ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

関わる

2013年05月20日 | こころの子育て
人と関わること。

人と関わることは、わずらわしい。
めんどくさい。
傷付く。
友だちが病気だと心配でたまらない。
でも、元気になるのが待ち遠しい。
逆に、心配してもらうと嬉しい。
だから、早く元気になろうと思える。

最近は、人と関わることがわずらわしく、
なるべく関わらないようにしている人が増えてると
以前ブログに書いた。

それを読んだ一人暮らしの女性が、
意識的に人と関わろうとしたと話してくれました。
隣りのおばあちゃんが、訪ねてきて、
「おかずをたくさん作ったから」と、
晩ご飯のおかずをお裾分けしてしてくれるそう。
度々来られるとちょっと、わずらわしいと感じたりしたけど、
やっぱり、関わろうと、お返しを持っていくと
また、お裾分けをいただくというお付き合いが、
最近出来てきたそうです。

「昭和みたいでしょ?」
と話してくれました。
確かに、昔はこうして、お醤油や味噌の貸し借りをお隣さんとしていたものです。
コンビニも24時間開いていて、便利になった分、
人と関わるチャンスが減ったのかもしれません。

わずらわしさもあるけれど、
人は、やっぱり、一人で生きていけないから、
人と関わることを避けられない。

それなら、愛情と時間を人に注ぐことをしてみませんか?
愛情を注ぐと、人のことで心を大きく動かされることもあります。
こんなに揺り動かされるなら、関わらない方が良いと思うこともあります。
ましてや、嫌な思いをすれば、しばらくは、人と関わるのが嫌になります。

でも、関わりたいのが、本能なので、また、傷が癒えて、人と関わるようになります。

人と関わることの良さは、悲しみを分かち合えるし、
喜びも幸せも二倍になる。

一生、独身の方が良いと言う人も増えています。
その中には、人とは、ほどほどの距離でお付き合いし、
人とあまり関わらないようにしている人もいます。
デメリットを避けると、メリットも得られない…。
ああ、難しい!
結婚も、やはりデメリットとメリットのどちらが大きいか…なのかなあ


写真は、博多駅前の道路脇で見つけたバラ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする