テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ひとひらの、茶葉の夢 ~

2022-03-31 23:46:01 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 じゅんびィうんどうゥ、はじまッてまスかッ?」

「がるる?ぐるるがるるるる!」(←訳:虎です!皆さん大張り切り!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 明日4月1日の《エイプリルフール》に向け、

 Webでは早くも嘘ネタが飛び交ってますね。

 はたして2022年はどんな大法螺が世を沸かせるのか、

 楽しみにしながら、

 さあ、3月のラストとなる読書タイムは、

 こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

    ―― 海を越えたジャパン・ティー ――

 

 

 著者はロバート・ヘリヤーさん、

 2022年3月に発行されました。

 英語原題は『GREEN WITH MILK AND SUGAR』、

 『緑茶の日米交易史と茶商人たち』

 と日本語副題が付されています。

 

「ふァいッ! おはなみのォ、おともはァ~」

「ぐっるるがるぐる!」(←訳:やっぱりお茶だね!)

 

 お花見やピクニックに持ってゆく

 お弁当、サンドイッチ、

 和菓子に洋菓子に合わせて

 私たちが持ってゆく飲料は……

 お茶、が第1位でしょうか。

 

 でも、お茶って、どんなお茶?

 お抹茶? 緑茶? 紅茶? ウーロン茶? 

 ジャスミンティーか、ハーブティー?

 

「うむふむむゥ~!」

「がるるぐるる?」(←訳:どれにしよう?)

 

 かように現代の日本では『TEA』といっても

 さまざまなのですけれど、

 19世紀の米国で『TEA』といえば、

 圧倒的に……『緑茶』。

 

 一方、同時代の日本で『TEA』といったら、

 『茶色い番茶』。

 つまり『焙じ茶』が主流であったと、

 著者・ヘリヤーさんは説きます。

 

「ほほォ? ほうじィちゃッ?」

「ぐるがぅるるるる~?」(←訳:緑茶じゃないんだ~?)

 

 太平洋を渡って、

 はるばると運ばれていった『緑茶』。

 そして、その飲み方ときたら、

 ストレートティーではなく、

 お砂糖とミルクを加えていただく、と。

 

 『抹茶ラテ』とは似ているようで違うんです。

 敢えていうなら……『緑茶ラテ』?

 

「ふわァ~…なぜッ??」

「がるるぐるるる?」(←訳:そんな飲み方を?)

 

 いったいどうして、そんな飲み方が

 19世紀の米国で流行ってしまったのか。

 

 著者・ヘリヤーさんは、

 日本に於けるお茶の歴史、

 江戸から明治へと移り変わる変革の中で

 お茶と静岡が結びついていった経緯、

 かつての米国で高まった緑茶嗜好など、

 近代史に細かく目を配りながら

 《ジャパン・ティー》の成長を

 追いかけて行きます。

 

 ヘリヤーさんは米国生まれの米国人で、

 ウェイクフォレスト大学歴史学科准教授さんであり、

 また、明治時代に日本で活躍した

 茶葉輸出商社の創業者フレデリック・ヘリヤーさんの

 子孫にあたるためでしょうか、

 《ジャパン・ティー》にかける熱意は並々ならぬもので、

 わかりにくい明治維新も、

 昔むかしの商業制度もなんのその!

 見事な《ティー》探偵ぶりを見せてくれますよ♪

 

「はくしゅゥ~!!」

「ぐるがるるる!」(←訳:労作なんです!)

 

 日本の食文化と歴史、

 国と国の橋渡し役にもなりつつあった文化を

 無残にも打ち砕く戦争、

 分断と忘却――

 

 近代史好きな活字マニアさんに

 激おすすめの一冊です。

 海を渡った《ティー》が見せてくれる風景を、

 皆さま、ぜひ♫

 

 

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~ 2022 プチさくら旅記 ~

2022-03-30 23:26:00 | 花雑記

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふァいッ! ねんにィ~いちどのォ♪」

「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!桜旅です~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 都内や神奈川はサクラが満開!ということで、

 さあ、本日は読書タイムをスパッとサボり、

 サクラ見物に出発いたしましょう♫

 八王子市内を西へと進み、

 やって来たのは――

  

 都立 陵南(りょうなん)公園。

 

 文字通り、

 多摩御陵(たまごりょう)の南側に位置しているので、

 陵南と名付けられたここには……

 

「わほッ♪」

「ぐるるっ♫」

  

 ↑こ~んなステキな桜のトンネルというか、

 花のアーチがあるんですよ。

 歩きながら見上げれば、はい、↓こんな感じです。

  

「はるゥ~!」

「がる~!」(←訳:春だ~!)

