テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

語る《まなざし》。

2018-03-31 22:11:38 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 さくらァふぶきィ~!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!風が強いよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 都心部に続き、ここ八王子でも強風に煽られたサクラが
 散り始めてしまいそうです。
 もうちょっと咲いていて欲しいのになぁ~と
 しょんぼりするココロを奮い立たせるべく、
 さあ、週末の今日は読書をサボリ、
 展覧会情報を、どうぞ~♪

  



          ―― 与 勇輝 展 ――



 東京・銀座の松屋銀座8階イベントスクエアにて、
 会期は2018年3月21日~4月10日(会期中は無休)、
 『創作人形の軌跡』と副題が付されたこの展覧会は
 人形作家・与さんの傘寿とパリ凱旋を記念する特別展です。

「わうゥ! おにんぎょうゥ!」
「ぐぅるるがる!」(←訳:ニャンコもね!)

 ↑上の画像の、
 チラシ(フウライヤー)中央を飾っているのは、
 『たま』(2015)という作品なんですよ。

  

 与 勇輝(あたえ・ゆうき)さんは
 1937年、川崎市中原区に生まれました。
 マネキン会社に勤める傍ら、
 人形創作を始めたのは1965年のこと――

 2017年に傘寿を迎えた与さんは、
 今年2月、パリ・バカラ美術館で
 『EXPOSITION ATAE YUKI』展を開催、
 そしてこのたび日本でも
 約8年ぶりの展覧会が
 銀座の松屋さんで催行されているんですよ。

「たァ~くさんのォ、さくひんッ!」
「がるぐるるる!」(←訳:観賞できます!)
 
  

 シンデレラをテーマとした『灰かぶり』(1970)や、
 ピーターパンなどの海外の物語を題材にした初期の作品から、
 日本の郷愁をテーマにした与さんの代表作
 『置屋のみね』(1985)、
 『埴生の宿』(2015)、
 『おやつ』(1994)他、
 新作70点を含む約150点が出展されるこの展覧会、
 人形好きなアートマニアさんには
 とりわけのおすすめですね♪

「いしょうゥもォ、すごいィのでスゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:服飾の造形力!)

  

 御伽噺の世界へ、
 懐かしい近代の日本へ、
 観る者を悠然と誘うのは
 人形たちのまとう衣装(衣服)の、色、形、質感。

 テキスタイルによる時代表現も見事な
 与さんのマジックを、
 銀座にお出掛け予定の皆さまは、ぜひ~♪

「おとなもォ、ちびッこもォ~」
「がるるるぐるるるる!」(←訳:春休みは松屋さんへ!)
 
 
 

 
    では、3月、いえ今年度ラストのオマケ画像も、ここで!
   
    『ロッテ』さんの
    《チョコパイ アールグレイ》は
    紅茶のお味の期間限定品です。
    「すこしィ~ひやしてェ~」
    「ぐるがるぐーる!」(←訳:気温からガード!)
    紅茶……もいいんですけど、
    無糖の炭酸水と一緒にいただくと
    しゃっきりした味わいになりますよ。

    何かと慌ただしい年度の変わり目です。
    おやつタイムでほっと一息入れつつ、
    どうか皆さま、穏やかな休日を♪

    
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危険な《青のり》。

2018-03-30 22:10:10 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 ううむゥ! きれいィ~でスゥ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!観るなら今だ!)

 こんにちは、ネーさです。
 東京・多摩地域のソメイヨシノも見頃になりました。
 今週末はお花見だわ♪
 お花見には行けないけれど
 電車やバスの車窓からサクラ見物よ♪という方々も、
 さあ、3月最後の週末の読書タイムは、
 ↓こちらの御本で、パァッと明るくゆきましょう~!

  



―― もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら ――
               青のりMAX



 著者は神田桂一(かんだ・けいいち)さん、菊池良(きくち・りょう)さん、
 2017年12月に発行されました。
 あらためて申すまでもありません、
 2017年の読書界に衝撃と戦慄をもたらした
 『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』の第2作目が
 『青のりMAX』なる副題とともにやって来ましたよ。

「あおのりッてェ、むずかしィでスよねェ~」
「ぐるがっるるるぅる!」(←訳:歯にくっついちゃう!)

 ええ、そうよね。
 焼きそばにたっぷりプラスしたい青のり……
 ただ、かけ過ぎると味のバランスが崩れるし、
 歯にくっつくのも困りモノだし、
 なかなか扱いにくい食材よね。

 けれど、著者の神田さん&菊池さんは、
 敢えてその、難しい食材――
 すなわち、
 
 “ヒット作品の2作目”

 に挑みました!

