「こんにちわッ、テディちゃでス!
ゆけゆけェ~どらごんッ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!見事な成功~!)
こんにちは、ネーさです。
スペースX社《クルードラゴン》が打上げられ、
コントレイル号がダービーで勝利を挙げ、と
忙しい日曜日の締め括りは、
はい、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 神木探偵 ――
著者は本田不二雄(ほんだ・ふじお)さん、
2020年4月に発行されました。
『神宿る木の秘密』と副題が付されています。
「えッとォ、これェはァ~…」
「ぐるるるがぅるるる!」(←訳:ミステリじゃないよ!)
ええ、そうなんですよ。
題名に『探偵』とあっても、
探偵小説にあらず。
この御本は、
巨樹探訪を主題とするノンフィクション作品、
というべきでしょうか。
「ひょうしィのォ、おしゃしんッ!」
「がるぐる!」(←訳:凄い迫力!)
御本の表紙を飾っているのは、
佐賀県武雄市の《武雄の大楠》。
この悠然たる神々しさ……
どこかで見たような?
「あッ! なァるほどッ♪」
「ぐるるる!」(←訳:トトロだ!)
宮崎駿さん監督作品『となりのトトロ』、
あの作中に描かれていましたね、
人々に《オオクス》と呼ばれて慕われる、
それはそれは立派なクスノキが。
そして、
オオクスだけではなくて、
スギや、シイノキ、
イチョウなども、
年輪を重ねるにつれ、
《神木》として祀られる存在に。
「いちょうゥもッ?」
「がるるるっる!」(←訳:知らなかった!)
著者・本田さんは、
西日本と東日本、
それぞれの傾向、特徴、
遠く離れた土地と土地を結ぶ
密かな“縁”を、
各地の神木を訪ね歩きながら
考察してゆきます。
【第一章】いかにして神木となりしか
【第二章】ゆきゆきて神木旅
【第三章】こんな木を見てきた
という3つの章に登場する
どの神木さんも
魅力に満ち満ちておりますけれど、
私ネーさの“推し“神木さんは――
「ふァいッ! これェでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:滋賀県だよ!)
本文155ページ、
『近江の廃村と聖樹』
の文中で紹介されているのは、
《保月の地蔵杉》。
滋賀県多賀町の、
古道の近くにそびえるそのスギには、
或る由緒がありました。
天下分け目の、関ヶ原の合戦で、
島津義弘さん率いる島津の軍勢は、
敵の本陣を突っ切って退却する、という
日本の戦史上でも
珍しい戦法に打って出たことで知られています。
その退路沿いにあったのが、
保月の地蔵杉、だったのでした。
「いまもォ、たいせつにィされてまス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:御神木だもんね!)
日本史好きな方々は、
大河ドラマ好きな方々は、
そして鹿児島にルーツをお持ちの方々は、
想い浮かずにはいられないでしょう。。
はるかな剣戟と、
軍勢が疾走する緊迫の場面を。
それを見守る、
地蔵杉の沈黙を。
「どらまにィ~したいィでス!」
「ぐるるが~る!」(←訳:NHKさ~ん!)
歴史マニアさんに
激おすすめの一冊です。
神木探偵さんの“出会いの旅”の記録を、
皆さまも、ぜひ♪
ゆけゆけェ~どらごんッ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!見事な成功~!)
こんにちは、ネーさです。
スペースX社《クルードラゴン》が打上げられ、
コントレイル号がダービーで勝利を挙げ、と
忙しい日曜日の締め括りは、
はい、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 神木探偵 ――
著者は本田不二雄(ほんだ・ふじお)さん、
2020年4月に発行されました。
『神宿る木の秘密』と副題が付されています。
「えッとォ、これェはァ~…」
「ぐるるるがぅるるる!」(←訳:ミステリじゃないよ!)
ええ、そうなんですよ。
題名に『探偵』とあっても、
探偵小説にあらず。
この御本は、
巨樹探訪を主題とするノンフィクション作品、
というべきでしょうか。
「ひょうしィのォ、おしゃしんッ!」
「がるぐる!」(←訳:凄い迫力!)
御本の表紙を飾っているのは、
佐賀県武雄市の《武雄の大楠》。
この悠然たる神々しさ……
どこかで見たような?
「あッ! なァるほどッ♪」
「ぐるるる!」(←訳:トトロだ!)
宮崎駿さん監督作品『となりのトトロ』、
あの作中に描かれていましたね、
人々に《オオクス》と呼ばれて慕われる、
それはそれは立派なクスノキが。
そして、
オオクスだけではなくて、
スギや、シイノキ、
イチョウなども、
年輪を重ねるにつれ、
《神木》として祀られる存在に。
「いちょうゥもッ?」
「がるるるっる!」(←訳:知らなかった!)
著者・本田さんは、
西日本と東日本、
それぞれの傾向、特徴、
遠く離れた土地と土地を結ぶ
密かな“縁”を、
各地の神木を訪ね歩きながら
考察してゆきます。
【第一章】いかにして神木となりしか
【第二章】ゆきゆきて神木旅
【第三章】こんな木を見てきた
という3つの章に登場する
どの神木さんも
魅力に満ち満ちておりますけれど、
私ネーさの“推し“神木さんは――
「ふァいッ! これェでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:滋賀県だよ!)
本文155ページ、
『近江の廃村と聖樹』
の文中で紹介されているのは、
《保月の地蔵杉》。
滋賀県多賀町の、
古道の近くにそびえるそのスギには、
或る由緒がありました。
天下分け目の、関ヶ原の合戦で、
島津義弘さん率いる島津の軍勢は、
敵の本陣を突っ切って退却する、という
日本の戦史上でも
珍しい戦法に打って出たことで知られています。
その退路沿いにあったのが、
保月の地蔵杉、だったのでした。
「いまもォ、たいせつにィされてまス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:御神木だもんね!)
日本史好きな方々は、
大河ドラマ好きな方々は、
そして鹿児島にルーツをお持ちの方々は、
想い浮かずにはいられないでしょう。。
はるかな剣戟と、
軍勢が疾走する緊迫の場面を。
それを見守る、
地蔵杉の沈黙を。
「どらまにィ~したいィでス!」
「ぐるるが~る!」(←訳:NHKさ~ん!)
歴史マニアさんに
激おすすめの一冊です。
神木探偵さんの“出会いの旅”の記録を、
皆さまも、ぜひ♪