テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 今も昔も、スポーツLOVE! ~

2021-05-31 19:25:04 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あううゥッ、ひらおかァさァ~んッ!」
「がるる!ぐるるるぅ~!」(←訳:虎です!つらいよぅ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 5月30日放送の大河ドラマ『青天を衝け』は、
 事件事件また事件で涙また涙……
 幕末史のあれやこれやを想いつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの《江戸》本を、どうぞ~♪

  


 
    ―― 江戸のスポーツ歴史事典 ――



 著者は谷釜尋徳(たにがま・ひろのり)さん、
 2020年11月に発行されました。
 前回記事では江戸城の《大奥》をテーマにした
 『図説大奥の世界』をご紹介いたしましたが、
 今回は《スポーツ》で!

「へいわなァじだいィ~はァ」
「ぐるーるがる!」(←訳:スポーツ振興!)

 江戸に幕府が開かれて以降、
 大規模な戦争は(ほぼ)無くなり、
 太平の世が訪れると、
 人びとの興味を集めるのは……

「ぶんかッ!」
「がるーる!」(←訳:スポーツ!)

 読本、浮世絵、俳句など、
 趣味人たちの熱は高まるばかり。

 その一方で、
 ”身体を動かして楽しむ”ことも、
 た~くさんの老若男女さんに
 広まったようです。

「ねんだいィ、とわずゥ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:人気出ました!)

 江戸時代にスポーツなんてあったの?
 と、疑う方々もおられましょうが、
 いやーあるんです♪

  機敏に身をかわす『鬼ごっこ』。

  歩け歩け!の『行楽』。

  もっと歩こうぜ!の『伊勢詣(いせもうで)』。

  ウィンタースポーツの基本『雪打ち(雪遊び)』。

  時代劇でもお馴染みの『楊弓(ようきゅう)』。

「おすもうゥ!」
「がるる!」(←訳:魚釣り!)

 著者・谷釜さんはこういった《スポーツ》を、
 
 第Ⅰ部『全身を使う』
 第Ⅱ部『用具を使う』
 第Ⅲ部『力と技と頭を使う』

 と3部から成る構成で
 紹介&解説してゆきます。

 読んでいて、ついニヤリとしてしまうのは、
 『雪打ち』――
 つまり『雪合戦』。

 ええ、たしかに
 《スポーツ》ですよねえ♫

 そして、
 想像の斜め上をゆく
 ヨーロピアンでモダンな《スポーツ》も?

「ぽろォ?」
「ぐるるっる?」(←訳:クリケット?)

 平安時代から続く『蹴鞠(けまり)』は
 江戸時代でも人気の《スポーツ》。

 『蹴鞠』と同じように毬(まり)を使う
 『打毬(だきゅう)』は、
 ほとんどポロ?

 木槌(きづち)で毬を打ち返す
 『毬杖(ぎっちょう)』は、
 ほぼクリケット?

 解説文には図版が添えられていますが、
 実際にはどんな競技だったのかしら?

「みてみたいィ~!」
「がるるーる!」(←訳:謎スポーツ!)

 囲碁や将棋といった
 ボードゲームまでも含む
 バラエティー豊かな
 江戸の《スポーツ》。

 歴史好きな方々も、
 スポーツ好きな方々も、
 ぜひ、時代を超える《スポーツ》の世界を
 覗いてみてくださいね~♪
 
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~ 華麗すぎる《奥》の世界 ~

2021-05-30 23:51:21 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おめでとうッ、しゃふりィ~くんッ!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!接戦を制したね!)

 こんにちは、ネーさです。
 ダービーの栄冠を勝ち取ったのは、
 シャフリアールくん!
 騎手の福永さん&スタッフさんにも
 盛大な拍手を送りながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
      ―― 図説 大奥の世界 ――



 編著者は山本博文(やまもと・ひろふみ)さん、
 2012年11月に発行されました。
 こちらは『猫奥』……ではなく、
 本物の《大奥》をテーマにした
 歴史ノンフィクション作品です。

「むむむゥ! じッさいィのォ、おおおくゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:主役は人間!)

 先日ご紹介しました
 山村東さんのコミック作品『猫奥』1巻&2巻では、
 主役はニャンコ?
 そして《大奥》に暮らしているのは大の愛猫家さんたち?
 と思えましたが……

 当然というか、
 やはりというか、
 リアルな《大奥》は
 権力闘争激戦区?