「こんなんなァみちィ、だからこそッ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:迷わず突き進め!)

 源流を辿れば、それは
 SNS上に拡散された
 『もしも村上春樹が
  カップ焼きそばの容器にある《作り方》を書いたら』
 が始まりでした。

 それを契機に数々の文体摸倣作品を創造し、
 第1作目の『もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』が
 完成したのですが。

 こちら第2作目の『青のりMAX』では、
 第1作目よりもっとシンプルに、
 
 《らしさ》

 を究めようとしています。
 登場するのは、

「ぶるぞんちえみィ~おねえさんッ!」
「ぐるぅるるがる!」(←訳:ガチャピンさん!)

 パロディ創作を志す者の王道、
 フランツ・カフカさん(の『変身』)。

 中島敦さん(の『山月記』)。

 また、意外なことに著者さんがSF好きなのでしょうか、
 アルフレッド・ベスターさん(の『虎よ、虎よ!』)、
 アンソニー・バージェスさん(の『時計仕掛けのオレンジ』)、
 ジョージ・オーウェルさん(の『1984』)にも、
 焼きそばの作り方を語らせちゃってます。
 
 ベスターさんのパロディ作品なんてもう、
 おお!この路線で来たか!と
 笑うよりも啞然とさせられましたわ♪

「まんがもッ、まんがもッ!」
「がっるるぐるる!」(←訳:しっかり見てね!)

 ええ、前作と同じく、
 こちら『青のりMAX』にも
 田中圭一さんによる
 “描線摸倣”といったらいいんでしょうかしら、
 マニアックなイラストが収録されています。

 たとえば、

 『もし手塚治虫がゲーテを描いたら
   ……を田中圭一が描いたら』。

 『もし池上遼一が森鴎外を描いたら
   ……を田中圭一が描いたら』。

「くすくすッ♪」
「ぐっるる!」(←訳:そっくり!)

 お花見の席の楽しいネタにもなりそうな
 《もしも》BOOK、
 摸倣なぞけしからん!と目くじら立てず、
 ぜひ、一読してみてくださいね。
 パロディやパスティーシュは大好物よ♪という活字マニアさんには
 特におすすめですよ~♪
 
 
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旅のスキマ。

2018-03-29 22:21:33 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふゥ~…なつかしのォ、くわずゥぎらいィ!」
「がるる!ぐるるるるがるる!」(←訳:虎です!細か過ぎるマネも!)

 こんにちは、ネーさです。
 『アンナチュラルズ』ロスに続いて、
 『みなさんのおかげでした』ロスに陥っています……
 あっ! でも4月からは
 『孤独のグルメ』シーズン7が始まるんだったわ!
 松重豊さん演じるゴローの新たな食の冒険を待ちわびながら、
 さあ、本日の読書タイムは、
 こちらの御本を、どうぞ~♪

  



            ―― 雑談藝 ――



 著者は いとうせいこう さん、みうらじゅん さん、
 2018年1月に発行されました。
 『雑談藝』は『ざつだんげい』とお読みくださいね。

「なかよしィ~ふたりぐみィ!」
「ぐるるがーるぐるるる!」(←訳:今回はトークしてます!)

 日本の、さらには世界各地の仏像を訪ねる
 《見仏記》シリーズで
 仏像&仏教美術への理解・博識ぶりと
 仲の良さが知れ渡り、
 仏像関連の展覧会やトークイベントなどに
 ヒッパリダコとなっている、
 いとうせいこうさん、
 みうらじゅんさん。

 《見仏記》の書籍とTV番組制作の他にも
 おふたりはタッグを組んで仕事をしておられます。

「らじおォでェ、おしゃべりィ!」
「がるるるぐるるるる?」(←訳:お喋りが止まらない?)

 ラジオ番組――
 文化放送の
 『いとうせいこう×みうらじゅん ザツダン!』
 (2016年1月~2017年5月オンエア)で放送されたものの中から、
 特に面白かった雑談を書籍化したのが
 この御本、なのですが、
 いやー、本当の本当に、
 アタマからシッポの先まで
 お喋りし倒してるんですね、おふたりとも。

 そもそも、このお喋りの舞台というか、
 場所がまた変わっています。

 新幹線の車中での録音、って……?

