「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふむむゥ! みじかいィなつゥ、でしたでスゥ~…!」
「がるる!ぐるるるるるがっるる!」(←訳:虎です!ヘンテコな夏だったね!)
こんにちは、ネーさです。
日照時間が少な過ぎた夏が終わろうとしていますが、
8月最後の読書タイムは、
さあ、元気よく、
啖呵をきってメンチも切って、
こちらの御本で〆ましょう~♪

―― 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。――
著者は川上和人(かわかみ・かずと)さん、2017年4月に発行されました。
この題名って、どうなのかしら?
私たち、喧嘩を売られてるのかしらね?
「けんかァ、じょうとうゥ!!」
「ぐるるるぅる!」(←訳:買いましょう!)
そうね、売られた喧嘩を買う、んじゃなくて、
面白そうな御本をガッツリ読破するのは
活字マニアの心意気!
で、私たちに喧嘩を売ったその御方というのは――
農学博士にして、
国立研究開発法人森林総合研究所主任研究員であり、
『鳥が好きだと思うなよ。』と粋がってみせながら、
実は、鳥を愛してやまない川上和人さん。
「のうがくゥはかせさんッ、でスけどッ」
「がるるっるぐるる!」(←訳:鳥博士って読んで!)
御本の冒頭は、著者・川上さんの嘆きから始まります。
世に鳥類学者の数は少ない。
そもそも鳥類というのが、
昆虫や哺乳類、魚類などに比べると
人間社会への影響度は低く、
注目されていないのだ。
しかし、ああ、だが、しかし。
多くの人間は鳥類を憎からず思っている♪♪
「まァ、そうゥかもねッ♪」
「ぐるがぅるるる~」(←訳:嫌いじゃないよ~)
では、皆に好かれているはずなのに
何故か少数派の鳥類学者さんは
どのような研究を日々ひっそりと行っているのか?
「ふァいッ! おしえてェくださいィ!」
「がるぐるるるがる?」(←訳:忍者みたいに潜伏?)
私は寒がりで冬はフィールドに出ない。
と口では言いながら、川上さん、行動派さんです。
第一章『鳥類学者には、絶海の孤島がよく似合う』では、
いまも噴火治まらぬ日本最南端の島、
西之島の現状を観測すべく、小笠原諸島へ。
「かざんッ、なのでス!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:こわいよぅ!)
第二章でも『絶海の孤島で死にそうになる』やら、
第四章『鳥類学者、かく考えり』では
クマに相対したときの死んだフリについて考察したり、
第五章『鳥類学者、何をか恐れん』では
吸血生物に思いを馳せたり、と
うわははは♪
鳥類学者さんの生活って、
けっこうアグレッシブ!
「それにィ~…」
「がるるる!」(←訳:笑えるし!)
真面目な調査も、
深刻な確認も、
ちょっと苦手な学会での発表も、
著者・川上さんは楽しく!明るく!笑いの粉を
これでもか~っと振りかけて
私たち鳥類シロウトのテーブルへ届けてくれました。
9月という荒波を上手に乗りこなす知恵を、
さあ、
この風味豊か&滋養満点な御本からいただきましょう♪
全活字マニア諸氏におすすめの一冊です、
ぜひ~!
ふむむゥ! みじかいィなつゥ、でしたでスゥ~…!」
「がるる!ぐるるるるるがっるる!」(←訳:虎です!ヘンテコな夏だったね!)
こんにちは、ネーさです。
日照時間が少な過ぎた夏が終わろうとしていますが、
8月最後の読書タイムは、
さあ、元気よく、
啖呵をきってメンチも切って、
こちらの御本で〆ましょう~♪

―― 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。――
著者は川上和人(かわかみ・かずと)さん、2017年4月に発行されました。
この題名って、どうなのかしら?
私たち、喧嘩を売られてるのかしらね?
「けんかァ、じょうとうゥ!!」
「ぐるるるぅる!」(←訳:買いましょう!)
そうね、売られた喧嘩を買う、んじゃなくて、
面白そうな御本をガッツリ読破するのは
活字マニアの心意気!
で、私たちに喧嘩を売ったその御方というのは――
農学博士にして、
国立研究開発法人森林総合研究所主任研究員であり、
『鳥が好きだと思うなよ。』と粋がってみせながら、
実は、鳥を愛してやまない川上和人さん。
「のうがくゥはかせさんッ、でスけどッ」
「がるるっるぐるる!」(←訳:鳥博士って読んで!)
御本の冒頭は、著者・川上さんの嘆きから始まります。
世に鳥類学者の数は少ない。
そもそも鳥類というのが、
昆虫や哺乳類、魚類などに比べると
人間社会への影響度は低く、
注目されていないのだ。
しかし、ああ、だが、しかし。
多くの人間は鳥類を憎からず思っている♪♪
「まァ、そうゥかもねッ♪」
「ぐるがぅるるる~」(←訳:嫌いじゃないよ~)
では、皆に好かれているはずなのに
何故か少数派の鳥類学者さんは
どのような研究を日々ひっそりと行っているのか?
「ふァいッ! おしえてェくださいィ!」
「がるぐるるるがる?」(←訳:忍者みたいに潜伏?)
私は寒がりで冬はフィールドに出ない。
と口では言いながら、川上さん、行動派さんです。
第一章『鳥類学者には、絶海の孤島がよく似合う』では、
いまも噴火治まらぬ日本最南端の島、
西之島の現状を観測すべく、小笠原諸島へ。
「かざんッ、なのでス!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:こわいよぅ!)
第二章でも『絶海の孤島で死にそうになる』やら、
第四章『鳥類学者、かく考えり』では
クマに相対したときの死んだフリについて考察したり、
第五章『鳥類学者、何をか恐れん』では
吸血生物に思いを馳せたり、と
うわははは♪
鳥類学者さんの生活って、
けっこうアグレッシブ!
「それにィ~…」
「がるるる!」(←訳:笑えるし!)
真面目な調査も、
深刻な確認も、
ちょっと苦手な学会での発表も、
著者・川上さんは楽しく!明るく!笑いの粉を
これでもか~っと振りかけて
私たち鳥類シロウトのテーブルへ届けてくれました。
9月という荒波を上手に乗りこなす知恵を、
さあ、
この風味豊か&滋養満点な御本からいただきましょう♪
全活字マニア諸氏におすすめの一冊です、
ぜひ~!