!! 
 (ネーさ、どかんと吹っ飛ばされました。誰にって、それは…)

「おぉーっ!
 みろよ、テディちゃ!
 さくらもち、だってよぉ!」
「わぽッ!
 ユキノジョー、さッそくゥたべちゃおォッ!」
「んじゃ、えいやっと!」

 (べりべり、っと『桜餅』の包み紙が真っ二つに……)

「いただきまぁすっ!」
「いただきまスゥ!
 もぐぐッ、やわらかァ♪ 
 んままッ♪」
「おれたちに、ちょうどいいミニサイズ!
 あっ!
 というまにぃ、かんしょくだぁ!」

 (と、空っぽになったお菓子の箱を眺めて2匹は……)

「あぁ~、こりゃあ、ネーさにおこられるなぁ~」
「おこられちゃうゥねェ、どゥしよゥ??」
「けけッ、きまってらぁ!」
「そうだねッ、もちろんッ」

 「にげようっ!」「にげようッ!」 (←ユニゾンしてます)

「にげあしに、じしんあり!」
「あッ! おいてかないでェ~ッ!」

 (どたばたどたばたどた……)
 
コメント (2)
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~ レトロデイズの極楽美 ~

2009-04-29 21:51:17 | ブックス
「どッぽ~んッ! ざぶざぶゥ~♪」

 きゃーっ!
 泳いじゃダメでしょっ、テディちゃ!
 久々の読書ネタなのに、なんてことを~!

「ざぶんッ!
 ネーさはァ、かなづちィ!」(←暴露!!)

 ……えへん、ご紹介いたしましょう、
 『昭和の日』には、はい、こちらの御本を、どうぞ~!


 
           ―― NHK美の壺 銭湯 ――


 
 編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’09年2月に発行されました。
 これこそ銭湯!という表紙写真が印象的ですね!
 大きな湯船、
 タイルの壁と床、
 蛇口がずらりと並び、
 ロッカーがあり、
 体重計があり……

「かんぺきィでスゥ♪」

 唐破風のお江戸デコラティブなお風呂屋さんの、
 ○○湯と染め抜かれたのれんを潜れば、
 そこは、ペンキ画の富士山に祝福された
 湯気むくむくのワンダースペース!
 
 お隣の町からも
 よーく見えたであろう高い煙突は、
 ランドマークにもなっていたことでしょう。
 
「けむりィ、ぷかぷかぷゥ~♪
 えんとつさんはァ、はたらきものォでスッ」

 壱のツボは、
 『宮造りに風格あり』。
 弐のツボは、
 『富士が奥行きを作り出す』。
 参のツボは、
 『ワンダーランドの仕掛けを楽しむ』。
 目を凝らせば、
 お風呂屋さんのあちらこちらに
 懐かしくも愛しい美のツボが……
 発見、できるかな?

「ぶほッ!」(←ゴン太くんの真似?)

 春とはいえど、夜は気温が下がります。
 皆さま、湯冷めせぬよう気を付けて
 楽しいバスタイム&読書タイムを♪

「ざぶぶッ、
 いいおゆゥでしたァ!
 ネーさ、こーひーぎゅうにゅうッ、ちょうだいィ!」

 ……言うと思っていましたわ。
 フルーツ牛乳しかありませんっ!

「ごくごくごくゥ、
 ふゥッ!
 ごくらくゥ、でスッ!」

 レトロアート好きな御方に、おすすめです!
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両手に新作~♪

2009-04-28 22:39:37 | 美味
「むぽぽッ♪
 りょうてにィ、はなッ♪」

 ……違いますでしょ、テディちゃ。

「ふァいッ! ていせいィしまスゥ!
 りょうてにィ、おやつッ!!」

 はい、本日ご紹介いたしますのは、
 おやつタイムの友!
 『不二家』さんの《カントリーマアム》より
 画像向かって右側が《宇治抹茶》味、
 左側が《紀州の梅》味、ですね。
 
「ごうかにィ、たべくらべェ~♪
 いッただきィまスッ♪」

 新作お菓子に弱いネーさも、
 いただきまーす♪
 お茶の色のクッキーが
 新緑の季節によく似合いですこと。ぱくっ!