「すたじおォ~じゃないのッ??」
「ぐるる?」(←訳:旅行中?)

 東京から関西方面へ、
 見仏旅をしながらのお喋り、という状況なのでしょうか。
 新幹線のシートに並んで座り、
 たぶん飲み物片手に、
 お弁当やらお菓子やらをいただきながらの《雑談》は、
 あまりにも無防備で自由です。

 例えば、
 新幹線内でアナウンスされる、
 
  『ただいま、三河安城駅を時刻通りに通過いたしました』

 に、おふたりはパクリと喰いつきます。

   三河安城の立場になってみろよ。
   俺、単なる通過点かよ、ってなるよね。
   三河安城の気持ちを考えてないんだよね。

「ぷふふッ♪」
「がるるっ♪」

 『ウォーリーをさがさないで』
 というリスナーさんのラジオネームに反応して、

   紅白のボーダーを着てることは知ってるけど、
   ウォーリーの素性を知らないでしょ?
   ウォーリーだって毎日その格好してるとは限らない、
   洗濯出す日だってあるよね。
   ニットなんて結構乾きにくいし。
   
 って話しているかと思えば、
 マイナスイオンとは何ぞや?と言い出し、
 ウエスタン映画に出てくる
 モワモワッとした植物の話題が飛び出し。

「さばくをォ、ころころォ~」
「ぐるがるる!」(←訳:ああアレね!)

 他にも、
 あれやこれやの話題を行ったり来たり。

 とりとめのない、
 垣根などない楽しい雑談は
 英語でいう『ハッピ-・トーク(幸せなお喋り)』
 そのもの。

「らじおォ~すきなァおかたにィ!」
「がるるるぐる!」(←訳:おすすめです!)

 《見仏記》シリーズファンの方々も、
 旅程の隙間を覗き見する気分で、
 ぜひ、一読を♪
 

 
 
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~ 春は《庭園》のミュゼへ ~

2018-03-28 22:04:58 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いつのまにィ~なつゥ??」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!キツいよね~!)

 こんにちは、ネーさです。
 雪が吹き荒れたのはたった一週間前なのに、
 今日は初夏かとカン違いしそうな天候で、
 皆さま、体調を崩されていませんか?
 週の半ばの本日は、
 さあ、身体を労り読書をサボってのリラックスタイム、
 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  



      ―― アール・デコ・リヴァイヴァル! ――



 東京都港区白金台の東京都庭園美術館にて、
 会期は2018年3月21日~6月12日
 (休館日は、3/28、4/11、4/25、5/9、5/23)、
 美術館の総合開館を記念して開催されるのは、

 《建物公開 旧朝香宮邸物語》
 《鹿島茂コレクション フランス絵本の世界》

 というふたつの企画展示!

「おしゃれなァ、ふらんすゥえほんッ♪」
「ぐるるがるる!」(←訳:華やかだよね!)
 
  

 フランス文学者・鹿島茂(かしま・しげる)さんは
 書籍のコレクターとしても知られている御方です。

 この展覧会に出展されるのは、
 鹿島さんが所蔵する絵本コレクションの中の名品たち!

「れきしにィのこるゥ~けッさくゥ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:稀覯本もあるよ!)

 絵本の歴史上に輝く
 モーリス・ブテ・ド・モンヴェルさんの作品や、
 1910年ころに出版された
 ジュール・ヴェルヌさんの『海底二万里』、
 《ぞうのババール》くんシリーズなど、
 19世紀中頃からアール・デコの時代にかけての
 “黄金期のフランス絵本”が
 新館ギャラリー1にて展示されます
 (一部は本館にも展示されます)。
 
  

 そして、
 旧朝香宮邸といえば、
 建物自体の美しさも特別なんですよね。

 《建物公開 旧朝香宮邸物語》では、
 本館を会場に、
 美術館所蔵の品と、
 文化学園服飾博物館が所蔵する
 朝香宮妃殿下のドレス(大正時代末~昭和時代初期)、
 手袋(1920~25年頃、フランス製)など、
 建築の美をより引き立てる展示品と併せ、
 旧朝香宮邸の魅力を探ります。

「どれすのォ、てんじィはァ~…」
「ぐるがるるぐるがる!」(←訳:4月10日までだよ!)
 
  

 建物・庭園の工事と整備がようやく終了した
 東京都庭園美術館――

 敷地内のサクラは、
 ちょうど今が盛り、でしょうか……。

「しんりょくのォ、きせつもォ!」
「がるるるぐる!」(←訳:おすすめです!)

 鹿島さんによる記念の講演会
 (4/28開催、3/29よりオンライン予約開始)、
 音楽会(要事前予約)、
 ギャラリートーク、と
 イベントも予定されている春のミュゼへ、
 皆さま、ぜひ、お出掛けを♪




    さて、今回はオマケ画像も春っぽく!
   
    『久保田製菓』さんの
    《フルーツミックスプチ大福》は
    やわらかな半生菓子です。
    「からふるゥ~!」
    「ぐるるる~!」(←訳:ぷにぷに~!)
    サクラちゃん、
    どうか出来るだけ長く咲いてね♪
    と祈りながら、パクリ!

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《食の知恵》、みっしり。

2018-03-27 22:02:59 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス! 
 てェへんだァ~てェへんだァ~ッ!」
「がるる!ぐるるるっるるぅ!」(←訳:虎です!咲いちまったよぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 えー、落語のクマさん八っつぁんのやり取りじゃあございませんが、
 てぇへん、いえ、大変でございます。
 ここ八王子でも、ソメイヨシノがほぼ7~8分咲き?
 早咲き品種のサクラと同時に
 ソメイヨシノも満開に近くなってしまいました。
 うわあ、どうしよう……お花見の仕度を全然してなかったわ!
 と焦りが募るこんな日の読書タイムは、
 さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪ 

  



           ―― へたおやつ ――



 著者は白崎裕子(しらさき・ゆうこ)さん、2017年12月に発行されました。
 『小麦粉を使わない白崎茶会のはじめてレシピ』と副題が付されています。

「あはァ! おやつゥ~♪」
「ぐるるがるるぐるる!」(←訳:おやつレシピ大歓迎!)

 はい、前回記事では
 どっしりヘヴィなミステリ作品を御紹介いたしましたね。
 でも、せっかくのサクラの季節なんですから、
 “お花見に持ってゆきたいお菓子”が
 多数掲載されているレシピ本で
 お出掛け気分を高めましょう。

 しかも、副題にもありますように、
 『小麦粉を使わない』って、
 重要なポイントだわね!

「ふァいッ! たいせつゥでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:安心のお菓子!)

 活字マニアの皆さまも御存知のように、
 近年は《食材》や《食べ方》に注目が集まっています。
 
 グルテンフリー、
 カフェインフリー、
 ロカボ、
 精製された白いお砂糖や
 アレルギーを誘発する食材を避ける、
 といった《食の変化》が
 広く浸透してきました。

「けんこうゥてきなァ、たべものォ、だけどォ~…?」
「ぐるるるるがる~…?」(←訳:美味しいのかな~…?)

 素材が質素だと
 味わいも質素になってしまうんじゃ……?

 と心配する前に、
 まずは、この御本の、本文8~13ページを
 覗いてみてくださいな。

 5ページに渡って、
 解説つきで紹介されているのは。

「むッ? あーもんどーぷーどるゥ?」
「がる?」(←訳:米粉?)
「こなかんてんッ?」
「ぐるるっるがるる?」(←訳:ココナッツオイル?)

 驚いたことに、
 著者・白崎さんのレシピでは、
 小麦粉を筆頭に、
 白砂糖、グラニュー糖はもちろんなし、
 バターもなし、
 卵もなし、なんです。

 卵もバターも小麦粉もなくて
 ケーキの生地が焼き上がるの?
 クッキーが出来るの?
 タルト生地やショートブレッドも出来ちゃうの?
 カップケーキが膨らむの?

 と、ハラハラさせられますが……?

「できちゃうゥんでス!」
「がるぐるる~る!」(←訳:これ食べた~い!)

 へたザッハトルテ。

 濃厚ショートブレッド。

 へたシュークリーム。

 さつまいもブリュレ。

 かぼちゃのタルト――

 白崎さんによれば、
 
  “へた”でも上手に楽しく作れるよう考えたやさしいおやつ

 の数々は、
 チビっ子たちの食生活を憂うパパママさんにも、
 市販のお菓子が好きになれないオトナさんにも、
 おすすめのレシピです。

 小麦粉もバターも卵も使ってなくても、
 美味し~いお菓子♪

「ぴくにッくにもォ!」
「ぐるがる!」(←訳:夜食にも!)