  

 この公園は、リードを付けていればワンコもOK!なので、

 お散歩中のワンコたちが楽しそうに歩いています。

 柴犬、ポメラニアン、トイプードル、

 コーギー、ジャックラッセルテリア、チワワ……

 小型犬くんが多いかな?

  

「こもれびィもォ、きらきらッ!」

「ぐるるがる!」(←訳:陽射し強し!)

  

 公園内には、サクラだけでなく、

 ユキヤナギも今を盛りと咲いています。

 ↑この奥の方には、ちょっぴり『桜の園』的な空間もあって、

 芝生で飲食をしている方々もちらほら……

  

 ウィークデーの今日はまだ空いていますが、

 週末の土日は混雑しそうですね。

 あ、酒類を持ち込んでの宴会はNGですので、

 ご注意下さいな。

  

 川沿いに造られている公園の、

 上流部分にも、サクラの林がありました。

 しかし……。

 

「びみょうゥ、でスよゥ!」

「がるぐるがるるるるる?」(←訳:満開には届いてないね?)

  

 公園の中のサクラのトンネルは、満開の一歩手前。

 

 そして、公園のすぐ南側を流れる

 南浅川(みなみあさかわ)沿いに咲く桜は、

 7~8分咲き、といったところでしょうか。

 満開になるのは、この週末……4月1日か2日あたり?

 

「きッとォ、こんざつゥ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:駐車場は満杯!)

 

 ゆっくりサクラを眺めたい、

 近くの川で釣りをするのもいいな、

 という方々におすすめのサクラスポット・陵南公演は、

 ただ……場所が高尾山など山間部に近いために、

 花粉症の患者さんには……

 ハックション!

 

「めがァかゆいィ~!」

「がるぐるるる!」(←訳:お肌ピリピリ!)

 

 陵南公園に行ってみよう!と思い立った方々は、

 万全の花粉症対策準備をして、

 ぜひ、お出掛けを♪

 

  

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~ 明と暗の、謎解き ~

2022-03-29 22:56:05 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おおッ! つばめェ~きましたでスゥ!」

「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!お久しぶり~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 久々にツバメくんの声を耳にした今日は、

 寒の戻りで凍えそうになりましたが、

 さあ、読書タイムでパワーをチャージ!

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪  

  

 

 

    ―― ミステリと言う勿れ 6 ――

 

 

 著者は田村由美(たむら・ゆみ)さん、

 2020年2月に発行されました。

 『Don't Call it Mystery』と英語題名が付されています。

 今季もっとも話題を呼んだドラマ

 『ミステリと言う勿れ』の原作作品ですね。

 

 昨日3月28日に放送された

 ドラマ『ミステリと言う勿れ』最終話は、

 この第6巻に収録されている

 『骨の在処はまだ』

 『開かぬ箱』

 『帳(とばり)は幾重にも』

 の3編を主な原作としています、が……

 

「むむむゥ~んッ!」

「ぐるがるぐる!」(←訳:意見異論噴出!)

 

 そうなのよねえ、

 えっ? これがラスト?

 これで終わっちゃうの?

 と、多くの視聴者さんが混乱したようです。

 私ネーさも、拍子抜けいたしました。

 

 けれど、無理もないのかもしれません。

 原作でも《謎》の決着はついていないのです。

 

 姉の愛珠さんが亡くなった理由を突き止めるべく、

 バスジャック事件を起こした犬堂我路さん。

 そうして、”犯人”は判明しても

 納得できない事柄が多過ぎる――

 

 日頃はタクシーを使っていた姉が、

 なぜこの日はバスに乗ったのか?

 どこへ行こうとしていたのか?

 何をしようとしていたのか?

 

 その“なぜ”の答えの一端が、

 漂流郵便局に保管されていた

 愛珠さん自筆のハガキに記されていました。

 

   《ジュートに頼もう》

 

 遺書とも、

 自分の運命を予見したとも解釈できる

 ハガキを手にして、

 我路さんは《ジュート》を探し始めます。

 

「みすてりィとォ~」

「がるるるる!」(←訳:サスペンス!)

 

 なんといっても

 『ミステリと言う勿れ』で話題をさらうのは、

 主人公・久能整(くのう・ととのう)くんの

 言動、というか、名言、ですね。

 

 その陰になっていて目立ちにくくはあれど、

 毎話感心させられるのが、

 クライムノヴェル(クライムコミックというべき?)

