ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

無条件で愛される

2013年05月13日 | カウンセリング

ゴールデンウイークは、東京、自由が丘でのワークショップに参加してきました。

こんな仕事をしているのに、自分もカウンセリングを受けるの?
と意外に思われる方もいらっしゃると思います。
もちろん、私たち、カウンセラーもカウンセリングを受けます。
なぜなら、問題のない完璧な人は居ないからです。
特に、病気でなくても生き辛さを減らし、より自分らしく生きるための
いわば、性格改善だと思ってください。

私自身も10年以上、カウンセリングを受けています。
イライラや落ち込みが減り、
生きるのが、だいぶ楽になりました。
が、まだ、どうしても
人の役に立っていないと、
喜ばれていないと愛されないという感覚が残っていて、
もうその感覚とはお別れしたいと思いました。

私は、両親が働いていて、
子どもを叩く怖い先生のいる保育所に行かなければなりませんでした。
私自身が叩かれた覚えは、ありませんが、友だちの泣き声を聞いて、幼い私は怯えていました。
後に話して分かりましたが、
両親は、そのことを知らなかったそうです。
なぜ、私が話さなかったのかは、わかりません。

3歳ごろの私は、なかなか保育所に行こうとせず、
入り口にある大きな大きなクスの木の周りをグルグル回って、
小さい声で「よし」と言って保育所に入って行ったよ、
決心して行った感じだったと
おばさんがその頃のエピソードを話してくれました。


おそらく、両親が大変そうなのを見て、小さい私は、
「親を困らせないようにしなきゃ、
私は、我慢しないと愛されない」
と思い込んだのでしょう。

小さい子どもは、こうすれば愛されるという方法を直感的に身につけるものです。

今回、カウンセリングを受けて
両親は、本当は大変だっただけで、
無条件で愛されないと思い込んだのは私だと心から思いました。
今までは、頭で理解して、心では腑に落ちない感じだったと思います。
だから、寂しい思いばかりに目が行ってたいたのかなと思います。

写真は、実際の大クス。
私が小さい頃は、フクロウが住んでた樹齢600年と言われる大木。
この木も私を守ってくれてたんだなあ…。
そう思うと、木が顔に見えてきた。
私にとっての移行対象、つまり安心毛布だったのかもしれません。

安心毛布(security blanket)とは、
人が物などに執着している状態を指す。
一般で言うお気に入りや愛着がこれにあたる。
漫画『ピーナッツ』に登場するライナスが、いつも肌身離さず毛布を持っていることにより、
「ライナスの毛布」と呼ばれることもある。
幼児は何かに執着することで安心感を得ている。
成長するにつれ、幼児の時に執着していたものから離れていく。
保育所の中での記憶はないけど、外で遊ぶ時間にクスの木の根っこをぴょんぴょん、何周も何周もしてたのは、覚えてる。


カウンセリングで、愛された方に目を向け
親の愛情を感じた私は、温かくて、心の底から湧き上がる熱い感覚を感じました。
「寂しいと感じると、愛されていない」と感じていたのも、
人の真顔(保育所の先生)が怖かったのも
理由が分かりました。
カウンセリング後、人の真顔が怒っている顔に見えなくなりました。

きっと、あの叩く先生もストレスを抱えていたのでしょう。
母親や先生のストレスが減ることは、大切ですね。



ゴールデンウイークは、宮城県南三陸にも行ってきました。
桜の季節でした。
震災から2年以上も経つのに、復興は、まだまだです。
被災地以外の人も忘れないで、自分の出来ることを支援していけたら、いいな。


「to U 」

作詞:桜井和寿 作曲:小林武史

池の水が鏡みたいに空の蒼の色を真似てる
公園に住む水鳥がそれに命を与える
光と影と表と裏
矛盾も無く寄り添ってるよ
私達がこんな風であれたら...

愛 愛 本当の意味は分からないけど

誰かを通して 何かを通して 想いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ

瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
「枯らす事なく育てていける」と誰が言い切れる?
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように 色とりどりの祈り

愛 愛 それは強くて だけど脆くて

また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく
沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ

愛 愛 本当の意味は分からない
愛 愛 だけど強くて

雨の匂いも 風の匂いも あの頃とは違ってるけど
この胸に住むあなたは 今でも教えてくれる
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから 頑張らなくてもいいよ
今を好きに もっと好きになれるから あわてなくてもいいよ
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たった一輪

2013年05月13日 | メッセージ
たった一輪の花。


恋人、パートナーからもらった
せたった一輪の花には、不満が沸くだろう…。
例えば、結婚記念日、誕生日。


子どもからもらったたった一輪の花。
「お母さん、ありがとう」
の言葉を添えて、子どもからもらった一輪の花には、嬉しくて涙が出そう…。


この惑星の子どもという存在は、
たまらない…。

この惑星の夫という存在は、何かと損だ…。



写真は、対馬空港の近くで見つけた野いちご。

ポカポカとうららかなランチ会場から海を望む。
春爛漫!



ブログ開設から今日で、2009日。
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