「ふくざつなァ、にんげんかんけいィ!」
「ぐるるるるるる!」(←訳:入り組んでるよ!)

 そもそも、
 《大奥》は
 ハーレム(後宮)ではありません。

 原則として男子禁制、ではあれど、
 実際には《大奥》は、
 将軍とその正室である御台所(みだいどころ)の
 “生活”を支える役所、だったのでした。

 幹部職員がいて、
 職種ごとに専従者がいて、
 季節ごとにイベントなどもあって、
 ニャンコはもちろん、
 小型犬も飼われていて、
 賑やかですねえ。

「こがたけんッ、かわわいィ~!」
「がるる!」(←訳:狆だね!)

 小犬や子ネコたちと、
 着飾った美しい女性たち。

 これは……

 お金、かかるわね。

「かかりィまスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:経費莫大!)

 衣装に、帯。
 毎日の髪結いに、
 櫛や笄(こうがい)や、
 小物の数々。
 ペットのごはん代金も必要だし。

 これはねえ、
 代々の老中さんたちに
 いろいろ言われるのも当然よね。

 人数、減らします!
 年間予算、削減します!
 衣装をもっと地味にー!って。

「あわわわわわッ!」
「がる~!」(←訳:怖い~!)

 ルールはうるさいし、
 制限は多いし、
 と、不便に見える生活ですが、
 住めば都、であったのかもしれません。

 笑いがハジケる演芸会、
 狆(ちん)を可愛がり、
 広いお庭を散歩して、
 衣装は豪華で。

「ごうかァすぎィ~!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:派手派手だよう!)

 御本の表紙にもなっている錦絵も、
 恐ろしいほど華美華麗な衣装に
 目が奪われますね。

 他にも、本文中には
 多数の錦絵、写真などの
 図版資料が収録されていて、
 《大奥》の雰囲気を感じ取ることが出来ます。
 
 ここに暮らした女性たちは、
 はたして……
 いや、意外にのんびりやっていたのかも?

「ぷふふッ!」
「がるっ!」

 歴史好きさんにも、
 『猫奥』ファンの方々にも、
 おすすめしたいビジュアルブックです。
 本屋さんで、図書館で、
 探してみてくださいね~♪

 
 
 
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~ 読書の友とは ~

2021-05-29 23:51:57 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 たいぼうゥのォ、おォ~ぷんッでスよゥ!」
「がるる!ぐぅるるがるるる!」(←訳:虎です!ミュゼへようこそ!)

 こんにちは、ネーさです。
 緊急事態宣言は延長されますが、
 6月から多くの美術館や博物館は開館OKに!
 嬉しいニュースに涙目になりながら、
 さあ、週末の読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
  ―― コーヒーがないと生きていけない! ――



 著者は岩田リョウコさん、2020年11月に発行されました。
 『CAN'T LIVE WITHOUT COFFEE』と英語題名が、
 『毎日がちょっとだけ変わる楽しみ方』と
 日本語副題が付されています。

「ごくごくゥ~!」
「ぐるる!」(←訳:ぐびり!)

 世界のどこでだって
 人気は右肩上がり!な飲み物、コーヒー。

 毎日飲んでます!
 いや毎朝、毎食飲んでます!
 という御方も少なくないと思われますが、
 しかし……。

「うむゥ! いがいにィ、いるのでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:苦手派さんが!)

 あの苦さが嫌い。
 色がね、どうも……。
 香りがなんだか……。

 と、コーヒーを苦手にしている方々もまた、
 決して少なくはなく。

 著者・岩田さん御自身も、
 小さい頃のトラウマから
 コーヒーを避けていたものの。

 大人になってからの
 引っ越し先ってヤツが!

「うものォ、むこうゥ~!」
「ぐるるる!」(←訳:シアトル!)

 米国ワシントン州の、シアトル。

 この町で生まれたコーヒーショップは多く、
 スターバックス、タリーズコーヒーなどは
 シアトル系コーヒーショップの代表格ですね。

 そんな《コーヒーの都市》に
 移り住んだ岩田さんは、
 或る日とうとう……?

「おいしィ~!」
「がるぐる!」(←訳:降参です!)