 としての構築度でしょうか。

 

 特に、我路くんがメインとなるエピソードでは

 画面にノワールな空気が充溢します。

 

「じけんのォ、しんそうゥはッ?」

「ぐぅーるるがるぐる?」(←訳:ジュートの真の顔は?)

 

 ジュートは”真犯人”なのか。

 それとも”パーツのひとつ”に過ぎないのか。

 我路くんの探索が行き着く果てに、

 誰が、何が、待っているのか……。

  

 なお、

 整くんが新幹線の車中で謎を解くエピソード

 『つかの間のトレイン』は、

 第2巻の後半に収録されています。

 

 ここで行われる、

 小さなイラスト(図像)を解析して

 文章を組み立てる謎解き方法って、

 江戸時代の引き札(広告)で使われた

 《判じ絵》のようだわぁ、と

 私ネーさワクワクいたしました。

 

「いッけんッ、かわいいィけどォ~…」

「がるぐるるる!」(←訳:奥が深いのだ!)

 

 数え切れぬ《謎》をいっそう膨らませながら、

 整くんの、

 我路くんの物語は、

 どんな航路を進んでゆくのか。

 

 ドラマで『ミステリと言う勿れ』を知った方々に、

 ミステリ小説好きな方々に、

 いえ、全活字マニアさんに

 激おすすめの原作コミックは、

 2022年3月現在、第1~10巻が刊行されています。

 皆さま、ぜひ、一読を♪

 

「どらまのォ、ぞくへんもォ~」

「ぐっるる~る!」(←訳:待ってま~す!)

 

 

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~ チェシャ猫のように、ニヤリ♪ ~

2022-03-28 23:51:04 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 さささッ、さいちゃッたでスッ!」

「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!急展開だ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 昨日は2~3分咲きだったソメイヨシノが、

 今日はいきなり6~7分咲きに??

 週末を待たずにお花が散ってしまったらどうしよう?

 と慌てふためきながらも、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

  

 

 

    ―― ピーター卿の遺体検分記 ――

 

 

 著者はドロシー・L・セイヤーズさん、

 原著は1928年に、

 日本語版は2021年12月に発行されました。

 英語原題は『Lord Peter Views the Body』、

 名探偵《ピーター・ウィムジー卿》シリーズの第1短篇集から

 11作品を新訳&収録した短篇集です。

 

「ゆうめいィなのでスよゥ!」

「ぐるがるる!」(←訳:本国ではね!)

 

 誕生から一世紀を経ても

 英国ではシャーロック・ホームズさんに劣らぬ人気を誇る

 名探偵ピーター・ウィムジー卿。

 

 ホームズさんとちょっと違うところは、

 卿(Lord)という称号からもお分かりのように、

 貴族であるという点ですね。

 

 大貴族にして大地主である

 第16代デンヴァ―公爵を兄に持ち、

 自身も相応の財産を所有するピーター卿は

 働く必要がありません。

 毎日、の~んびり過ごしている……ように見えますが。

 

「わけがァ、ありまスゥ!」

「がるるぐるる!」(←訳:深刻な理由が!)

 

 第一次世界大戦に出征したピーター卿は、

 前線で爆弾に吹き飛ばされて以降、

 神経症に苦しめられるようになりました。

 

 ピーター卿にとって探偵とは、

 少しでも病の苦しみを紛らわそうとするための

 活動であったのだとも言えましょうか。

 

「だからァ、ついィ!」

「ぐるがっるるるぅる!」(←訳:鼻を突っ込んじゃう!)

 

 小耳にはさんだ、何気ない会話。

 村の噂話。

 友人や知人たちが抱える困りごと。

 

 収録作品のひとつ、

 『メリエイガー伯父の遺書をめぐる魅惑の難題』も、

 ピーター卿のもとに転がり込んできた

 奇妙奇怪な困りごとの物語です。

 

「ひとことでェ、いうとォ~」

「がるるるぐる!」(←訳:探しモノです!)

 

 大金持ちのメリエイガーさんが亡くなり、

 葬儀が終わって、

 さて、遺言書をもとに

 遺産の分配をしようとして。

 

 相続人さんは愕然とします。

 

 遺言書は、どこ?

 最新の遺言書は?

 

 古い遺言書なら、あります。

 でもその遺言書では

 財産は某政治団体に寄付され、

 相続人さんは1ペニーも受け取れないことに

 なっているんです。

 

「おじさんたらァ、もうッ!」

「ぐるるるるるる!」(←訳:仕掛けたんだね!)