「ぱくッ!ばくッ!」

 ……ふぅ~む。
 梅のお味のソフトクッキー《紀州の梅》、
 とても美味しいんですけれど、
 知らずに食べたら分からないかもしれませんね?
 これ、アプリコットかな、プラムかな~?と……

「でもォ、あとあじィさわやかッ♪」

 比べるに、抹茶味のカントリーマアムさん、
 ほぼ文句の付け所がないお味でしょうか。
 和と洋の幸福なマリアージュ、
 ホワイトチョコと抹茶が互いを引き立てあっています!
 こういうお味は好きですね~♪
 ぱくぱくっ♪

「まけないィでスッ!
 もぐぐッ!
 ぱくくッ!」

 テディちゃ、私たちフードファイターじゃありませんっ!

「もぐッ?」(←訳:そォなのォ?)
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鯉なチョコ♪

2009-04-27 22:37:08 | ショコラ
 久しぶりのショコラネタが嬉しいネーさです、こんにちは。
 
「むむッ?
 これはァ……なにものォ?!」

 これはですね、テディちゃ、
 『チロルチョコ』さんの《こいのぼりチロル》です。
 改めて説明するまでもなく、
 端午の節句の、鯉のぼりくんをフューチャー!
 季節限定パッケージなんですね~♪

「およげッ!
 おなかのォあんこがァ、おもくてもォ!」

 テディちゃ、それは鯛焼きくんでしょ。
 えへん、
 《こいのぼりチロル》には
 コーヒーヌガー、ミルク、ホワイト&クッキーの
 3種類のチロルチョコがセットされています。
 縁起の良さそうな
 鯉のぼりくんのルックスに一目惚れ!
 ジャケ買いしてしまいました♪
 5月5日まで飾っておきましょうね。

「……あうゥ~」(←訳:まてないッ!はやくゥたべたいィ!)

 画像は、青バージョンの鯉のぼりくんですが、
 黒バージョンのパパ鯉のぼりさん、
 赤バージョンのママ鯉のぼりちゃんも、
 スーパーやコンビニでカモを、
 いえ、チョコ好きさんを待っている模様です。

「……うむむゥゥ~!」(←訳:もォ~たべちゃえッ!!)
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ようこそ《表紙ギャラリー》へ!その8!

2009-04-26 22:37:41 | ブックス
「むききィ~ッ! むきゃッ!」

 こんにちは、
 えー、その、本日の《表紙ギャラリー》に
 感情移入するテディちゃを制止できないネーさです。

「むきィッ!
 だしてェ! だしてよォ!」

 はい、御紹介いたしましょう、
 活字マニアさんにはとうにお馴染み、
 こちらの御本は、

 書名を
 『西遊記 1』
 著者は平岩弓枝さん、
 そして、表紙画・カラー口絵・挿絵を描かれたのは、

  蓬田やすひろ さん!

「きゃわゆいィ!
 ごくうちゃんがァ、きゃわゆィィ~♪」

 そうなのよね!
 物語を引っ張る不思議なパワーを、
 蓬田さんの悟空ちゃんは有しています。
 童子のような、
 わんぱく悟空ちゃんが、
 次はどんな驚天動地の冒険を?
 と、ついついページを捲る手が止まらなく
 なってしまうんですよ~♪

「おやまのォしたからァ、
 だしてあげてェ~!」 (←感情移入値上昇中です)

 平岩さんの単行本版『西遊記』は
 2007年に発行され、
 今春’09年3月から4月にかけて
 文庫化されました。
 全4冊の文庫版『西遊記』は
 単行本よりも挿絵が多いような……?
 
「それでェ、いいのだッ!
 むききィ~ッ!」

 きゃーっ!
 地響きが!
 伝説の石猿を閉じ込めたと噂される
 五行山が崩れたわ!

「めざせェ、てんじくゥ!
 えいえいィおォーッ!」

 時あたかも黄金週間、
 天竺への旅にはふさわしい季節かもしれません。
 では、皆さま、
 ブタさんやクマもどき妖魔に化かされたりなさらぬよう、
 道中お気を付けて!

「むきィ!
 テディちゃはァ、ようかいィじゃないィでスゥ!」
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ようこそ《表紙ギャラリー》へ!その7!