 コーヒーって、美味しい。

 気付いてしまった岩田さんは
 それまでの空白を埋めるかのように
 コーヒー研究に邁進いたします。

 Chapter1『コーヒーは楽しい』
 Chapter2『コーヒーの基本』
 Chapter3『おうちでおいしいコーヒーをたのしむ』
 Chapter4『コーヒームーブメントを解剖!』
 Chapter5『コーヒーを飲みに行こう!』

 という5つの章では、
 コーヒーの種類や、
 栽培から収穫を経て精製、
 豆の選び方、
 おいしい淹れ方、
 このコーヒーにはこのパン!など、
 コーヒーを愉しむための
 基礎知識が語られていて、
 ……ああ、いけない、
 お腹が空いてきました。

「のどもォ、かわくゥ~!」
「ぐるがーるーるるるる!」(←訳:早くコーヒータイムを!)

 では張り切って
 豆を煎って挽いて……と行きたいんですけれども。

 実は私ネーさ、
 カフェインが駄目な体質で。
 それでも、
 決してコーヒーが嫌いな訳ではなく。

「ならばァ、これッ!」
「がるぅるるるる!」(←訳:カフェインレス!)

 本文102~106ページには
 カフェインレスコーヒー(デカフェ)についての
 解説が載っています。

 抽出方法の違い、
 カフェインレスのメリットとデメリット……
 なぁるほど、こうして作られてるのね、
 カフェインレスコーヒーって。

「なるほどォ、ぱくりィ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:モグモグごくり!)

 えーと、美味しいコーヒーに欠かせないのは、
 やはり、美味しいパンでしょう。

 本文84~89ページの
 『タイプ別 パンに会うコーヒーの選び方』は、
 パン好きさん必読ですよ。

「しゅうまつのォ、しょくたくにィ~!」
「がるるぐる!」(←訳:パンと珈琲!)

 “アメリカで一番有名なコーヒー愛好家“
 を自認する著者・岩田さんによる
 《コーヒー指南書》は、
 コーヒー好きな活字マニアさんにおすすめですよ。
 今日は何を飲もうかな?
 と思ったら、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
 
 

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~ 続・沸騰のニャンコ愛 ~

2021-05-28 23:36:43 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はなやかァ~なのでスゥ♪」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!絢爛豪華!)

 こんにちは、ネーさです。
 春バラのシーズンが終わりつつある現在、
 花屋さんで目立ちまくっているのは、
 シャクヤクですねえ。
 絵になるお花だわぁ~と見惚れながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♫

  


 
       ―― 猫奥 2 ――



 著者は山村東(やまむら・はる)さん、
 2021年3月に発行されました。
 『猫奥1』に続いて
 モフモフモフッと『2』がやって来ましたよ。
 御本の表紙をドーンと独占するのは、
 あ、いえ、飾っているのは、
 大奥で大人気の『吉野(よしの)ちゃん』です。

「ふァ~…はくりょくゥ~…」
「ぐっるる~…」(←訳:どっしり~…)

 大奥――

 それは、いうまでもなく、
 江戸城内の
 《ネコの天国》
 でございました。

「だれもォ~さからえませんでスゥ!」
「がるぐるがる!」(←訳:ネコこそボス!)

 大奥に住まう女性たちは
 皆さん揃って大のネコ好き♪

 絹のお座布団や、
 高価なゴハンをニャンコに与え、
 蝶よ花よと日夜チヤホヤしておりまするが。

 ひとり、
 ニャンコと距離を保ち、
 超然としている御方が、
 御殿女中(御年寄)の
 滝山さん。

   あのひとネコ嫌いなんですって~!

 と同僚たちに
 噂されている滝山さんですから、
 そんなツンケンした態度も
 当然かと思いきや。

「ほんとのォ~ほんとはァ~…」
「ぐぅるるがるるるる!」(←訳:ニャンコ大大大好き!)

 実は私ネコ好きなのだ!と、
 訴えたくてたまらない滝山さん。

 この『2』では、
 どうかしらっ?
 好きです本当はネコ好きなんです~って
 公表できるのかしら?

「それはァ、やぱりィ~?」
「がる~!」(←訳:無理~!)

 滝山さんの煩悶を見透かすかのように、
 或いは、
 ネコ愛の深さを確かめるかのように、
 ツンデレ猫の吉野ちゃんは
 滝山さんのお部屋へ
 しばしばやって参ります。

 そして、
 吉野ちゃんを目にする度、
 モフモフしたい!
 抱っこしたい!
 と誘惑に駆られる滝山さんの前に……

「らいばるゥ、しゅつげんッ!」
「ぐるがるるぐる?」(←訳:いや理解者かも?)