 

 新しい遺言書を

 探し当ててごらん。

 そうすれば財産はおまえのものだ。

 

 というのが伯父さんの

 意図であり遺志なのでしょう。

 

 ただ……見つからない、のよねえ。

 

「おやしきのォ、どこかにィ!」

「がるぐるがる!」(←訳:必ず有るはず!)

 

 そこで登場するのが、

 我らがピーター卿。

 その炯眼が指し示す

 遺言書の隠し場所を解く鍵は――

 

 クロスワードパズルにあり!

 

「ぱずるゥ?」

「ぐるる……!」(←訳:パズル……!)

 

 クロスワードパズル好きな御方は

 ニヤリ♪

 暗号好きなミステリマニアさんも

 ニヤリ♫

 とすること必至の傑作をはじめ、

 英国らしいヒネったユーモアが光る

 楽しい短篇集は、

 ミステリ好きさんにおすすめですよ。

 本屋さんで見かけたら、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ 嵐の夜にも ~

2022-03-27 23:32:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あおぞらがァ~まちどおしいィのでスゥ!」

「がるる!ぐるるがるるるる!」(←訳:虎です!晴れてほしいよう!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日の多摩地域は曇天でしたが、

 サクラの花にはやっぱり

 曇天よりも晴れたお空が似合いますね。

 明日は晴天になりますようにと願いつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― ねこおばあさんぼく ――

 

 

 著者はカメントツさん、2022年3月に発行されました。

 2021年、著者・カメントツさんが

 Web上に投稿した《ニャンコ保護の記録》を、

 一冊にまとめたノンフィクションコミックです。

 

「それはァ、あらしのォよるゥ~…!」

「ぐるる!」(←訳:異変が!)

 

 風が吹きすさび、

 雷鳴が轟く夜のこと。

 

 愛猫のグーさんと遊んでいたカメントツさんは、

 或る異変に気付きます。

 

 ベランダに、ニャンコの落しモノが……?

 エアコンの室外機の裏側から、不審な音が……?

 

「ななッ、なんとォ!」

「がぅるるぐる!」(←訳:ニャンコ発見!)

 

 ええっ!?と驚くカメントツさん。

 ここ、マンションの4階なんだけど?

 どうやって来たの~???

 

「それよりィ~たすけてェ~!」

「ぐるるるがるるる!」(←訳:クタクタなんです!)

 

 クタクタ、というよりもボロボロ。

 妖怪か?と見間違うほど、

 汚れ、傷付き、疲労のあまりもう動けない……

 そんな状態になっていた老ネコちゃんを、

 カメントツさんは慌てて介抱します。

 

 ニャンコは、ちゅ~るが好き。

 温めた『エネルギーちゅ~る』を与えてみよう!

 ウェットフードも、カリカリも、

 とにかく食べさせて、

 様子が落ち着いてきたら動物病院へ!

 

「しんさつゥ、おねがいィしまスッ!」

「がるるぐるる?」(←訳:どこが悪いの?)

 

 獣医さんによれば、

 健康面に課題はあるものの、

 命にかかわるウィルス等は見つからず、と。

 

 そこで、

 ノミやダニ、寄生虫の駆除をしたり等々

 治療を続けながら、

 老ネコちゃんの飼い主さんを探すことにして、

 SNSで呟いてみると……

 爆発的な拡散が!

 

「みつかりィまスかッ?」

「ぐるるがぅ~る!」(←訳:飼い主さぁ~ん!)

 

 ネットの荒波に困らされたり、

 時に救われたりもしながら、

 カメントツさんは考えます。

 

 ネコを飼う――ネコと暮らすということ。

 動物とともに生きるということ。

 その意味、その十字架。

 

 『まくらさん』と名付けられた老ネコちゃんは

 いったいどこから来たのか。

 

 調べ、探し、問いかけるうち、

 明らかになってゆくのは

 ネコたちの、

 そして人間たちの在り方、生きかた……でしょうか。

 

「しゃしんもォ、のッてまスゥ!」

「がるるぐるるるる!」(←訳:これがまくらさん!)

 

 ネタバレ回避のため、

 これ以上詳しくは書けませんが、

 愛猫家さんに、

 動物好きな活字マニアさんに、

 激おすすめしたいコミックです。

 ニャンコもワンコも人間も、

 すべての生きものに幸あれと祈りたくなる快作を、

 皆さま、ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫

 

 

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~ 春は《奇想》の庭園へ ~

2022-03-26 23:31:12 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きょうはァ、すぺしゃるゥ~らッきィでいィ??」

「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!寅の日だよ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日3月26日は、一粒万倍日で天赦日で寅の日。

 お財布の新調に良し!