2009-04-25 21:42:33 | ブックス
「さむさむゥ!」

 冷たい雨が降る’09年ゴールデンウィークの幕開けとなりましたね、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわァ、テディちゃでスゥ~、さむッ!」

 テディちゃ、本日の《表紙ギャラリー》は、
 いま上野を熱くさせているこの御方よ!

 書名は、いえ、誌名は
 『BRUTUS №660』号、
 表紙の像は、改めて申すまでもありません、
 興福寺所蔵の国宝《阿修羅》さん!
 (阿修羅立像とも呼称されます)
 身長は約153cmだそうです。

「ほほゥ!
 もッとォ、おおきいィかとォ、
 おもッてましたのでスゥ!」

 悪神のはずなのに、
 惹かれてやまないこの相貌は何なのでしょう?
 底知れぬ悲劇を内包する麗しさ……
 光瀬龍さん原作・萩尾望都さん画によるコミック
 『百億の昼と千億の夜』が想い起こされますね。

「まだァよんでいないィおかたはァ、よむべしィッ♪」

 興福寺創建1300年記念
 『国宝 阿修羅展』は
 東京国立博物館平成館にて、6月7日まで。

 画像の『BRUTUS』誌は、
 4月25日現在、最新号ではありませんが、
 アート系に強い書店さん等では
 まだ店頭に置かれているかもしれませんね。
 山口晃さんの愉快&痛快♪な
 《慶派》コミックが笑えま~す!

「ぷふふッ♪
 いィッてェみたいィなァ~かまくらァじだいィ~♪」

 ご来訪ありがとうございます!
 お天気、明日はきっと回復!

「なむなむゥ~!」(←晴天猛烈祈願中です)
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ようこそ《表紙ギャラリー》へ!その6・追補編!

2009-04-24 22:49:59 | ブックス
 冬ですかっ?な寒さの東京・多摩地方から、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわァ~、テディちゃでスゥ~!
 こごえちゃうでスゥ~!」

 本日の《表紙ギャラリー》は、
 こうとなったら徹底的に!
 前回記事で御紹介いたしました
 内田善美さんデータの追補編と参りましょうか。

「むきゃぽゥ!
 きれいィなァ、ひょうしィでス!」

 画像向かって右側の御本は
 『ひぐらしの森』(1980年発行)、
 画像左側は
 『空の色に似ている』(1981年発行)
 という御本です。
 
 表紙画にしてこのクオリティ!
 中身はさらに!な傑作!と言い切ってしまいましょう。

「2さつともォ?」

 2冊ともです!
 ゴールデンウィークは本屋さん&古書店さん巡りだ!
 という書物マニアさん、
 コミックホリックさんは、
 ぜひ、チェックリストにお加え下さいな~♪

「みなさまッ、たのしィ~おおがたァれんきゅうをォ~♪♪」

 ……O型連休?

「ちがうのでスゥ!」
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ようこそ《表紙ギャラリー》へ!その6!

2009-04-23 22:14:20 | ブックス
 藤の花の香りって良いですね~♪
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでェス」

 前回、前々回と《表紙ギャラリー》は
 外国作家さんを御紹介いたしました。
 では今回は!日本の素晴らしい表紙クリエイターさんを!

「ぱちぱちぱちィ! じゃぽねッ!」

 御本の書名は、
 『ゲイルズバークの春を愛す』
 米国の小説家ジャック・フィニィさんの著作です。
 その表紙を飾るのは――

   内田善美さん!

 1970年代後半~80年代にかけて
 大人気を博した漫画家さん、
 いえ、画家さんが内田善美さんです。
 
 内田さんは《謎》のクリエイターさんでもあります。
 宝石のような作品を次々と発表しては
 ベストセラーを記録し、
 各界から高い評価を受けながら、
 しかし、
 なぜか、静かに、一線を退いてしまわれました……。
 
「むむゥ!
 ふしぎなァ、おかたでスゥ!」

 オリジナルの漫画作品制作の他に、
 内田さんはファンタジー小説の表紙画も手掛けていました。
 ジャック・フィニィさんの著作をこよなく愛した内田さんが描く
 『ゲイルズバーク』へ通じる扉は、
 比類なく美しく、
 時を超えて語り継がれるべき名作です。

 平成生まれの方々も、
 どうか、この画家さんの名を御記憶下さい!
 そして、作品入手の機会があれば、ぜひ!
 