 新キャラクター登場で、
 滝山さんの大奥ライフは
 どう変化するのでしょう?

 巻末には短編作品
 『こまとちび』
 も収録されていて、
 こちらでも主役はニャンコたち?

「ぜんぺんッ、ねこづくしィ!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:あとがきにもネコ!)

 著者・山村さんの猫愛を
 ひしひしと感じられる
 “ネコあるある!“
 “わかるわコレ!“な《猫奥》シリーズは、
 ネコ好き&歴史好きな方々に
 激おすすめですよ。
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪



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~ 煙の王国 ~

2021-05-27 23:37:42 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 がんばッてェ、るいィくゥ~んッ!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!突破したい~!)

 こんにちは、ネーさです。
 激戦が続くNBAプレーオフ、
 ウィザーズの八村塁さんの活躍に目をウルウル……
 次戦ではシクサーズを叩きのめせ!
 と祈りつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
      ―― マハラジャの葬列 ――



 著者はアビール・ムカジーさん、
 原著は2017年に、
 画像の日本語版は2021年3月に発行されました。
 英語原題は『A NECESSARY EVIL』、
 1920年代のインドを舞台にした
 歴史ミステリシリーズの第2作目です。

「おかえりィなさァ~いィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:名コンビ再び!)

 シリーズ第1作『カルカッタの殺人』は、
 英国人のサム・ウィンダム警部と、
 インド人のサレンドラナート・バネルジ―刑事が知合い、
 ともに事件を解決してゆく
 ”相棒(バディ)結成物語”
 が描かれました。

 シリーズ第2作となるこの作品では
 ……んまあっ!

「きらきらァでスッ♫」
「がるるる~!」(←訳:まぶしい~!)

 本文の出だしが、
 とにかくもう魅力的です。
 ちょこっと引用させていただきますと――

   《顎ひげにダイヤモンドをつける男は
    そんなにいない。
    だが、耳や指や衣服のスペースが
    すべてふさがっているとすれば、
    それもアリかもしれない。》

「ぜんしんッ、きらぴかァ!」
「ぐるがるるぐるる!」(←訳:宝石だらけなんだ!)

 そこは、政府庁舎。

 総勢20名のマハラジャ、ニザーブ、
 ナワーブといった称号を持つ
 インド各地の“藩王”諸侯が
 ずらりと勢揃いした様子に、
 ウィンダム警部は
 驚くよりも呆れます。

 シルクのチュニックに、
 金や宝石。
 ダイヤモンドのボタン、
 大粒の真珠、
 エメラルドにサファイア。

 ふう、なんという金満ぶりでしょう。

「しかたァありませんッ!」
「がるっるぐるる!」(←訳:超リッチだもん!)

 ええ、
 “藩王”さんたちは実際に
 世界有数の富豪なのです。
 
 全身ダイヤモンドやら真珠だらけなのも
 当然と申せましょう。

 けれど……
 そのお腹の中は?

 ダイヤモンドのように
 澄んだきらめきを放っているのでしょうか?

「じだいはァ~…」
「ぐるる!」(←訳:風雲急!)

 ”藩王“さんたちと
 英国人の総督が
 記念の集合写真を撮り終えてほどなく、
 事件は起きました。

 ベンガルの南西に位置する
 藩王国サンバルプールの王太子さまが
 襲撃された……!?!

「だッ、だだだッ」
「がるるぐるる!」(←訳:大事件だよう!)

 インドを支配する英国。
 英国の支配に従いつつも
 腹のうちを見せぬ”藩王”たち。
 宮殿で、軍隊で、市井の人びとの間で
 くすぶる火種。

 先が見通せぬ煙の中をゆくように、
 ウィンダム警部とバネルジ―刑事は
 手探りしては、
 一歩また一歩と進んでゆきます。
 “真相”の足元へ。

「いんどのォ、れきしィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:勉強になります!)

 近代史好きな活字マニアさんにおすすめの、
 読み応えある長編作品は、
 シリーズ前作を読んでいない御方も
 充分に楽しめる一冊です。
 
 インド好きな方々も、
 ミステリ好きな方々も、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫
 
 
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~ うつくしき本の森へ ~

2021-05-26 23:34:46 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 みィ~えェ~なァ~いィ~!」
「ふぁるるぐるがる~!」(←訳:虎です!雲のせい~!)