 宝くじ購入に良し!だそうですね。

 さあ、最強開運日な週末は、読書をサボって、

 こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

 

 

 

     ―― 奇想のモード ――

 

 

 東京・港区の東京都庭園美術館にて、

 会期は2022年1月15日~4月10日(月曜休館)、

 『MODE SURREAL   A Crazy Love for Wearing』

 と英語題名が、

 『装うことへの狂気、またはシュルレアリスム』

 と日本語副題が付されています。

 

「うむむむゥ! これはァ~…!」

「ぐるるる?」(←訳:着れるの?)

 

 そうよね、時折りあるわよね。

 パリコレの動画を見ていると、

 わっ!これ着るの?着ちゃうの?

 着られるとしても、これを着てどこに行くの?

 と言いたくなってしまうドレスが。

 

 この展覧会では、

 そんな《本当に着ちゃうの?》な衣装たちが主役となって、

 観賞者さんたちを別世界へ連れてゆきますよ。

  

 驚異的に緻密で豪華な刺繍が施された

 スキャパレッリさんのイヴニング・ケープ。

 ライチョウの足を素材に用いたブローチ。

 マルタン・マルジェラさんのネックレスは、

 まるで額縁。

 レディーガガさん専属のシューメイカーとして知られる

 舘花則孝(たてはな・のりたか)さんの

 ヒールレスシューズ。

 

 いずれも《奇想》の華であり花ですね。

 

「みてみたいィおかたはァ~」

「がるる!」(←訳:HPへ!)

 

 美術館公式HPでは、

 展覧会の会期中(~4/10まで)、

 出展作家さんによるアーティストトーク動画が

 公開されていますので、

 ご覧になってみてくださいな。

 

 また、東京都庭園美術館では

 休園していた庭園を

 3月23日より公開!

 庭園のみ入場の場合は事前予約不要、

 ただし混雑状況次第で入場制限もあり、

 とのことですので、

 美術館HPやSNSで詳細を確認してから、

 ぜひ、お出掛けを♫

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も!

   

   カフェインが苦手な方々に

   私ネーさがおすすめするのは、

   『日本緑茶センター(株)』さんの

   《やさしいデカフェ》シリーズです。

   ↑上の画像は《ピーチ》、

   ↓下の画像は《さくら》になります。

   

   「どちらもォ、よいィかおりィ!」

   「ぐるるるがるるぅる!」(←訳:ごくごく飲めちゃう!)

   

   春の香りのお茶で

   ホッとリラックスしながら、

   皆さま、穏やかな休日を過ごされますように♪

 

 

 

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~ その花の名を ~

2022-03-25 23:41:03 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おだんごにィ、おもちにィ~♪」

「がるる!ぐるるる~♫」(←訳:虎です!桜尽くし~♫)

 

 こんにちは、ネーさです。

 はい、お花見のお供は

 サクラ色のお団子か、伝統的な桜餅にしようかなぁ、

 なぁんて心はずむ季節がやって来ましたね。

 そこで本日の読書タイムも、

 春気分MAX!にさせられるこちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

      ―― バラの物語 ――

 

 

 著者はピーター・E・タキエルスキーさん、

 チャールズ・フィリップスさん、

 原著は2021年に、日本語版は2022年1月に発行されました。

 英語原題は『Rosa: The Story of the Rose』、

 『いにしえから続く花の女王の運命』

 と日本語副題が付されています。

 

「はなのォ、じょおうゥさまッ?」

「ぐるがるるる!」(←訳:別格だからね!)

 

 私たち日本人にとって

 サクラは特別な花ですけれど、

 もしも世界中で人気投票をしてみたなら、

 トップを獲るのは、やはり、この花でしょうか。

 

 バラ。

 

 この御本では、

 様々な詩歌の、文学の、音楽や絵画の主題として、

 クリエイターさんたちに愛されてきたバラの花の、

 歴史や文化、交配と発展の経緯などが

 語られています。

 

「えじぷともォ、ぺるしゃもォ~」

「がるるぅるぐーるる!」(←訳:ギリシャもローマも!)

「みんなァ、だいすきィ!」

 

 古今を問わず、オリエントでも西洋でも、

 バラはまさに《花の女王》です……が。

 

 不明な点が意外にも多く、

 本文30ページには、

 ↓こんな記述があるほどなんですよ。

 

 《バラの黎明期は謎に包まれています》

 

「なぞォ?」

「ぐるるる?」(←訳:ミステリ?)

