「こんにちわッ、テディちゃでス!
……おつきさまァ、みえなかッたでスゥ~…」
「がるる!ぐる~!」(←訳:虎です!無念~!)
こんにちは、ネーさです。
雲に遮られ、探せども探せども、中秋の名月は観られず……
がっかりしましたけれども、
さあ、週末ですよ♫
気を取り直して、本日は読書……をサボり、
↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪
―― 春陽会誕生100年 それぞれの闘い ――
東京・千代田区の東京ステーションギャラリーにて、
会期は2023年9月16日~11月12日
(月曜休館、ただし9/18・10/9・11/6は開館し、9/19と10/10は休館)、
『Artists of Shunyo-kai Celebrating Its 100th Anniversary』と英語題名が、
『岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ』と日本語副題が付されています。
『春陽会(しゅんようかい)』とは、
帝国美術院、二科会に拮抗する
第3の美術団体として
1922年に組織された美術団体です。
『春陽会』が他の団体とちょっと違うのは、
既に知名度&人気も高まっていた画家さんたちの会であった、
ということでしょうか。
小杉放菴さん、三岸好太郎さん、梅原龍三郎さん、
中川一政さん、岡鹿之助さん、長谷川潔さん、
木村荘八さん、岸田劉生さん……
ふぅ、豪華で贅沢な顔触れですねえ。
「ふしぎなァ、なつかしさッ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:レトロな感じ?)
モダンなのに、どこかレトロに見えてしまうのは、
今回の出展作品が、
1920~30年代に制作されたものが少なくないため、かもしれません。
岸田劉生さんの《麗子弾弦図》は1923年、
長谷川潔さんの《アレクサンドル三世橋とフランス飛行船》は1930年……
二つの世界大戦の狭間の時代に描かれたもの、ですね。
この展覧会では、
創立から1950年代頃までの『春陽会』の展開を、
100点以上作品で辿ってゆきます。
私ネーさのおすすめは、
↑いちばん上の画像の、
チラシ(フライヤー)表側に大きく印刷されている
岡鹿之助(おか・しかのすけ)さん(1898~1978)の作品!
岡さんの作品は、
まとめて収蔵・展示している美術館が無いために
観賞できる機会も限られているのですが……
「ここではァ、てんじィされてまスゥ!」
「がるるるぐる~!」(←訳:お見逃しなく~!)
秋のアートタイムは、
駅から徒歩0分の
東京ステーションギャラリーへ、
ぜひ、お出掛けを♪
では、オマケ画像も、じゃ~ん!
中秋の名月に合わせて準備したのは、
『山方永寿堂』さんの
《お月見きびだんご》です。
「でざいんッ、かわいィ~!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:お月見仕様だね!)
箱の中身は、
岡山銘菓の《きびだんご》、ですわね。
ぷにぷにのお餅菓子に豊作祈願しながら、
皆さま、どうか穏やかな休日を♪