 食いしん坊を自認する皆さま、
 そして、
 4月が来たら、何か変えたいな。
 食事を、ちょっと工夫してみようかな。
 そんな風に考えている方々も、
 《食の知恵》が特盛りのこの御本、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 
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― 息を呑む?法廷ミステリ ―

2018-03-26 22:08:44 | ブックス
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 ふァいッ! あッたかいィ~のでッ!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!加速です!)

 こんにちは、ネーさです。
 ここ八王子市でも、今日は気温が上昇しました。
 ソメイヨシノのお花も、日当たりの良い場所では
 4分咲き程度になったでしょうか♪
 あまり咲き急がないでおくれよ~と願いつつ、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
 
  



           ―― コリーニ事件 ――



 著者はフェルナンド・フォン・シーラッハさん、
 原著は2011年に、日本語訳文庫版は2017年12月に発行されました。
 ジャンルとしては、前回記事で御紹介しました
 『万屋大悟のマシュマロな事件簿』と同様、
 ミステリ作品ということになるのですが……

「ふんいきィ、ちがいィまスゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:法廷ミステリだ!)

 著者シーラッハさんの作品では、
 2016年に刊行された『テロ』(原著は2015年刊)が
 大きな話題となりましたよね。

 被告人は、
 旅客機を撃墜した空軍のパイロット。
 ただし、その旅客機はテロリストに乗っ取られていて、
 7万人の観客で満員になっているスタジアムへ
 突っ込む寸前だったのです。

 7万人の生命を救った彼は、
 旅客機の乗客の生命を見捨てた彼は、
 有罪なのか無罪なのか――

「おそろしィおはなしィ、でしたでス……!」
「ぐるるがるるぐるっる!」(←訳:リアル過ぎて怖かった!)

 シーラッハさんが
 『テロ』に先立って著したこちらの『コリーニ事件』もまた、
 “リアル=現実”感が
 強くたちこめる物語です。

 被害者は、
 ドイツで最も裕福な男のひとり、
 名士であり、勲章も受勲している実業家。

 加害者は、
 イタリアで生まれたけれど
 もう35年もドイツで暮らしている
 “一市民”。

「むゥ? なぞがァ、ないィでスよゥ?」
「がるるぐる?」(←訳:罪状は歴然?)

 そうなんです。
 新米弁護士カスパー・ライネンさんも
 特別な気構えをもって
 弁護を引き受けたわけではありません。

 事件に不明な点はない。
 加害者は罪を認めているし、
 拘留中で逃亡のおそれはない。
 《謎》など、ない。

 しかし、
 正式に弁護人の任に就いたライネンさんは
 裁判が進むにつれ、
 確信を深めてゆくのです。

 ここには《謎》が、
 いや、
 巨大な《闇》がある――

「だんだんッ、せすじがァ~…」
「ぐるるる!」(←訳:寒くなるよ!)

 これ以上、ストーリーを明かすことは許されませんが、
 はたして、
 ライネンさんが法廷で見出す真実とは?

 また、御本巻末の
 『補遺』と題された文章、
 訳者さんのあとがきも収録されています。
 この部分も、どうか読み逃がさないでくださいね。
 社会派ミステリ好きさん、
 それにノンフィクション好きな活字マニアさんも、
 ぜひ!

 
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そこは未知の世界?

2018-03-25 22:10:21 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぽふゥ! おもしろかッたでス~!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!泣けたよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 24日夜、NHK・BSで放送された『ゼロ・グラビティ』に、
 ええ、泣かされてしまいました。
 作品のあちこちにちりばめられていた
 SF作家レイ・ブラッドベリさんへのオマージュ……!
 しんみりと思い返しながらも、
 さあ、読書タイムは元気よく行きましょう。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



      ―― 万屋大悟のマシュマロな事件簿 ――



 著者は太田忠司(おおた・ただし)さん、2017年12月に発行されました。
 珍しいことに、この御本の表紙には――

「ひゃッ! えんどうゥさんでス!」
「ぐるるるがる!」(←訳:遠藤憲一さん!)

 イラストではなく、
 俳優さんのお写真を表紙にもってくるなんて
 この御本って映画かTVドラマのノベライズなの?
 でもって主役は遠藤さん?
 と、考えてしまいそうになりますが、
 いまのところ、映像化の予定はない、そうですよ。

 なので、遠藤憲一さんのお顔は、
 実写化するとしたら主役さんはこういう感じなんだわ~と、
 ぼんやりイメージする程度に
 留めておくことにして――

「むりィでスゥ!」
「がるーるぐるぅる!」(←訳:イメージしちゃう!)

 まあそうなのよね、
 ぼんやりどころじゃなく、
 くっきりイメージしちゃうのも無理はない、
 遠藤憲一さんが演ずるのにぴったりの
 主人公さんは。

 東京からちょっと離れた人口30万人の地方都市、
 市後(いちご)市。

 その市後市で、警備会社を営む
 万屋大悟(よろずや・だいご)さんです。

「けいびのォ、かいしゃッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:行動派だね!)

 社長さんである大悟さん、
 本来なら社長室でどっしり構え、
 ハンコをポンポン捺していれば、
 それで万事OKな立場の人なんですけれども。

 今日も気合を入れて現場に立ちます。

「むむッ? ここはァ、こうえんッ?」
「がるぐるるる?」(←訳:市民イベント?)

 折しも、
 市後市民公園の野外ステージでは
 市民祭りの最中で。

 市のマスコットの、
 《とものりくん》というゆるキャラが
 にこやかに愛嬌を振り撒き。

 その次に、ステージ上に登場したのは。

「じもとしゅッしんのォ~!」
「ぐるるるるるがる!」(←訳:アイドルさんたち!)

 《marshmallow15(マシュマロいちご)》、
 通称《マシュイチ》。

 愛らしい5人の女の子が歌い始め、
 観客席はワッと盛り上がります。
 その一方で、万屋さん、
 目付きも険しく会場を見渡しました。

 不審な動きをする者はいないか?

「えッ? ふしんしゃァ??」
「がるるる??」(←訳:お祭りに??)

 万屋さんの気合を入れようには
 理由があります。

 《マシュイチ》の5人のひとり、
 知織(ちおり)さんは
 万屋さんの実の娘さん、なのでした。

「ふァ? あいどるのォ、おとうさんッ?」
「ぐるるるる~!」(←訳:大変そうだ~!)

 愛娘を応援する父親が、もしも。

 毎日がんばっている娘さんたち宛に
 脅迫状が届いた、と知ったら。

 いったいどうするでしょう……?

「むむむゥ! それはッもちろんッ!」
「がるるるぐるー!」(←訳:徹底的に警備ー!)

 かくして、
 姿を見せない脅迫者を打ち負かすべく、
 闘いの火蓋は切られました。

 遠藤さん、いや、万屋パパ、
 踏ん張りましょう、
 娘さんのために!

「おうえんするでスよゥ~!」
「ぐぅるるる!」(←訳:ファイトだ!)

 《アイドル》界という、
 私たちには未知の世界で、何が起きているのか?

 ホームコメディをも連想させる
 スリリングな連作ミステリは、
 骨太かつ狡猾!
 ミステリ好きさんはぜひ一読してみてくださいね。
 おすすめですよ♪
 
 
 
 
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春のヨコハマで♪

2018-03-24 22:24:57 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むゥ~んッ? おはなみィびよりィ~??」
「がるる!ぐるるぅ??」(←訳:虎です!嘘でしょ??)

 こんにちは、ネーさです。
 サクラが八分咲き♪というのは都心部のお話で、
 ここ八王子は小寒いためか、
 一分咲きそこそこ、な感じでしょうか。
 気温がもうちょっと上がるのを待ちながら、
 はい、週末は読書をサボり、
 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~!
  
  



          ―― ヌード NUDE ――



 神奈川県横浜市の横浜美術館にて、
 会期は2018年3月24日~6月24日
 (休館日は毎週木曜日と5月7日、ただし5月3日は開館)、
 『英国テート・コレクションより(ART FROM THE TATE COLLECTION』
 と副題が付されています。

「うむゥ! ろだんッおじさんッ!」
「ぐるるるるるがる!」(←訳:ロダンさんの傑作!)

 そうね、チラシ(フライヤー)を
 どーんと飾っているのは、
 オーギュスト・ロダンさん作『接吻』(1901~4年)。

 ロダンさんの代表作と言えるこの大理石像が、
 海を渡っての初来日ですよ~♪

  

「こッちもォ、めいさくゥでス!」
「がるるぐる!」(←訳:マチスさん!)

 アンリ・マティスさん作『布をまとう裸婦』(1936年)も、
 もちろん素晴らしいんですけれど、
 私ネーさ的にイチ推しなのは
 ↓こちらです!

  

 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーさん作
 『ベッドに横たわるスイス人の裸の少女とその相手』(1802年)。

 英国の画家ターナーさんといえば、
 “風景の画家”“光の画家”さんですけれど、
 わずかながら人物画も制作しました。

 それらの作品はターナーさんの没後、
 相続人たちによって焼却された……と
 伝えられていたのが、なんと!

「すけッちィぶッくゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:現存してた!)
 
  

 《幻のターナー作品》以外にも
 エドガー・ドガさん、
 ルノワールさん、
 ポール・デルヴォーさん、
 ピカソさん、
 ピエール・ボナールさん、
 ルシアン・フロイドさんの作品など
 絵画、彫刻、版画、写真等約130点の《NUDE》が
 ロンドンからやって来ました。

「どれもォ、ゆいいつゥむにィ!」
「がるるる!」(←訳:入魂の作!)

 アート好きな方々は、
 春~初夏の横浜へ、
 ぜひ、お出掛けを♪




   さあ、今回のオマケ画像はお菓子じゃなくて?
   
   JR駅構内などで配布されているパンフレット
   『JR東日本 小さな旅 千代田のさくらまつり』!
   
   「おはなみィ~!」
   「ぐるるるがる!」(←訳:桜の名所案内!)
   
   「あッ!おいしそうゥ!」
   「がーるぐる!」(←訳:ケーキだね!)
   皇居周辺・千代田エリアのサクラの名所、
   美術館グルメ、
   秋葉原のプチ観光情報、
   春のスイーツめぐりといった
   桜シーズンのお役に立ちそうなガイド冊子、
   駅で見かけたら手に取ってみてくださいな。

   では、春の到来を寿ぎつつ、
   皆さま、穏やかな休日を♪


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~ 紙からガラスへ? ~

2018-03-23 22:14:12 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 ふうゥ~、きんようびィなのにィ~…!」
「がるる!ぐるがるるぐるるるる!」(←訳:虎です!もう放送がないなんて!)

 こんにちは、ネーさです。
 ドラマ『アンナチュラル』が先週で終わってしまい、
 心からガッカリしております。
 これがロスっていうものなのね……と
 挫けそうになる手足をしゃっきりさせるべく、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



           ―― 硝子の魔術師 ――



 著者はチャーリー・N・ホームバーグさん、
 原著は2014年に、画像の日本語版は2018年1月に発行されました。
 英語原題は『THE GLASS MAGICIAN』、
 前回記事で御紹介しました『紙の魔術師』の続巻であり、
 三部作の第2巻なんですが……

「むむゥ! だいじけんッ、でスゥ!」
「ぐるるー!」(←訳:逃げてー!)

 三部作の第1巻『紙の魔術師』冒頭では、
 魔術師養成学院を卒業したばかりの
 シオニー・トウィルさんが登場しました。

 そのとき19歳だった彼女も、
 こちらの『硝子の魔術師』冒頭では、
 20歳の誕生日を迎えています。

「いちねんがァ、すぎましたでスゥ!」
「がるるぐる?」(←訳:激動の一年?)

 19歳の頃のシオニーさんは、
 紙の魔術師になるよう
 魔術師養成学院の校長先生に懇願され、
 いえ、実際はね、
 それは選択の余地のない“命令”でしたから、
 ただもうガッカリして、
 先生格の紙の魔術師、
 エメリー・セインさんの家の前で
 涙をこらえていたものの。

 一年という月日は、
 シオニーさんの意識に
 大きな変化をもたらしました。

「かみのォまじゅつゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:学ぶ気満々!)

 紙なんか!
 とウンザリしていた新米魔術師さん、
 今は紙の魔術に興味を持ち、
 もっと深く知りたい!学びたい!と
 考えるようになりました。

 それって、えへん、
 エメリー先生への“想い”が
 彼女を変えたため、でもあるのでしょうか。

 あるいは、
 何か別のチカラが働いているのでしょうか。

「それよりィ、にげないとォ!」
「がる!ぐる!」(←訳:火が!煙が!)

 おっと、そうでした、事件!なのでした。

 紙の魔術師の必修単位として
 教育委員会が定めている、
 紙の工場見学。

 白い蒸気をもくもくと吐き出す
 ダートフォード紙工場の
 見学ツアーに参加したシオニーさんが目にしたのは
 まっさらな白い紙……ではなく、
 真っ赤な火?

「とにかくゥ、そとへッ!」
「ぐっる!がっる!」(←訳:走って走って!)

 工場を包む炎と、
 シオニーさんを包囲する姿なき悪意。

 それは何者の?
 何のための?

「まだまだァ、ごりむちゅうゥ!」
「がるぐる!」(←訳:犯人不明?)

 第1巻『紙の魔術師』以上に
 スリルとサスペンスが詰めこまれている
 第2巻『硝子の魔術師』、
 ファンタジー好きな活字マニアさんに、
 おすすめの冒険物語は
 第3巻『真実の魔術師』が
 書店さんの新刊コーナーに並んでいるはずですよ。
 第1巻から順番に
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
 
 
 
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~ 紙が生む魔術 ~

2018-03-22 22:15:25 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 さみしィでスよゥ~ッ!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!終わらないで~!)

 こんにちは、ネーさです。
 『みなさんのおかげでした』が最終回を迎え、
 しょんぼりしております……
 深夜の時間帯でいいわ、復活してー!と
 声を限りに叫びつつ、
 ヤケっぱち気味の本日の読書タイムは、
 さあ、こちらのファンタジー作品を、どうぞ~♪

  



           ―― 紙の魔術師 ――



 著者はチャーリー・N・ホームバーグさん、
 原著は2014年に、日本語版は2017年11月に発行されました。
 英語原題は『THE PAPER MAGICIAN』、
 全3巻で構成されるシリーズ作品の、
 第1巻にあたるのがこの御本です。

「うむゥ! これはァ、たぶんッ!」
「ぐるーるがるる!」(←訳:スチームパンク!)

 蒸気機関が鉄道や船を動かし、
 網の目のように世界をつなげていった時代。
 そんな歴史を背景に描きだされたSFやファンタジー作品を
 《スチームパンク》と称しますが、
 この物語もまた、
 
   鉄道が広く普及し、
   電信や電報が通信の主力である時代

 を舞台にしていますから、
 《スチームパンク》の亜種、と申せましょうか。

 ただ、この御本の中では、
 蒸気機関ではない“或るチカラ”が
 世界に作用を及ぼしています。

「それがァ、まほうゥ??」
「がるぐる~!」(←訳:魔術だよ~!)

 1900年代初めのロンドン。

 魔術は高度な専門技術である――

 と見做されているこの都市の、郊外の小道で、
 ひとりの女の子が呟いています。

 最悪だわ……。

「ふァいッ! わからなくもォないィでス!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:ボロボロだもんね!)

 シオニーちゃん、
 いえ、19歳ですから女の子扱いはいけませんね、
 訂正しましょう。

 シオニー・トウィル嬢は、
 タジス・プラフ魔術師養成学院を主席で卒業したばかり。
 華々しく明るい未来が
 学校で魔術を修めた彼女を待っている、はずでしたのに。

 このボロ屋敷は何?

 紙の魔術??

 わたしは精錬師になりたくて
 学生生活をガンバったのよ!

 からっきし人気のない、
 紙の魔術師にならなきゃならないなんてー!

「ふァ? かみきれェのォ、まじゅつゥ??」
「がるるるる?」(←訳:断れないの?)

 魔術師養成学院の校長先生から、
 シオニーさん、指名されてしまったんです。

 現在、紙の魔術師は人数が少なくて、
 いわば絶滅危惧種。
 優秀な実習生を必要としている分野なのです!と。

「きょひけんッ、なしでスかァ~…」
「ぐるる~!」(←訳:キツい~!)

 シオニーさんのお師匠さんは、
 ロンドン郊外の荒地に暮らす
 エメリー・セイン師。

 ボロボロの、6階建てのお屋敷を前にして、
 シオニーさんは気落ちします。

 もう未来は真っ暗くらよ……。

「あれれッ? でもォ!」
「がるぐるるるるる!」(←訳:一歩進んでみれば!)

 覚悟を決め、
 門をくぐったシオニーさんは目を瞠ります。

 ボロボロのお屋敷が、
 ごく普通の建物に?
 戸口に続く敷石の両脇には
 色とりどりのチューリップ?

「まほうゥでスゥ!」
「ぐるがっるる!」(←訳:魔術だってば!)

 紙の魔術師に弟子入りしたその日から
 シオニーさんが巻き込まれる数々の不思議と、
 サスペンスフルな冒険とは――

 日本のアニメに触発されて創作を志したという
 米国の新進作家さんによるおのファンタジー作品は、
 ディズニーが映画化権を取得したことでも
 話題になっているそうですよ。
 
 ファンタジー好きさん、
 スチームパンク好きな活字マニアさんは、
 おすすめのこの御本、
 次回記事では続巻の御紹介を予定しています。
 お楽しみに~♪
 
 
 
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