ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

両手で皿回しをしていたのに気がついた

2019年03月08日 | カウンセリング

両手で皿回しをしてることに気づくことがあります。

 

皿回しをしていると言うのは、人の機嫌を取ったり人を喜ばせることを一生懸命やっているというようなことです。

 

それが、ほとんど無意識だったので、

意識していなかったけど、気がついたという意味です。

 

しかも片方の手だけではなく、両手で皿回しをしていたとしたら…

 

肩、首すじに力が入り、胃が痛くなりそうです。

 

自分の事は後回しになっていた。

 

こんな感覚を持つ人は少なくありません。

 

生まれ育った家族で、

例えば、

・両親の仲が悪い

・お母さんがお姑さんと仲が悪い

・暴力を振るう人がいる

・生活するのがやっとで子どもの面倒を看る余裕がない

などの家族で、子どもの側が親の心の面倒を看てきたという生育歴を持つ場合です。

こうした立場になりやすい人は、

優しくて、人が喜ぶことが自分の幸せになるようなタイプです。

こういうタイプの方は、

自分の周りのことばかりを一生懸命やっていて

もういっぱい、いっぱいになった時に、

カウンセリングルームを訪ねてくれることがあります。

心理カウンセラーとの面談で、お話ししていく中で、

自分では気づかずに親の面倒を見ていることを自覚したときに、

自分の事は、おざなりになって我慢ばかりしていたことに気がついていかれます。

もう、皿回しの手を止めて

両手は自分のために使ってください。

これからは

両手を羽ばたかせ、自由に自分の道をこれから歩んでいってください。

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