 

 3500万年前には

 バラの原種が誕生していた、

 と推定されています。

 

 けれども、

 バラというのは化石になりにくい植物らしく、

 さらにまた、

 たとえ化石になったとしても

 識別が難しいのだとか。

 

 ということは、

 もしかしたら。

 

 もっと以前から、

 地球上にバラは存在していた、のかも……?

 

 恐竜たちがのっしのっしと歩く

 ジュラ紀の大地にひっそりと、

 バラの祖先も花を咲かせていたのでしょうか……?

 

「ばらとォ、きょうりゅうゥ?」

「がるるぐるがっる!」(←訳:可愛いミスマッチ!)

 

 と、妄想と空想が広がる

 麗しのバラ事典の見どころは、

 バラを描いた絵画の数々!ですね。

 

 ボッティチェリさんの『春』『ヴィーナスの誕生』、

 ローレンス・アルマ=タデマさんによる

 古代ローマ史の名場面、

 ルドゥーテさんの版画に、

 インドの細密画、

 ゴッホさんの『花瓶のバラ』……。

 

「わふふッ♫」

「ぐるがる!」(←訳:眼福です!)

 

 バラ好き&花好きな方々に

 おすすめしたいこの御本、

 本屋さんで探す場合は、

 アート本のコーナー……ではなく、

 園芸・庭園のコーナーに行ってみてくださいね。

 

 ミステリマニアの方々、

 特にエーコさん著『薔薇の名前』好きな

 活字マニアさんにもおすすめです。

 ぜひ、一読を♪

 

 

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~ 願いは、ひとつ ~

2022-03-24 22:42:27 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 まだかなァまだかなァ~??」

「がるる!ぐるるるるるがる~?」(←訳:虎です!ソメイヨシノ開花~?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 都心部より気温が低めの、ここ八王子……

 ソメイヨシノが咲くのは、

 来週後半あたりでしょうか。

 清々しい桜景色を心待ちにしながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの対談作品を、どうぞ~♪

  

 

 

    ―― ボクもたまにはがんになる ――

 

 

 著者は三谷幸喜(みたに・こうき)さん、

 頴川晋(えがわ・しん)さん、

 2021年10月に発行されました。

 

 はい、あらためて説明するまでもありません、

 三谷さんといえば、

 いま放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をはじめ、

 映画・ドラマ・舞台の脚本家さんとして

 ひっぱりだこの人気者ですが……

 

「むむゥ! たいへんッ!」

「ぐるるがっるぅっる??」(←訳:病気になっちゃった??)

 

 2015年、

 人間ドックを受診した三谷さんは、

 ある項目の数値が”やや高い”ことが判明しました。

 妙な予感、というか、

 ザワザワしたものを感じた三谷さん、

 或る御方に連絡を取ります。

 

 その御方というのが、

 頴川晋さん――

 東京慈恵会医科大学泌尿器科の主任教授さんでした。

 

「けんさッ、しなくちゃッ!」

「がるる……!」(←訳:結果は……!)

 

 とにかく一度、検査しましょう。

 

 そう提案されて、検査を受けた三谷さん。

 結果は、御本の題名にもあるように、

 がん――前立腺がんである、と告げられます。

 

「うぐぐゥ!」

「ぐるる!」

 

 告知されたその瞬間、

 顔面蒼白となった三谷さんは

 膝から崩れ落ち……

 

 なんてことには、なりませんでした。

 

 淡々と受け止め。

 お家で待っている奥さまに電話で知らせて。

 事務所の社長さんにも知らせて。

 もうひとり、

 NHKの大河ドラマのプロデューサーさんにも、知らせて。

 

 そう、大河ドラマ。

 ちょうどこの時、

 三谷さんは脚本の執筆中だったのです。

 2016年に放送される大河ドラマ『真田丸』のプロジェクトは、

 既に動き出していました……!

 

「またしてもォ、たいへんッ!」

「がるるるるぐるがるるるる!」(←訳:たいへんの上にたいへんが!)

 

 この御本では、

 第1章『告知』

 第2章『仕事、治療、手術』

 第3章『快復』

 第4章『前立腺がん』

 第5章『頴川先生について』

 第6章『がんとの未来』

 という6つの章題に沿って、

 三谷さんと頴川さんが語り合っています。

 

 検査の方法、

 ステージという区分け方法はもう古い、

 先生が僕だったらどうしますか?

 手術室で手術中に流れるのはユーミン?