 こんにちは、ネーさです。
 スーパームーン皆既月食は、
 はて、いずこ……?
 どうやら今宵のお月さまは雲に隠れてしまったようですが、
 次に日本国内で観測できる
 2022年11月8日の皆既月食を気長に待ちながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
       ―― 世界書店紀行 ――



 著者は金彦鎬(キム・オノ)さん、
 2021年4月に発行されました。
 『本は友を呼び、未来を拓く』と副題が付されています。

「ひゃほほゥ! ほんやさんめぐりィ~♪♫」
「ぐるるる~!」(←訳:いいなあ~!)

 世界各地の書店さん、
 古書の村や、
 古書店街を
 存分にめぐり歩く……。

 ああ、なんと羨ましい!
 わたしもそれやってみた~い!

 と思っているのは、
 私ネーさだけではありませんでしょう。

 ”世界の車窓から”ならぬ
 ”世界の本屋さんから”。

 そんなスッゴイことが出来ちゃったのは、
 著者の金彦鎬が出版界のおひとだから。

「なァるほどォ、それでェ~」
「ぐるるるがるるる?」(←訳:浮ついてないんだ?)

 出版人として、
 世界の書店を旅しながら
 自分が出版すべき
 本の主題を探す、という金彦鎬さん。

 本文は、
 《ヨーロッパ・アメリカの書店紀行》、
 《アジアの書店紀行》
 の2部で構成されていて、
 活字マニアさんにとっての
 ”夢の空間”が
 キラキラ輝いています。

 古書の村として知られる
 英国・ウェールズの
 『ヘイ・オン・ワイ』。

 ベルギー・ブリュッセルのおしゃれな
 『クック&ブック』。

 現代美術館のような、
 中国・上海市の
 『ゾン書閣』。
 
 東京・神田神保町の
 『北沢書店』。

「でもォ、ほんとゥにィゆきたいィのはァ~…」
「がるる!」(←訳:ここだ!)

 米国・ニューヨーク州の
 『ストランド・ブックストア』!

 愛書家の《聖地》とされる名店は、
 ”アメリカ的な本のスーパー”だと
 解説文にはありますけれど、
 お写真を拝見する限りでは、
 実に探検し甲斐のありそうな
 ”本の国”ですねえ♪

「わくわくわくゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:血がたぎる!)

 ずっと探してる本が、
 ここにあるかもしれない……

 そんな夢を思い描いてしまう
 《本屋さん案内書》は、
 活字マニアさんに、
 デザイン好きな方々に、
 おすすめの一冊です。

 日本の、世界中の、
 実店舗の本屋さんへのエールもこめつつ、
 皆さま、ぜひ手に取ってみてくださいな♪
 
 
  
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~ “我が推し”を探せ? ~

2021-05-25 23:38:24 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あッつゥいィ~ッ!」
「がるる!ぐるがるぅ~?」(←訳:虎です!もう真夏ぅ~?)

 こんにちは、ネーさです。
 関東内陸部では30℃を越え、
 ひたすら水分補給に努めた一日の終わりは、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
    ―― 日華ミステリーアンソロジー ――



 編者は島田荘司さん、2021年3月に発行されました。
 著者は収録順に、
 陳浩基(ちん・こうき)さん、
 知念実希人(ちねん・みきと)さん、
 林千早(はやし・ちはや)さん、
 陸秋槎(りく・しゅうさ)さん、
 石黒順子(いしぐろ・よりこ)さん、
 小野家由佳(おのいえ・ゆか)さん、
 島田荘司(しまだ・そうじ)さん、
 『Japan and China Mystery anthologies』と
 英語題名が付されています。

「あじあァ、でスねッ!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:アジアの作家さんが共演!)

 ええ、題名からもお分かりのように、
 ここに集いましたるは、
 日本、中国大陸、香港……と、
 アジア各国で活躍するミステリ作家さんたち。

 つまりこの御本は、
 アジア世界の未来を展望する
 ミステリ作品のアンソロジーなんです、が。

「たいせつゥなのはァ~」
「がるる!」(←訳:面白さ!)
 
 国籍も年代も
 性別も作風も、
 あんまり気にしなくていいわ。

 大事なのは、
 面白さ&楽しさ!
 
 ということにして、
 私ネーさがいちばんに推したいのは、
 
 知念実希人さんの『七色のネコ』!

「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐっるるるる!」(←訳:待ってました!)

