ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

生きる意味

2013年02月21日 | メッセージ
福岡市立那珂中に「命の授業」に伺いました。

良く聞いていてくれて、びっくりしました。



中学生良いなあ。
あの頃に戻り、今の知識があれば
どんなにか違った人生を歩んでいただろう、なんて思います。


最近、友人の死に直面して
ずっと、生きる意味について考えていました。
映画【レミゼラブル】を観ても、登場人物一人一人に
どんな生きる意味があったのかと考えさせられました。

そう考えると、生きる意味とは、
非常にシンプルなものかも知れません。

アウシュビッツの強制収容所で生き残った
ユダヤ人精神分析医フランクルは、
著書「愛と霧」で

ナチス強制収容所とい う、
人類史上かつてない最低最悪の地獄ので、生還できたのは、
「生きる目標」「希望」を持っていたからと考えました。

フランクルは、それを「生きる意味」と表現しました。

つまり、私たちは、生きる手段を手に入れたとしても、

私たちは、何のために生きるのかという
「意味」を手に入れることが出来なければ、

生きている意味の虚しさが、
人間を死に追いやると考えたのです。

逆に言うと、
人は、生きる手段は手に入れても、

何のために生きるのかという
「生きる力」を得ることが出来ないということ。

だから、一日一日、
私に与えられた
「生きること」への責任と義務を果たすことで
意味ある人生にしていこうと思います。

一人でも多くの人が
幸せになるお手伝いが出来ればと思います。
コメント
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