ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

感受性が豊かなメリット

2016年11月27日 | こころ
ドロップさん
n-skyさん
フランスのTさん

コメントありがとうございます!
インターネットって、すごいですね。
フランスやイギリスでものぞいてくれてるんですね。ずっとつながっている気がして嬉しいです。

ありがとうございます(^-^)/また、コメントくださいね。


さて、さて…ここ数日、私なりに理由を考えてみました。

なぜ、感受性の豊かな人がアウシュビッツで生き残ったのか???

感受性が豊かだと、感じすぎたり、考えすぎたりして、

落ち込んだり、過剰に苦しんだりいてしまいますよね。


逆に、感受性が乏しいと、
例えば、ストレスフルな状況なのに、自分のストレスがわからない。

毎日忙しく、かなりのストレスがかかっているはずなのに、
自分の「つらさ」をはっきり自覚できない。

「肩凝ってますね〜」
「無理してるんじゃないですか?」
などと言われても、ピンとこない。

こうした場合、「失感情症」(アレキシサイミア)の可能性があるかもしれません。

【失感情症 アレキシサイミア】

「失感情症」とは、アメリカの精神科医、シフネオスが提唱した概念です。

自分の感情を意識できず、感情を言葉や態度によって表現しにくい状態を意味します。

「失感情言語症」と呼ばれることもあります。

失感情症の状態にある人々は、
過剰なストレス状況下にあっても、
つらい感情を意識しにくいため、
状況を改善させたり、
周りに助けを求めたりせず、
頑張り続けてしまうことがあります。

その結果、身体に負担がかかってしまい、
胃潰瘍や潰瘍性大腸炎、狭心症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの「心身症」を発症することが少なくありません。

心のつらさが「体の病気」として現れてしまいがちです。

失感情症によって心身症を発症すると、
胃の痛みを感じて「胃腸科」へ、
咳が治まらないので「呼吸器科」へ、
というように、まず身体疾患の専門医を受診される方が多いようです。

しかし、身体疾患を治療しても、
原因となる「ストレス」をコントロールしない限り身体疾患は完治せず、
軽快しても再発を繰り返してしまう方の中には、
お医者さんからの勧めで
メンタルクリニックやカウンセリングにやって来られる方もおられます。

感受性が豊かだということは、傷つきやすかったり、
人の気持ちを考え過ぎたりして
本人は大変ですが、
その分、気づきもあり、落ち込んだ分、成長するのだと思います。

コメント (2)
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