 僕がヒゲを伸ばすと宮崎駿さんに似ているでしょ?

 放射能治療のメリットとデメリット、

 そもそも『がん』とは?

 

「しゅじゅつしつでェ、おあんがくゥ?」

「ぐーるるるるる?」(←訳:ユーミンさんの?)

 

 三谷さんらしい笑いを織り込みつつ、

 がん治療の最前線、

 患者の側から見た治療、

 医師の側から眺める医療、

 未来への展望といった事柄が

 分かりやすく、かつ濃密に教示されてゆく対談は、

 《病気との付き合う方法》発見の記録、

 とも申せましょうか。

 

「ねがいはァ、ひとつゥ!」

「がるるぐる!」(←訳:希望も一つ!)

 

 こころも、身体も、すこやかでいたい。

 自分も、家族も、だれもが、すこやかに。

 

 『鎌倉殿の13人』執筆にガンバる三谷さんに

 エールを送りながら、

 皆さま、ぜひ、一読を♪

 

 

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~ やなぎゆれる川辺へ ~

2022-03-23 23:30:52 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぶるるッ! さむすぎィだけどォ~!」

「がるる!ぐるるるがるるる!」(←訳:虎です!気持ちは春旅行で!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ちょっと寒過ぎ?な季節の変わり目ですが、

 はい! 本日の読書タイムは、

 のどかな春の旅を想像しながら、

 こちらの隔月刊誌を、さあ、どうぞ~♪

  

 

 

    ―― mr.partner  2022年4月号 ――

 

 

 《英国の生活》をテーマに、

 旬の現地情報を紹介する『mr.partner』の最新号です。

 現在発売中の4月号の特集は、

 《蒸気の時代へ おいしいイギリス保存鉄道》って、

 あらららら、これはスゴイわ……

 鉄道好きなのは日本人だけじゃないのねえ。

 

「こんなにィ~たくさんッ?」

「ぐるがるる!」(←訳:保存鉄道が!)

 

 ここに掲載されているのは、

 イングランドの野を走る

 蒸気鉄道8路線と、

 国立鉄道博物館。

 

 どの路線も、観光用の列車で、

 車内では美味しいものを食べることが出来て……と、

 鉄道マニア諸氏には嬉しい記事ですね。

 

 しかし。

 私ネーさの目を釘付けにしたのは、

 トーマスくんたちのような鉄道車両ではなく。

 

「あはァ! これェでスかッ?」

「がるぐる~!」(←訳:第2特集~!)

 

 巻頭を飾る特集が《保存鉄道》ならば、

 本文の後半部分で組まれている

 2番目の特集――第2特集と呼ぶべきは、

 66ページから77ページにかけての、

 

 《作品と生涯を訪ねて 英国ファンタジーを書く人》。

 

 ここで取り上げられているのは、先ず、

 

 『グリーン・ノウの子どもたち』で知られる

 ルーシー・M・ボストンさん。

 

 『たのしい川べ』の著者ケネス・グレアムさん。

 

 『クマのプーさん』のアラン・A・ミルンさんと、

 

 挿絵画家アーネスト・H・シェパードさん。

 

 という、4人の作家さんたちです。

 わけても、私ネーさが大々好きなのは、

 ケネス・グレアムさん!

 

「にほんではァ、あまりィ~しられてないィかもォ?」

「ぐるがるるぐるぅ?」(←訳:地味だからかなぁ?)

 

 グレアムさんの著書『たのしい川べ』には、

 偉大な魔法使いや魔法学校も、

 魔女と戦うライオンも、

 世界を滅ぼす指輪も、

 ホビットもエルフも出てきません。

 

 そこにあるのは、

 川べと、川べに住む動物たちの暮らし。

 

 穏やかで、ささやかな、

 やさしく温かい日々を

 丁寧に、精魂こめて描いた物語は、

 華々しい武勲とは無縁です。

 

 けれど、『たのしい川べ』は

 1908年に発表されて以来、

 途絶えることなく版を重ね、

 今日に至っています。

 

 日本では、

 1950年に石井桃子さんによる完訳版が刊行され、

 現在も愛読されていますよ。

 

「とくしゅうゥされるなんてッ!」

「がるるぐる!」(←訳:嬉しいよう!)