 先日は、
 連作ミステリ『祈りのカルテ』を
 ご紹介したしましたが、
 『七色のネコ』は
 大人気シリーズ《天久鷹央の推理カルテ》からの
 1編です。

 東京の東久留米市、
 天医会(てんいかい)総合病院の
 天久鷹央(あめく・たかお)さんは
 統括診断部の部長を務める
 優秀なドクターで……

 いえ、ある意味、
 優秀すぎるドクターで。

「おしごとォ、かわッてまス!」
「がるる!」(←訳:俯瞰的!)

 複雑な症状を呈し、
 他の科では
 診断が難しいと判断された患者さんを診察、
 その病状の裏に隠れた疾患の診断をする――
 それが統括診断部の役目です。

 名探偵顔負けの推理力で
 患者さんの真の病因を見抜いてしまうのが、
 天久ドクターの凄さであり、
 また、
 名探偵らしく
 けっこうな変人さんでもあり。

「きょうもォ、やッちまいましたでスゥ!」
「ぐっるぅっる!」(←訳:拾っちゃった!)

 天久ドクターが何を拾ったのか、
 それは作品の題名に
 さりげな~く記されています。

 ええ、はい、
 すっぱり言ってしまえば、
 ネコちゃん、ですね。

「きゃわゆいィ!」
「がるるぐる!」(←訳:短足がいい!)

 短足体型は
 マンチカンの系統だからでしょうか。

 病院の中庭で発見したその子を、
 天久ドクターは飼う気満々です。

 ただし……
 そのネコちゃんには
 或る問題が……?

「これはァ~…!」
「ぐっるるるるるる!」(←訳:放っておけないよ!)

 ハリーと名付けたネコちゃんのため、
 部下の小鳥遊(たかなし)くんをこき使い、
 問題解決に乗り出す天久ドクター。
 
 その意味ありげな笑顔からするに、
 早くも推理の答えは
 見えているような?

「ふッふッふッ♫」
「がるる♪」

 全愛猫家さんの共感を呼ぶ快作は
 読後感も格別ですが、
 収録されている7つの作品いずれも
 工夫と技巧が凝らされています。
 ミステリ好きさんも、
 アジア文学好きな方々も、
 ぜひ、手に取って
 “我が推し“な一作を探してみてくださいね~♪
 
 
 
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~ バラ咲く国で ~

2021-05-24 19:20:51 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あじさいィ~さきましたでスゥ!」
「がるる!ぐるる~?」(←訳:虎です!ほぼ梅雨~?)

 こんにちは、ネーさです。
 これは……26日の皆既月食に向けて、
 てるてる坊主を作った方が良さそうですね。
 どうかキレイな月食が見られますように!
 と念じながら、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、こちらの月刊誌を、どうぞ~♪

  


 
     ―― SAVVY 2021年7月号 ――



 現在発売中の月刊誌『SAVVY(サヴィ)』7月号は、
 日本最大の湖・琵琶湖を抱える滋賀県の
 見どころ&魅力を特集しています。

「しがけんッ!」
「ぐるが~る!」(←訳:好きで~す!)

 滋賀県――

 ”京都“という大観光地が
 お隣りさんであるために、
 少々割を食う形になっている感がありますが、
 私ネーさ、大好きです♪

 歴史があって、
 名所も多くて、
 いつか長期滞在旅をしてみたいなあ、と
 考えておりますよ。

「むふふゥ! おいしィ~ものもォ~」
「がっるるる!」(←訳:いっぱいさ!)

 7月号の特集
 『新しい滋賀に夢中!』は、
 彦根、米原、守山、野洲、
 石山~浜大津、草津、瀬田、
 多賀大社、近江八幡、八日市、といった
 《ニュースな10の街さんぽ》から始まります。

 そして、
 滋賀の和菓子、
 かき氷、
 湖畔でごはん、
 道の駅やカフェが集まるスイーツ街道、と
 地域の美味しいものにも
 目を光らせて。

「ながァ~いィ、えくれあァ♪」
「ぐるるるがるる!」(←訳:プリンもいいね!)