「ぜッたいにィ、ぜッたいィのォ、おすすめェ!なのでスッ!」
 
 
 
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ようこそ《表紙ギャラリー》へ!その5!

2009-04-22 22:15:38 | ブックス
「ざぶゥーんッ! ざぶゥざぶゥーんッ!」

 波……らしき音響効果とともに、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥーんッ、テディちゃでスゥ、ざぶざぶゥーんッ」

 《表紙ギャラリー》第5回目の開催になりました。
 前回の記事では、
 アーサー・ラッカムさんの作品を御紹介いたしましたが、
 今回はラッカムさんと双璧をなす
 挿絵本黄金時代のもうひとりの天才の御本に光を!
 
「ぱちぱちぱちィ! ざぶゥーんッ!」

 書名は、
 『Sindbad the Sailer
  and others stories of Arabian Nights』

 表紙と、本文に付された画を描いたのは、
 Edmund Dulac(エドマンド・デュラック)さん!
 英原題からもお分かりのように、
 『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』より
 『船乗りシンドバッドの冒険』として知られる御話を
 《絵のある本》に仕立てたのが、この御本、なんです。

「ざぶぶッ!
 ききいッぱつゥ!だいぼうけんッ!」

 古今東西、
 アラビアンナイトを描いた画家さんは星の数……
 その中で、頂点を極めたのが
 デュラックさんです!
 フランスに生まれ、
 英国を中心に活動したデュラックさんの作風は
 アールヌーヴォー、アールデコ、
 古代ギリシアからペルシャ風の細密画と、
 恐るべきマルチぶり!
 本書『船乗りシンドバッド』では、
 中国とイスラム圏の美術を取り込んだ
 ミニアチュール的なカラー画が
 観る者を幻想の世界へ誘います。
 
「えいがにもォ、まけないィのだッ!」

 ラッカムさんの御本と同様、
 デュラックさんのこの作品も
 輸入書です(英国のオメガブックスより発行されました)。
 もしも洋書屋さんの棚にデュラックさんの名を見つけたら、
 もう絶対に!
 見逃しちゃだめですよ!
 嵐に翻弄される船の画の、
 その表紙からは――

「ざぶゥーんッ!
 だいぼうけんがァ、はじまるゥ~!!」
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ようこそ《表紙ギャラリー》へ!その4!

2009-04-21 22:36:42 | ブックス
 はい、ちょこっと久しぶりの《表紙ギャラリー》、
 第4回目の開催となりました。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ~、テディちゃでスゥゥ~、るるるゥ~♪」

 本日ご紹介いたしますのは、はい、こちら~!
 
 書名は、
 『 ARTHUR RACKHAM
  Rackham’s Color Illustrations for
   WAGNER’S “RING”』

 表紙画を描いたのは、
 アーサー・ラッカムさん!
 20世紀前半の《絵のある本》全盛期に活躍した
 天才的な挿絵画家さんといえば、この御方です!

「♪ぱッぱらぱァ~ぱァ、ぱッぱらぱァ~ぱァ♪」

 この御本には、
 ラッカムさんがワーグナーの《指輪》三部作の挿絵として
 制作したカラー画、モノクロ口絵などが
 これでもか~!と掲載されています。
 《指輪》の物語を知らぬ人も、
 ラッカムさんの画を見れば、
 神話世界の壮大な興亡が容易に理解できてしまうほど
 素晴らしい作品が揃っているんですよ♪

 米国のDOVER社から発行されたものですので、
 洋書屋さんで目にしたら、
 ぜひ御覧下さい!
 楽劇ファンの御方にとっては、おそらく、
 理想の一冊でしょう!

「♪ぱッぱらァ~ぱァ、ぱッぱぱァ~♪」

 ……あの、テディちゃ、
 さっきから気になっているんですが、
 それはもしや……『ワルキューレ』?

「ぱッぱァ~!!!」(←訳:そうでスゥ!)

 ……耳栓は、どこだったかしら? 
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