「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、きねんのひィ~なのでス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!図書館の日だよ!)
こんにちは、ネーさです。
今日4月30日は、
《図書館の日》!
1950年の4月30日に図書館法が公布されたことから
この日に制定されたんですって。
いつもお世話になりまくりの
図書館&司書さんにあらためて感謝しつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
―― 電柱鳥類学 ――
著者は三上修(みかみ・おさむ)さん、
2020年11月に発行されました。
『スズメはどこに止まってる?』と
副題が付されています。
「むむゥ~…でんちゅうゥのォ?」
「ぐるる?」(←訳:鳥類学?)
電柱鳥類学――
聞き覚えの無い言葉ですが、
ご安心あれ、
著者・三上さんは御本冒頭の『まえがき』で
述べています。
《電柱と鳥類の関係を明らかにする学問》
それが電柱鳥類学であると。
えー、ホントはね、
そんな学問名称はなくて、
実際にあるのは
《森林鳥類学》や《河川鳥類学》なんですけど。
「ぷふふふッ♪」
「がるるっ♪」
正式な名称は無いとしても、
鳥さんたちと、
電柱・電線の間には、
確かな、
そして不思議な関係が存在するようです。
そこにいるのが当然かのように、
電線に止まっている鳥たち。
なんで感電しないの?
いや、もしかして、
感電しちゃう鳥もいるの?
「ううッ、それはァたいへんッ!」
「ぐるるがるるるる~!」(←訳:感電はしたくない~!)
そもそも電柱・電線とは何なのか。
電柱が日本の社会に誕生したのは
明治以降のこと。
電線がない時代、
鳥たちはどうしていたのか。
電線が生まれて以後も、
どうやら、
電線に止まるのに不向きな鳥もいるらしい?
対して、
電力会社はどう思っているのかしら?
鳥の大群に飛来されたら、
電線にも負担がかかりそうだし?
それに、
各地で無電柱化が進んでるのよね?
電柱がなくなると……
「とりのォこうどうゥにもォ~?」
「がるるぐるる?」(←訳:新たな変化が?)
著者・三上さんは
数々の謎を解きほぐしてゆきつつ、
鳥たちへ、
電柱がある社会へも、
あたたかな目線で接します。
電線がある風景も、
電柱の天辺の隙間に
スズメが巣を作っていたりする情景も、
なかなか、悪くない――
「たたかいィではなくゥ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:共存の方向で!)
電柱についてのコラム(本文22ページ)や、
何種類もの電柱・電線の
図版資料に感心し、
電線によく止まる鳥たちベスト10には
ニヤリとさせられる
ユニークな《電柱鳥類学》入門書は、
ノンフィクション好きな方々に、
自然観察好きな活字マニアさんにも
おすすめの一冊です。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
きょうはァ、きねんのひィ~なのでス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!図書館の日だよ!)
こんにちは、ネーさです。
今日4月30日は、
《図書館の日》!
1950年の4月30日に図書館法が公布されたことから
この日に制定されたんですって。
いつもお世話になりまくりの
図書館&司書さんにあらためて感謝しつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
―― 電柱鳥類学 ――
著者は三上修(みかみ・おさむ)さん、
2020年11月に発行されました。
『スズメはどこに止まってる?』と
副題が付されています。
「むむゥ~…でんちゅうゥのォ?」
「ぐるる?」(←訳:鳥類学?)
電柱鳥類学――
聞き覚えの無い言葉ですが、
ご安心あれ、
著者・三上さんは御本冒頭の『まえがき』で
述べています。
《電柱と鳥類の関係を明らかにする学問》
それが電柱鳥類学であると。
えー、ホントはね、
そんな学問名称はなくて、
実際にあるのは
《森林鳥類学》や《河川鳥類学》なんですけど。
「ぷふふふッ♪」
「がるるっ♪」
正式な名称は無いとしても、
鳥さんたちと、
電柱・電線の間には、
確かな、
そして不思議な関係が存在するようです。
そこにいるのが当然かのように、
電線に止まっている鳥たち。
なんで感電しないの?
いや、もしかして、
感電しちゃう鳥もいるの?
「ううッ、それはァたいへんッ!」
「ぐるるがるるるる~!」(←訳:感電はしたくない~!)
そもそも電柱・電線とは何なのか。
電柱が日本の社会に誕生したのは
明治以降のこと。
電線がない時代、
鳥たちはどうしていたのか。
電線が生まれて以後も、
どうやら、
電線に止まるのに不向きな鳥もいるらしい?
対して、
電力会社はどう思っているのかしら?
鳥の大群に飛来されたら、
電線にも負担がかかりそうだし?
それに、
各地で無電柱化が進んでるのよね?
電柱がなくなると……
「とりのォこうどうゥにもォ~?」
「がるるぐるる?」(←訳:新たな変化が?)
著者・三上さんは
数々の謎を解きほぐしてゆきつつ、
鳥たちへ、
電柱がある社会へも、
あたたかな目線で接します。
電線がある風景も、
電柱の天辺の隙間に
スズメが巣を作っていたりする情景も、
なかなか、悪くない――
「たたかいィではなくゥ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:共存の方向で!)
電柱についてのコラム(本文22ページ)や、
何種類もの電柱・電線の
図版資料に感心し、
電線によく止まる鳥たちベスト10には
ニヤリとさせられる
ユニークな《電柱鳥類学》入門書は、
ノンフィクション好きな方々に、
自然観察好きな活字マニアさんにも
おすすめの一冊です。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