 そして、
 レストランやカフェ、
 和菓子に洋菓子など
 ガイドブック風コンテンツだけでなく、
 ぜひご覧になっていただきたいのが、
 92~97ページの

 《『和ばら』を知っていますか?》。

 ここで紹介されているのは、
 守山市のバラ農園で育てられている
 オリジナルローズ『和ばら』です。

 バラ、というと、
 英国の花であるように思いがちですけれども、
 バラの原産地は現在のイラン近辺なので、
 そもそもは西アジアの花であった、とも
 申せましょうか。

「いまはァ、せかいィじゅうでェ~」
「がるぐるるがるるる!」(←訳:バラ作りが盛んです!)

 『Rose Farm KENJI』さんで手掛けるバラは、
 メジャーな水耕栽培ではなく、
 有機物をたっぷり使った土に植える栽培をしている、
 とのことで、
 ふうわりとした色合いが美しい……!

 品種名も、
 『葵(あおい)』
 『はるか』
 『凪(なぎ)』
 『絃(げん)』……
 風情がありますねえ。

「じつぶつゥ、みてみたいィでス!」
「ぐるるがるるるる?」(←訳:香りはどうだろう?)

 観光地とはまた違う、
 土地の素顔、いつもの顔を
 しっかり拾い上げてくれる
 『SAVVY』7月号の滋賀特集、
 関西旅大好き!な御方はもちろん、
 まだ滋賀県に行ったことないわ!という御方にも
 おすすめです。

 書店さんの雑誌コーナーで見かけたら、
 まずは手に取ってみてくださいね。
 滋賀旅行を計画したくなる一冊ですよ~♪

 
 
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~ 旅は、1000年を超えて ~

2021-05-23 23:39:05 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぱなそにッくゥさんッ、おめでとうゥ~!」
「がるる!ぐるるがるるるる!」(←訳:虎です!皆さんお疲れさま!)

 こんにちは、ネーさです。
 ラグビー日本選手権兼トップリーグプレーオフ決勝は、
 パナソニックが栄冠を勝ち取りました。
 そして、今季で引退の五郎丸選手、福岡選手……
 全選手さん&スタッフさんに労いの拍手を!
 新たなリーグが誕生する来季に期待しつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの海外ミステリ作品を、どうぞ~♪
 
  


 
     ―― 憐れみをなす者 上・下 ――



 著者はピーター・トレメインさん、
 原著は1999年に、
 画像の日本語版は2021年2月に発行されました。
 英語原題は『AUT OF MERCY』、
 《修道女フィデルマ》シリーズの長編第8作目です。

 7世紀半ばの
 古代アイルランドを舞台とする
 世界各国で人気のミステリシリーズ、
 今回の日本語版は
 上下巻に分けられての刊行となりました。

「じゃじゃァ~んッ!」

  

 はい、↑こちらが上巻、ですね。

 西暦666年10月中旬、
 アイルランド南海岸アードモア湾から
 始まった物語は……

「あれもようゥ、なのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:海も人も!)

 アイルランドの五王国のひとつ、モアン。

 モアン王国の王女であり、
 法廷弁護士であり、
 修道女でもあるフィデルマさんは
 巡礼の船旅に出ようとしていました。

「じゅんれいィ??」
「がるぐる?」(←訳:なぜまた?)

 とりたてて“何か”があった、
 という訳ではない、のです。

 経済的には恵まれているし、
 身分の点でも申し分ないし、
 身辺には理解者もいて、
 仕事で大ポカをやらかしたのでもなく。

 ただ、フィデルマさんは
 自分を見詰め直したくなったのでした。

 私は、このままでいいのだろうか……?

「むむゥ~んッ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:人類共通の疑問!)

 心の声に耳を澄ます、巡礼の旅。

 イマ風に言っちゃいますと、
 ”自分探しの旅”ですが、
 船に乗り込んだフィデルマさんが目撃したのは。

「えッ? ええええェ~ッ??」
「がるる!?!」(←訳:元カレ!?!)

 船にはフィデルマさん以外にも乗客がいて、
 それがかつての恋人となれば、
 ココロ穏やかな巡礼の旅、どころじゃありません。

 そうこうするうち、
 船内に異変が……!

「ぐぅるぅる!」(←訳:じゃじゃん!) 

  

 ええ、↑こちらが、下巻になりますよ。

 船内で異変が――
 事件が起きたなら、
 法に仕える弁護士の出番です。

 捜査の全権を
 船長さんから委ねられたフィデルマさんは、
 しかし、
 元カレの存在ゆえでしょうか、
 どうにも冷静ではいられません。

 この船で何が起きたのか、
 起ころうとしているのか、
 真相は……?

