「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
ぶるーむーんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!今日は満月!)
こんにちは、ネーさです。
今日8月31日に上るお月さまは、ブルームーン!
ひと月の間に2度の満月が観られるのはとても珍しいこと、なんだそうですよ♪
「テディちゃ、みましたでス!」
「ぐるぐるるー!」(←訳:ボクも観たー!)
はいはーい、きれいなまぁるいお月さまを観賞したら、
欠かせないのはお団子……じゃなくて、
読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 北 杜夫 どくとるマンボウ文学館 ――
文藝別冊・KAWADE夢ムックとして、2012年7月に発行されました。
2011年10月に亡くなられた作家・北杜夫さんを偲ぶ《追悼特集号》です。
表紙は、煙草を手に微笑む北さんのお写真……
背景の緑は、軽井沢の森でしょうか。
「なつかしのォ、どくとるゥ!」
「ぐるるぐるがるがるぐる!」(←訳:お会いしたいですドクトル!)
遠くに行ってしまわれて、
その温かさがますます恋しく、
喪失感は深まるばかり……
現代の日本で、
北杜夫さんの文章をきっかけに本が好きになった!
どくとるマンボウの筆にどれほど励まされたことか!
そんな想いを抱く方々が
いかに大勢おられるか、
じわりじわりと明らかになってきています。
先日も『ほぼ日刊イトイ新聞』にて糸井重里さんが
北杜夫さんの著作と出逢ったときの感動を振り返っておられました。
「いといィさんもォ、どくとるのォ、だいふぁんッ!」
「がるがる!」(←訳:うんうん!)
追悼特集と銘打たれたこの御本には、
北杜夫さんの単行本には未収録の、
兄・斎藤茂太さんとの対談『父 茂吉 歌がなければうつ病に』や、
友人、それとも盟友とお呼びすべきでしょうか、
佐藤愛子さん、
阿川弘之さん、
三島由紀夫さん、
宮脇俊三さん他の方々による
北杜夫さんへ“贈る言葉”、
写真資料、
年譜、
主要作品ガイドなどが掲載されています。
「もふふゥ!
どくとるゥ、かッこいィでスッ!」
「ぐるぐるるる!」(←訳:ハンサムだね!)
文壇きっての美形?な北杜夫さん、
舞台にも立ちました!
親友・遠藤周作さんが主宰する劇団・樹座(きざ)で、
ハムレットを演じたのです。
もっとも、このハムレット、場面ごとに違う役者さんが演じる、という、
ダブルキャスト風の演出だったそうで、
つまりは《真面目なんだけど笑えるハムレット》でした。
とんでもない演出家・遠藤さんのもとで
演じる(演じさせられる)者の苦悩を、
御本後半に収録の
『狐狸庵VSマンボウ ベスト対談 なぜ月は落ちてこないか』で
北さんは恨めし気に語っています。
「みたかッたでスゥ、どくとるのォ、はむれッとォ!」
「がっるぐるるっる!」(←訳:きっとスゴかった!)
追悼特集号とはいえ、
どくとるマンボウ氏の仁徳なのでしょうか、
御本から溢れるのは
ユーモアと、おおらかなこころ、
あたたかさ。
他の誰にも造り得ない、どくとるマンボウの世界。
北杜夫さんの大ファン!と自認する方々は必読、
これから読みます北さんの作品!という初心者ファンさんにもおすすめの、
濃密な内容の一冊です。
20世紀文学&文学史に興味をお持ちの活字マニアさんも、ぜひ~!
「どくとるゥ、だいすきッ!」
「ぐるぐるがるるーる!」(←訳:どくとるにラブコール!)
軽井沢高原文庫では10月8日まで
《北杜夫展 美しい夢とユーモア、ふたたび》が開催されています。
軽井沢へお出掛け予定の御方は、
足を延ばしてみてくださいな~♪
ぶるーむーんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!今日は満月!)
こんにちは、ネーさです。
今日8月31日に上るお月さまは、ブルームーン!
ひと月の間に2度の満月が観られるのはとても珍しいこと、なんだそうですよ♪
「テディちゃ、みましたでス!」
「ぐるぐるるー!」(←訳:ボクも観たー!)
はいはーい、きれいなまぁるいお月さまを観賞したら、
欠かせないのはお団子……じゃなくて、
読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 北 杜夫 どくとるマンボウ文学館 ――
文藝別冊・KAWADE夢ムックとして、2012年7月に発行されました。
2011年10月に亡くなられた作家・北杜夫さんを偲ぶ《追悼特集号》です。
表紙は、煙草を手に微笑む北さんのお写真……
背景の緑は、軽井沢の森でしょうか。
「なつかしのォ、どくとるゥ!」
「ぐるるぐるがるがるぐる!」(←訳:お会いしたいですドクトル!)
遠くに行ってしまわれて、
その温かさがますます恋しく、
喪失感は深まるばかり……
現代の日本で、
北杜夫さんの文章をきっかけに本が好きになった!
どくとるマンボウの筆にどれほど励まされたことか!
そんな想いを抱く方々が
いかに大勢おられるか、
じわりじわりと明らかになってきています。
先日も『ほぼ日刊イトイ新聞』にて糸井重里さんが
北杜夫さんの著作と出逢ったときの感動を振り返っておられました。
「いといィさんもォ、どくとるのォ、だいふぁんッ!」
「がるがる!」(←訳:うんうん!)
追悼特集と銘打たれたこの御本には、
北杜夫さんの単行本には未収録の、
兄・斎藤茂太さんとの対談『父 茂吉 歌がなければうつ病に』や、
友人、それとも盟友とお呼びすべきでしょうか、
佐藤愛子さん、
阿川弘之さん、
三島由紀夫さん、
宮脇俊三さん他の方々による
北杜夫さんへ“贈る言葉”、
写真資料、
年譜、
主要作品ガイドなどが掲載されています。
「もふふゥ!
どくとるゥ、かッこいィでスッ!」
「ぐるぐるるる!」(←訳:ハンサムだね!)
文壇きっての美形?な北杜夫さん、
舞台にも立ちました!
親友・遠藤周作さんが主宰する劇団・樹座(きざ)で、
ハムレットを演じたのです。
もっとも、このハムレット、場面ごとに違う役者さんが演じる、という、
ダブルキャスト風の演出だったそうで、
つまりは《真面目なんだけど笑えるハムレット》でした。
とんでもない演出家・遠藤さんのもとで
演じる(演じさせられる)者の苦悩を、
御本後半に収録の
『狐狸庵VSマンボウ ベスト対談 なぜ月は落ちてこないか』で
北さんは恨めし気に語っています。
「みたかッたでスゥ、どくとるのォ、はむれッとォ!」
「がっるぐるるっる!」(←訳:きっとスゴかった!)
追悼特集号とはいえ、
どくとるマンボウ氏の仁徳なのでしょうか、
御本から溢れるのは
ユーモアと、おおらかなこころ、
あたたかさ。
他の誰にも造り得ない、どくとるマンボウの世界。
北杜夫さんの大ファン!と自認する方々は必読、
これから読みます北さんの作品!という初心者ファンさんにもおすすめの、
濃密な内容の一冊です。
20世紀文学&文学史に興味をお持ちの活字マニアさんも、ぜひ~!
「どくとるゥ、だいすきッ!」
「ぐるぐるがるるーる!」(←訳:どくとるにラブコール!)
軽井沢高原文庫では10月8日まで
《北杜夫展 美しい夢とユーモア、ふたたび》が開催されています。
軽井沢へお出掛け予定の御方は、
足を延ばしてみてくださいな~♪