 

 そういえば昔、

 モグラやネズミが登場するお話の本を読んだなあ……

 と、思い当たった活字マニアさんは、

 この『英国ファンタジーを書く人』特集を

 チェックしてみてくださいね。

 

 そしてもちろん、

 英国好き&英国旅行好きな方々も、

 食、文化、政治や経済まで

 いっちばん新しい英国情報が載っていますから、

 ぜひ、一読を♪

 

 

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~ 翼よ、いまこそ ~

2022-03-22 22:47:29 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ……すりィ! つゥ! わんッ!」

「がるる!ぐるるーる-るがる!」(←訳:虎です!サンダーバードGO!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 3、2、1……と胸躍るカウントダウン、

 海に浮かぶギミック満載の秘密基地、

 飛び立つ国際救助隊……!

 さあ、本日の読書タイムは、明るく!楽しく!元気よく!

 最高に愉快なこちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

    ―― サンダーバード 完全読本。 ――

 

 

 編者はpen編集部の皆さん、2022年1月に発行されました。

 日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』の

 公開に合わせて刊行されたのは、

 《サンダーバード》の魅力がギュギュギュッと詰まった

 ヴィジュアルブックです。

 

 1965年から翌1966年にかけて

 英国のTV局で放送された人形劇《Thunderbirds(サンダーバード)》。

 実に、半世紀以上も昔の作品である訳ですが――

 

「いまもォ、だいにんきィなのでスゥ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:英国と日本で!)

 

 本国の英国では放送当初から大好評、

 なぜか米国ではウケなかったものの、

 日本では大ヒット作となった《サンダーバード》。

 

 今も英国では度々TVで再放送されているというこの番組に、

 惚れ込んでしまったのが、

 『サンダーバード55/GOGO』の監督

 スティーブン・ラリビエーさんです。

 

 ラリビエーさんは、1954年生まれ。

 ですからもちろん、

 《サンダーバード》TV初放送時を知らないのですが、

 ヴィデオやTVで再放送を見て、

 《サンダーバード》の虜となり、

 TV版の製作総指揮者

 ジェリ―・アンダーソンさんに手紙を書いたことから、

 話が進み。

 

 アンダーソンさんやスタッフさんに面会し、

 メイキング本制作などを手掛けた後、

 《サンダーバード》権利保有者の許諾を得て、

 クラウドファンディングで募金活動を始めたら、

 目標の数倍の資金が集まっちゃった!

 

「うききィ! そうこなくッちゃッ!」

「がるぐるるぅ!」(←訳:撮影開始だぁ!)

 

 《サンダーバード》の世界。

 

 そこは、戦争のない21世紀の地球。

 

 ええ、ツッコミたくなりますよね、

 とうに21世紀になっている現在、

 地球上から戦争はなくなっていません……けれど、

 《サンダーバード》の世界も

 平穏無事な楽園ではないのです。

 

 各地で頻繁に発生する事故、災害。

 発せられた救難信号を

 宇宙ステーションであるサンダーバード5号が傍受したら、

 国際救助隊の出番!ですよ。

 

「ばしょをォ、とくていィ!」

「ぐるがる!」(←訳:搭乗準備!)

 

 国際救助隊隊長は、

 大富豪ジェフ・トレーシーさん。

 そして、ジェフさんの愛息5人――

 スコットさん・ジョンさん・バージルさん・

 ゴードンさん・アランさんが隊員となり、

 若き天才的科学者ブレインズさんが開発した

 高速ジェット機に、ロケットに、

 水陸両用機に乗り組みます。

 急ぎましょう、要救助者が待つ地へ!

 

「わすれないでェ!」

「がるるぐるるがるる!」(←訳:他にも隊員がいるよ!)

 

 ええ、そうですよね、

 私ネーさも大ファンなのは、

 国際救助隊ロンドン支部のシークレットエージェント、

 レディ・ペネロープ・クレイトン・ワード。

 そして、ペネロープ嬢の執事兼運転手である

 アロイシャス・パーカーさん。

 

 さまざまな危機から、

 国際救助隊の活動を妨害する悪人たちから、

 トレーシーファミリーは、

 ペネロープ嬢とパーカーさんは、

 どうやって人々の生命を守り、

 救い出すのか――

 

「ゆうきとォ、ちえとォ~」

「ぐーるるるるる!」(←訳:ユーモアが鍵!)

 

 TV版放送時のエピソードや、

 映画製作の舞台裏、

 各マリオネットキャラクターの解説、

 日本での人気ぶりを示すプラモ箱絵等も掲載され、

 ファンの方々に嬉しい一冊は、

 《サンダーバード》を知らない御方にも

 おすすめですよ。

 

 愛と機智あふれる

 《サンダーバード》の宇宙へ、

 皆さま、ぜひ♫

 

 

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