「だいこんらんのォ、にんげんもようゥ!」
「がるるるるるる!」(←訳:見極めないとね!)

 7世紀のアイルランド?
 それってもうあんまり遠過ぎて
 ファンタジーの領域だよ!

 と言いたくなりますが、
 上巻の冒頭には地図と
 歴史的背景の解説、
 巻末には訳注が掲載されています。
 下巻の巻末にも訳注と
 訳者さんのあとがきがありますので、
 焦らず、
 ゆっくりペースで
 フィデルマさんの謎解き冒険譚を
 楽しんでみてくださいね。
 西洋史好きな活字マニアさんには
 特におすすめですよ~♪
 
 

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~ 駆けよ、白い馬 ~

2021-05-22 22:34:07 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いたいたッ、へびくんッ!」
「がるる!ぐるがる?」(←訳:虎です!元気そう?)

 こんにちは、ネーさです。
 逃走中?と報じられていたニシキヘビくん、
 アパートの屋根裏で発見されたとか。
 とにかく怪我人がなくて何より、
 無事で良かった~とホッとしつつ、
 さあ、週末の読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
       ―― 赤羽末吉 ――



 編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、
 2020年5月に発行されました。
 『絵本への一本道』と副題が付されています。
 
 赤羽末吉(あかば・すえきち)さん。

 その御名前に心当たりはなくとも、
 表紙になっている『ももたろう』の画のテイスト、
 そして、
 『スーホの白い馬』
 という作品名を耳にすれば、
 じわじわ~と思い出すかもしれません。

「ずゥ~ッとォ、つづくゥ~!」
「ぐるるるがるー!」(←訳:超ロングセラー!)

 名作『スーホの白い馬』の作者として知られる
 赤羽末吉さん(1910~1990)は、
 日本人で初めて
 国際アンデルセン賞を受賞した御方でもあります。

 この御本では、
 赤羽さんの作品と、
 生涯が紹介されているのですが……
 
「いろいろォ、おどろきィ!」
「がるるぐるるるるる!」(←訳:意表を衝かれました!)

 赤羽さんが絵本作家デビューを遂げたのは、
 50歳のとき。

 それまでの人生は、
 絵本のような、
 というよりも、
 ドラマのような波乱ぶり?

「かんだのォ、うまれさッ!」
「ぐるっるがる!」(←訳:江戸っ子でい!)

 東京・神田に生まれた赤羽さん、
 養子となって
 生家の青田家から赤羽家に入り、
 中学卒業後は
 日本画家に弟子入りしたり、
 お芝居に入れあげたり、
 舞台美術家になりたいと
 夢を抱いたり、
 洋画を学んだり。

 そのまま絵画の道へと
 進むものかと思ったら――

「いきなりィ?」
「がるる!」(←訳:満州へ!)

 すでに渡満していた姉のつてで、
 大連の運送会社で働き始めるも、
 見知らぬ異国での
 慣れぬ労働は赤羽さんを疲弊させました。

 そんな或る日、
 古本屋さんで発見したのは。

「にほんのォ、ざッしィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:コドモノクニ!)

  《なつかしくて
   胸にポッと灯がついたようだった》

 買い求めた絵雑誌『コドモノクニ』が、
 赤羽さんの運命を変えました。

 ふたたび、絵筆を。
 そして、仕事のかたわら絵を描き、
 満州国美術展覧会で特選を獲得、
 スケッチ帖とペンを手に
 満州の各地へ、
 蒙古へと
 取材の旅へ。

「でもォ、せんそうゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:大陸に混乱が!)

 帰国後、
 赤羽さんはGHQに職を得ました。
 アメリカの文化を日本に紹介する、
 というお仕事でしたが、
 それがかえって、
 昔日の日本や
 大陸を舞台にした作品へと
 つながっていったのでしょうか。

 1961年、
 『かさじぞう』刊行、
 『スーホの白い馬』発表と、
 赤羽さんの秘めた想いは
 一挙に世界へと羽ばたいてゆきます。

「いざァ、しゅッぱァつゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:物語のクニへ!)

 20世紀の日本&アジアに生きた
 ひとりの絵本作家さんの
 ただならぬ軌跡。

 アート好きさんにも
 歴史好きな活字マニアさんにも
 おすすめしたい一冊です。
 図版も多数掲載されていますので、
 絵本を読む気分で、
 皆さま、ぜひ♪
 
 
 
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